映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
マリー・アントワネット
2007-02-01 Thu
Marie Antoinette
ソフィア・コッポラ 監督
2006年 アメリカ 122min

CINECITTA' CINE12
488s SRD/DTS/SRD-EX/THX


――Movie of girls, by girls, for giiiiiiiiiiiiiiiiiirls!!!
て感じ。1日なのに女ばっかりでした。

同盟のため王太子妃となるべくフランス・ヴェルサイユへやってきたオーストリア皇女マリー・アントワネット(キルスティン・ダンスト)。しかし夫のルイ16世(ジェイソン・シュワルツマン)はまるで子供で、彼女に指一本触れようともしない。さらに窮屈な宮殿のしきたりや心無い噂などに彼女は人知れず孤独感を募らせる。寂しさを紛らわすためマリーは夜ごとパーティー、ギャンブルに耽っていくのだった。


改めて、チネチッタ4年連続首位おめでとうございます
13館足したらそら1位になるんじゃないのとかはおいといて。ラヴ!
久しぶりのTHX。まあ違いなんてよくわかりませんけど。
あ、プチ・トリアノンでの家畜の鳴き声がやけにリアルな気はしました(笑)距離感とか。


想像していたよりずっとポップ。そして歴史物を観ている感じはほぼゼロ。
売り文句通りまさに等身大の女の子としてのマリー・アントワネットがそこにいます。
「わがまま王妃」「悲劇の王妃」という言葉にふさわしくないその描かれ方は、彼女をあの中で一番普通の人に感じさせました。
まさかこーんなに共感を覚えるとは思わなかった。

そりゃああんな立場にいたら贅沢な遊びに逃げたくなるし、
ポリニャック夫人(ローズ・バーン)みたいな金食い虫でもお友達なら傍に置いておきたくなるし、
フェルセン(ジェイミー・ドーナン)にも溺れるってもんです。
マリア・テレジア(マリアンヌ・フェイスフル)にも『ベルサイユのばら』ではご尊敬申し上げていた(笑)んだけどなあ。
あんな手紙もらわなくたってマリーはこのままではいけないのはわかってるし、今彼女に必要なのは助言じゃなく共感なんだようって思ってしまう。

まさかこの映画で泣くとは思っていませんでした。
一人泣くマリーにつられてもらい泣きほろりほろり。


おまけ:昔ヴェルサイユで撮ってきたやつv(じみじまん)
左・マリーの「儀式用」ベッドの天蓋 中・有名なあの肖像画 右・鏡の間
なんかやたらとシャデーリアばっか撮ってたな…


とことん彼女に共感させるためなのか、首飾り事件やヴァレンヌ逃亡事件などについてあまりにもノータッチだったことに多少の違和感は覚えるものの、すっかりマリーが愛しくなっているので無問題。かもね。
同様に影というか暗の部分というのがすっごくさらさらり。
だけど王子の死を表す?絵の掛け替えシーンは印象的だったなあ。さらりとしすぎて逆になんか残った。

ルイ16世もかわいそうな人ですよねー。
悪人でなくただ不器用で愚かだったというのが。
終盤で、普段通り食事する姿が、王の貫禄にもどうしたらいいのかわからないボンボンにも見えたわん。


とにかく映像も可愛くて音楽もロック、楽しい映画でした。
キルスティン・ダンストも私初めて観たんですけど美人美人!ていう感じではない、でもすっごく愛らしいみたいなところがなんとなくマリー・アントワネットぽくてよかったです。
衣装や調度にお菓子、そして本物ヴェルサイユ宮殿に大興奮!
子役とお犬様もかわいすぎ。
思っていたより自分が女の子でびっくりそして安心しました(笑)おっさんじゃなかたよ!
欲を言えばフランス語だったらよかったのにね。あのぼひゅぼひゅした言葉でDoよ(なにが)
別窓 | アメリカ映画 | コメント:2 | トラックバック:3 | top↑
<<王妃マルゴ | lair | 巌窟王>>
この記事のコメント
こんばんはー。
キルスティン扮するマリーは愛らしいですよね。マリー以上に長女の女の子も信じがたくかわいかったです!フランス人形そのものみたいで。この子はしかもフランス語話してますし。
私もヴェルサイユには行ったことがあるのですが、トリアノンまでは行けなかったので、映画観てたら俄然行きたくなってしまいました〜。

それと、ブックマークに加えてくださっていたんですね!こちらでもリンクさせていただきますね。これからもよろしくお願いしますv-344
2007-02-02 Fri 00:05 | URL | リカ #-[ 内容変更]
>リカさん
こんばんは。本当に愛らしさで出来ている映画でしたよね。
マリーテレーズ可愛かったですね!まさにお人形さんとしか言いようがない。しかも仏語だったんですね気付かなかった(要求しといて…ダメ耳)。トリアノンは私も行けてないです(> <)一般公開が始まったというのでいつの日かぜひぜひ目にしたいですね!

あ、そうなんです登録させていただいてます〜。こっそりですみませんです…リンクありがとうございます!こちらこそどうぞよろしくお願いしますv
2007-02-02 Fri 22:07 | URL | のぞみ #aEmTB4nk[ 内容変更]
top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
Marie Antoinette私、ソフィア・コッポラとはほとほと気が合うと信じ込んでおりますので、好きにならないはずがない。これが21世紀に生きる「マリー・アントワネット」。ハプスブルク家、女帝マリア・テレジアの末娘にして、ブルボン王朝最後のフランス王妃となるマリー・.. …
2007-02-01 Thu 23:55 気まぐれ映画日記
ベッドルームを愛するすべての人たちへ『マリー・アントワネット』 監督:ソフィア・コッポラ 出演:キルスティン・ダンスト映画全体としてパーティの喧騒よりパーティの終わりに重心を置いてる作りに、非常に納得がいく。僕らのストックするあの日の思い出で今でも鮮明に …
2007-02-13 Tue 19:34 HELLOGOODBYE
 上映終了間近のマリー・アントワネットをやっと、やっと見てきました。 …
2007-02-26 Mon 03:05 よしなしごと
top↑
| lair |