映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
とんでもナイト
2008-07-03 Thu
とんでもナイト
小坂理絵 著
日本
講談社

屋敷カンナは普通の女子高生だが父ムサシが超過保護なことに悩んでいた。ロボット工学の権威であるムサシは、カンナが恋をしていると知り虫よけにボディガードヒューマノイドを完成させてしまう。小次郎と名付けられたそのロボットと共に生活するはめになったカンナだが…


この脱力感あふれるタイトルに感動を覚えメロメロなワタシ。
ダジャレとか、くだらないて言われるほど一度はまると抜け出せないんだよね。
小次郎の正式名称?が「パパ守って7号」であることは特筆しておきたい(なぜ)


いやあ可愛いカップル。
カンナかわいいよカンナ。
ツンデレという言葉があったのかなかったのかよくわからない時代に素敵なツンデレヒロイン。
2人の嫉妬がほほえましい。

ライバル美緒ちゃんもいいキャラだったなー。
いい子だ。「幸せになれるの?」と聞くシーンはぜひ欲しかったところで、よかった。


以下隠しておいたほうがいいかなー程度の微妙なネタバレ含みます
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くるみと七人のこびとたち
2008-07-01 Tue
くるみと七人のこびとたち
高瀬綾 著
日本
講談社

13歳の少女くるみは親戚の絵本作家・ハルヒに淡い恋心を抱いている。ドイツ旅行から帰還してきたハルヒに会いにいくくるみだが、彼の家はもぬけの殻。その時一冊の絵本から2枚の肖像画、7人のこびとたちが飛び出してきた。彼らはくるみに「ハルヒは白雪姫と恋に落ちた」と告げる。


『VAMP!?』で少し書いた、探していた昔の漫画というのはこれです。
記憶が確かならこの作品第一回目が掲載されたやつが『なかよし』デビューな気がする。
92年か…うわあ…
ずっと忘れていたのにな。ほんとネットなんてするもんじゃねえな。


お話自体は結構タラッタララ〜♪のうちに進んでしまうのね。
レオの小芝居といい(あれじゃあくるみたちは騙せてもおおきなおねえさんたちは騙せまいw)まあモチーフの可愛さで読ませる感じ?
ほわほわいい感じなんだけどね。
第一狂った物語の修復ていうのが妙にツボだ。

カイル王子かっこいいね。
目でかいのにりりしく見えてびっくりです。
それにしてもメルヘンな絵柄でキスシーンされるとこっちが恥ずかしいもんなんだな(笑)


終盤の最後の戦いに挑む前、これまで出てきた人たち全員集合〜は苦笑に近いものを感じながらもウルウルしてしまった不思議。

そして、そしてラスト!くはー秀逸!
甘く切ない、て表現がぴったり。
とても悲しいのに幸福感に似たぬくもりを感じる。
こんなに清々しい禁断の恋があっていいのか(ノд`)
5巻の表紙が婚礼衣装にも見えてなお切ないやね。
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VAMP!?
2008-06-22 Sun
VAMP!?
小坂理絵 著
日本
講談社

幼い頃両親と死別し、修道院に暮らす りお。“女地獄”の生活を送る日々だが、ある日行き倒れの美少年を発見。その場に放置するわけにもいかず連れ帰るがりおの部屋で目覚めた彼は…


昔の漫画を探してたらふと目に入った小坂理絵の文字。
あー『セキホクジャーナル』大好きだったなあとか懐古モードになってつい購入してしまいました。
7年前(!)の漫画だそうですがすでに『なかよし』は卒業してたので完全な新作気分。
どうでもいいけど妹がなかよし、私が『りぼん』担当でした。

そうだこの人ギャグが面白いんだよね〜と初めて読むのに懐かしさを覚えながら読んでた。
可愛らしい絵としゃべってる言葉のギャップが素晴らしい。
「いまの邪悪なツラを石膏で固めてシスターのまえに引きずりだしてやりたい!」(p44)過激ですw


微妙にネタバレしそうなので以下隠して
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なんて素敵にジャパネスク 人妻編 1〜6巻
2008-06-19 Thu
なんて素敵にジャパネスク 人妻編
山内直実 著
氷室冴子 原作
日本
白泉社

小説(原作):『なんて素敵にジャパネスク』

紆余曲折を経、晴れて右近少将・高彬と結婚した内大臣家の瑠璃。大人しく平穏無事な人妻生活を送っていたが、帥の宮という公達が瑠璃にご執心という噂が立ち上り嫉妬する高彬との間がぎこちなくなってしまう。さらに吉野で会った峯男にそっくりな男が目の前に現れて…


原作者の氷室冴子さんが亡くなってしまいましたね。
私はジャパネスクと『碧の迷宮』という未完の作品を読んだぐらいですけど、それでも惜しい人を亡くしたなあというのはわかります。
新聞でたまたま追悼の記事を目にしてしんみり。
とにもかくにもお疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。


うってかわって漫画の感想。
まず帥の宮編の漫画化自体が待ち望まれていたことだったのでそれだけで嬉しい。
小説の感想のところでもちろっと書いたけど、2巻での高彬の狼藉描写が物足りねえなと思った以外は忠実な漫画化で楽しかった。
厳しいこといえば物足りないと思わせちゃいけない見せ場ではあったはずだけど。

ただ、今回刊行された6巻については、う〜ん…以降に期待?というところ。
仕方がないんだけど2話まるっと登場人物が座って話してるだけ、それを主役が身動ぎせず解説役にまわっている状態が続いているのはきつかったなあ。
絵としてはほとんど動きがなく、台詞・モノローグも長くて入り組んでるのでどうしてもホニャララーと流し読みに近い感じになってしまう。
展開知ってるから余計。

原作に忠実かつ漫画としても面白いって難しいねとつくづく。
次巻はいろいろ動きも起こるだろうし、ラストには変わらぬ期待を抱いています。

扉は27話のかき氷食べてるやつが可愛かったな。
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コーラス 2006年 11・12月号
2008-06-06 Fri
コーラス
日本
集英社

漫画雑誌なんて何年ぶりに買っただろう。
いやに軽くて、ああ大人になったんかな自分と思ってたらあれか、紙が変わったのか。

大半連載なのでわからないのも多かったけども、谷川史子の『プリズム』(これは読みきり)、石井まゆみ『キャリア こぎつね きんのもり』、河内遥『空の箱庭』がいい感じでした。
下吉田本郷『万福児』、伊藤理佐『ヒゲぴよ』もキライじゃないw


さて、今回のお目当ては前後編で収録の勝田文『林檎の樹の下で』。

華族制度が残る昭和10年代。伯爵令嬢の極子(きわこ)は池島侯爵との縁談が噂されていたが、彼の高慢さに反感を抱いていた。ある日友人“えん”の父親が主宰するサロンに出入りする貧乏画家・佐野と出会い、極子は彼に惹かれていく。

こんなお話です。
どうでもいいけど侯爵の侯と気候の候って字が違うの初めて知りました。


以下は林檎〜のみの感想。ネタバレで
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