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ジーヴスと朝のよろこび

2009.12.09 *Wed
Joy in the Morning
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『サンキュー、ジーヴス』
シリーズ次作:『ジーヴスと恋の季節』

ロンドンの街でかつての婚約者フローレンスと再会してしまったバーティー。彼女が旧友のスティルトンと婚約中であることを知り胸をなでおろすが、思わぬ好印象を与えてしまい怪しい雲行きのまま別れる。そんな折、バーティーはフローレンスの父・海運王パーシー伯父の商談のために協力を乞われる。固辞するバーティーだが友人ノビーとボコとの婚約に壁が立ちはだかっていると知り、彼らの集う鬼門スティープル・バンプレイに向かう決意をする。


またしても、いつものことながら、バーティーの周りの人々のフリーダムさには感銘を受けます。
周りの人々にはもちろんジーヴスも含みます。


以下、ネタバレで


釣りだけのために主人を危機にさらす従僕…そして要所要所で的確にさらなる危機を提供する従僕…
そしてバーティーの秀逸な言い回しには毎回ニヤニヤヘナヘナ。

パーシー伯父さんも恐れるアガサ伯母さん…意外と直接のご登場にはあまりめぐりあってないのよね。
もうすごそうだ。しかも数十年越しの愛っぽいし。
伯父さんの狼狽ぷり&エドウィンの嫌われっぷりにわろた。実の親子なのに。


で、毎回スープにズブズブに漬かりながらも騎士道を全うし家訓を遵守するバーティーがいとしい!!
フローレンスにも手紙じゃなくて直接言えよって思ったけど女性からの求婚は断れないんだもんね。改めてすごい家訓。


本作はウッドハウスがナチの監禁中?に書かれたものだそうです。
なるほどジーヴスの策はSっぷりたゆたいながらもイマイチ冴えない。
バーティーがいやいや言ったってそこにびっみょーなメリットを見出させるのが常だと思ってたけど、今回は「断ることだって出来るはずです」なんてらしくないような気もしたし。
でも作品外の事情・雰囲気を持ち込まずひたすらおバカ街道を驀進する展開には脱帽。
面白いながらも複雑な気持ちになりました。
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鑑賞頻度はちびちびです。

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