2007.06.10 (Sun)
黒衣の騎士との夜に
Mystiqueアマンダ・クイック 著
アメリカ
中谷ハルカ 訳
ヴィレッジブックス
両親を亡くしたアリスは冷酷な叔父のもとで辛い毎日を送っていた。ある日彼女は従兄弟からとある石を贈られる。ほどなくヒューという騎士が現れ、石の所有権を主張するが石は既に何者かに盗まれていた。アリスは自分と弟の幸せのため、“非情なヒュー”の異名を持つこの騎士と石をめぐり取引をする。
きゅんとしたくて読んでみたけどあんまりきゅんとしなかったw
面白かったと思うけどどうも読み返し力はわかないかな。
なんかこの作者さん、女性の魅力を香辛料に例えるの好きだなあ。
あと好きな色は緑色だと思うよ。
というわりとどうでもいい情報を得たところで終わってしまった…
それにしても、ああいう言葉たちで中世の女性たちはときめいていたんですかね。ううむ。
何より、非情非情と散々いわれてるのに、肝心なところはすべてアリスの言いなりになっているヒューが全く非情に見えないところがアーハー(´-`)
ラストの洞窟のシーン(ラブシーンでなく事件の顛末)は中々ドキドキしました!
キャサリンかわいそうだなあ(ノД`゚)
2006.11.08 (Wed)
バタフライ・エフェクト
The Butterfly Effectジェームズ・スワロウ 著
アメリカ
酒井紀子 訳
竹書房
エヴァンはごく普通の少年。ただし、突発的に記憶喪失に陥るという奇病を患っていた。たて続けに起きた不幸な事件から逃れるように町を離れていったエヴァン。平穏な日々は過ぎていくがある日、治療の一環としてつけていた日記によりタイムスリップ出来る能力に気付く。大切な人を救うため、彼のとる行動とは…
この映画なんかすごかったよなあ…としみじみ感慨にふけりながら読みました。
butterfly effect : カオスな系は、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そのことが「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」と、よく例えられ、これをバタフライ効果と呼んでいる。(Wikipedia)
「もしあの時こうしていたら、今頃どうなっていただろうか」
エヴァンたちが生きている世界はとても過酷で私には馴染みのないものですが、この思いって誰でも一度は胸を掠めるものじゃないだろうか。
そしてある一点だけ正しい(と自分が思っている)方向に治してやりさえすれば万事うまくいく。
主人公エヴァンもきっとそう思っていたに違いない。
それでもまさにバタフライ効果で次々と狂ってゆく運命。
彼はどう決着をつけるのか。
…何テンションだろう自分…
痛い描写が多くて最初のほうはちょっと読むのがつらめでした。
だけど話はすごくしっかりしてるの!
どんどんひきこまれるよ。おすすめです。
本は読み返せるのでしっかり場面の意味がわかってああ、練られているなあ思うです。
映画もスピード感があふれていてよかったけれど、頭が追いつかなかったりもした…
そして、こんなに悲しいハッピーエンドって今まで見ただろうか。
私が把握しているだけで・劇場公開版 ・DVD特典版 ・ノベライズ版 というラストが存在しているようですが、どれも悲しいよ…
それでもこのノベライズ版が一番きらきらしています。
甘っちょろいと言われてもこのラストが救われるよ。
ちなみにDVD特典版は実際観てはいないのですが、ネットで知ってしまったときは目を見開いて絶句、でした。
泣いてもいいですか。・゚・(ノД`)・゚・。
