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オペラ座の怪人

2009.04.11 *Sat
Le Fantôme de l'Opéra
ガストン・ルルー 著
フランス
長島良三 訳
角川書店

映画:『オペラ座の怪人』

19世紀末のパリ、オペラ座では度々不可解な出来事が起きており、それらは“怪人”の仕業と噂されていた。支配人交代を記念するガラ・コンサートの晩、大道具係主任のジョゼフ・ビュケの首吊り死体が発見される。時同じくして舞台ではクリスティーヌ・ダーエが素晴らしい歌声を披露して大成功を収めていた。


久しぶりに読みました。
昔映画版に夢中になってたときよりすらすら楽しく読めたかも。
すらすらすぎてあれ拷問部屋の場面こんなに短かったっけて勢いです。
初読のときはもっと怖かったなあ。


変なところで切り、以下はネタバレです


ラウルもまあヘタレだけど昔ゲンナリした程ではなかったです。
むしろ普通に勇敢な青年の部類に入るはずなのに恋敵が特殊なせいでなんか気の毒だわ(笑)

オペラ座の、華やかさもだけどおどろおどろしい感じとか舞台裏の雑然とした感じとかいいなあ。
単なる文化・娯楽施設ではなく一つの世界を形成しているのがたまらない!
実際住んでる人もいたってのはすげえなあ。
世界が壮大すぎて地下の描写の想像がうまく出来ないのが悲しいところですが。
昔観た世界ふしぎ発見のオペラ座特集すごかったよなー。全然外観と違ってた。
そしてそのときの映像の記憶にもエリックのすみかは組み込めず。


天使の音楽をぜひ聞いてみたいなあ…
実在したとしても私の元へは来ないに違いないので、より憧れてしまいます。
墓地でのヴァイオリンとか、どんなんよ!
『香水』の香りといい、こういうのは小説の強みだよなあ。ずるい。


で、エリック。
ルックスって大事やね(…)
「可哀想で不幸せなエリック!
 彼をあわれむべきか?それとも呪うべきか?
 彼はただ、人並みになりたいと思っていただけなのだ!
 だが彼はあまりにも醜かった!」
(p451)
ここに集約される気がする。
もちろん犯罪者でもあるし身近にいたら丁重にお断りしたいストーカーっぷりですけども。
彼の背負い込んだ悲しみやら恨みやらがはしばしから滲み出てて、ただただ切ないです。
唇合わせないキスでさえ切望していたとか。

映画版はつくづく彼のスケールは小さくなったのね(苦笑)
もちろん、大好きなんだけど。


ジリー母娘はつくづく映画版で出世したよなー。
原作は原作で味があったけど。

…クリスティーヌについて一言も触れていませんねw
映画版よりは意志を感じるかなあ?
一番綺麗だわと思うところはやっぱり最後の聖女だったというところ。
あと、身を隠し指輪を嵌めてあげるところとかも想像すると何ともいえない気持ちになる。
というか映画版の指輪の行き来がおかしいんだよな…
大人の事情があるんだろうけど人のもん自分からのプレゼントにするなよ…
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鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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