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コンスタンティノープルの陥落

2009.05.07 *Thu
コンスタンティノープルの陥落
塩野七生 著
日本
新潮社

古くから栄え、1000年以上の歴史を誇る東ローマ帝国。一時は地中海を圧倒的に支配する大国だったが次第にその勢力は衰えており、15世紀コンスタンティヌス11世の治世下の際には首都コンスタンティノープルと一部の土地を有するのみとなっていた。そんな状況下のコンスタンティノープルを虎視眈々と狙う者がいた。オスマントルコの若きスルタン・マホメッド2世である。


300ページ足らずと薄いのでさっさ読み終わると思ってたのにぎっちりしていて中々進まなかったとです。
カタカナ多いのも手伝ってぐっちゃら。
いよいよメモを取りながら、相関図ガリガリしながら読書する時がきたのか…!とか考えながら無理やり読破、なんとかなった(と思う)。
おんもしろかったー。


以下はネタバレ。史実ご存知ならネタバレでもなんでもないんですが。


あっさりトルコが勝つと思いきや防衛軍の粘りに敬服。
結果を知っててもスリリングでした。

トルコサイドから見ても落ちそうで落ちない・問答無用の手段で突破、と痛快なお話になりそうだけど、どちらからというと敗者側から物を見ているので黄昏の描写も加わっていて万感の思い。
最後の総攻撃前のミサは胸が詰まります(ノд`)
こういう最期を覚悟した穏やかなシーンに弱い。

だけど連合軍ゆえなのか、ところどころ亀裂が生じたりしてもどかしい。
ビザンチン側もイライラするほど呑気だったり、ヴェネツィアとジェノヴァが焦ってるの見て少しすっとしてたりしてて情けねえな。
自分の国が滅びようとしてるのになお、そういう思いって捨てられないんだね~。


この作品に限らず、コンスタンティノープル陥落という出来事って映画化されてそうなもんなのに、ないみたいですね。
若き征服者、滅びるかつての大国、スペクタクルな戦闘シーン…とそういう要素いっぱいあるのに。
これに一組のカップルの恋模様を無理やり絡めてえいやっと仕上げる人いると思うんだけどな(笑)
そうそう、Wikipediaからとべるflashがすばらしかったです。
CATEGORY : 日本文学
THEME : 歴史小説 / GENRE : 小説・文学
DATE : 2009/05/07 (Thu)
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