2007.04.26 (Thu)
罪と罰
Преступление и Наказаниеフョードル・ドストエフスキー 著
ロシア
工藤精一郎 訳
新潮社
『エリザベス』以来の活字です…何ヶ月空いてるよ!
試験挟んだり電車で寝続けたりで超鈍足な読書生活でした。
「一つの微細な罪悪は百の善行により償われる」「選ばれた非凡人は新たな世の中の成長のためなら社会道徳を踏み外す権利を持つ」独特の論理に基き高利貸しの老婆を殺害したラスコーリニコフ。しかし予想外の殺人をも犯し、罪悪感に苛まれ続ける。そんな彼の前に現れたのは、売春婦に身をやつしつつも敬虔に生きようとするソーニャであった。
高校の時半分ぐらいまで読んだんですけどね、ばっちり挫折。
人の名前も長いしさ。呼び名多いしさ。カタカナだしさ。
やっと読めました。でも今回もすっごい時間かかって“やっと終わった”というのが正直なところ。
恋愛小説でもあり、推理小説でもあり、思想?小説でもあると聞いたことがありますが、本当に盛りだくさん。
ぎゅぎゅぎゅっと濃い1冊ですね〜。
ラストやはり、きた!!(ノД`゚)
あと、ラスコーリニコフの告白そしてソーニャの「いっしょに十字架をせおいましょうね…!」(全集8・p74)というところね。
ソーニャ、最初はおどおど子なのに、どんどん強い面が出てきて圧倒される。
同じく印象に残った場面としてはラスコーリニコフとママンの最後の会話。
母親の悲しさというか、発狂寸前の姿がとても切ない。
殺人を犯した後どんどん混沌としていくラスコーリニコフの頭の中も、高校の時は「こっちまで頭おかしくなるわ!」と思ったものだけど(これも挫折した理由のひとつ)今回はすんなり読めました。なんででしょ。
共感…とまではいかないまでも、否定できないんだよなあ。
あ、あとスヴィドリガイロフのエピソード、多分よくわかってないんだけど、好きです。
やっぱり人間、外の空気を吸わなきゃだめだね!
考えすぎはこわれる。体も動かさないと毒ですね(どういうシメ)
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