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小公女

2009.07.30 *Thu
A Little Princess
フランシス・ホジソン・バーネット 著
アメリカ
伊藤整 訳
新潮社

19世紀、インド生まれの少女サアラは7歳の時にイギリス・ロンドンの女学院に入学、寄宿舎で生活を始めた。愛する父と別れた寂しさを抱えながらも豊かで幸せな生活を送っていたサアラであったが、11歳の誕生日に父の訃報と破産を告げられ、特別待遇だった生活が一変する。


サアラ…古めかしい表記だ。
このこすごいよ!!
幼さを抜きにしても苦境の中誇りを失わずに生きている姿は文句なしにかっこいい。
まさに公女さま。妄想もここまでくれば立派
気の持ちようでこんなにも周りの景色を鮮やかに出来るというのにははっとさせられます。
そんな中、ごくごくたまに、弱気なところを見せるのも胸に来る。
誰が責められようか。

幸せの転機は世間狭すぎだろというつっこみは野暮というものです。
たとえ大人向けでもこんな子が幸せになれないエンドはヤダヨー。
(それを考えると『マッチ売りの少女』とかひどい話だよな…)
おとうさま、もう少しねばれれば…


余談になりますが、「女中奉公をしても公女さまでいられるように、サアラは教養―たとえばヘンリイ八世が六人ものお妃を持っていたことなどは忘れないようにしようと心に決めた」的な文があってニヤリでした。
つくづく教育に悪い史実だ…


本作を読もうとしたきっかけは以前ちらっと観た名作アニメの特集かなんかで流れてた『小公女セーラ』の一場面。
すでにセーラのパパンは亡くなっている状態で、いじめっこラヴィニアがセーラを自分付きの女中にしてやろうとするところ。
もちろん断りたいけどそんな権利はないセーラは「承ります」と答えながらも「ラヴィニアがかつての学友を女中にしたいと言うのなら」みたいなことをちゃっかり言い添えます。
あわれラヴィニアは常識人のラヴィパパにこの恥知らず!と折檻されて女中のお話が反故になるエピソードでした。
そのしたたかさに惚れた。

…ので楽しみに読んでたらアニメオリジナルエピソードだったみたいでこんな場面に差し掛かることなくサアラは幸せになってしまいました(しまいましたて)
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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM
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映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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