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赤ひげ診療譚

2009.03.05 *Thu
赤ひげ診療譚
山本周五郎 著
日本
新潮社

三年間の長崎遊学を終えた医師の保本登。美しい許婚、幕府の御番医という順風満帆な未来が彼を待っているはずであったが、江戸へ戻った彼は許婚の駆け落ちを知らされ、さらに重労働・安月給の養生所への見習い勤務を命ぜられる。登はそこで医長・新出去定と出会う。四十代の精悍さと六十代の落ち着きを併せ持った新出は、陰で“赤ひげ”と呼ばれていた。


数年ぶりの再読です。
うーん、初読のときは去定の気高さとか下町人情とかを前面に感じて、前向きな印象を受けていた気がしたのですが。
こ、こんなやりきれない話ばっかだったけか…という感じ。
「おくめ殺し」を除けばどれも解決まで書かれてないんだよね。
森鷗外の『高瀬舟』と似たような読後感が漂う。
リアルっちゃリアルだと思うんですけどね。世の中は厳しいわあ。

そして当時も今も思ったことは ちぐさ と まさを との対比が極端というか安直ではということ。
ちぐさがひたすら器ばかりの哀れな女という書かれ方でもにょもにょ。
それぞれ別方向にいいお嬢さんですね、じゃだめなんか。
弱さは別にいいと思うんですよ、弱い人だったんだろうけど少しは美点もなかったのでしょうか。


終わり方はよかったです。なんだか ふふ となる。
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鑑賞頻度はちびちびです。

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のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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