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しゃばけ

2009.02.23 *Mon
しゃばけ
畠中恵 著
日本
新潮社

江戸の大店の一人息子の一太郎はひどく病弱。大甘の両親達と手代たちに囲まれなんとか十七の今まで生き延びてきた。そんな彼は幼い頃から妖(あやかし)と親しんでおり、手代の佐助と仁吉も実は強力な力をもつ妖である。とある夜、忍び出ていた一太郎は怪しい男と行き交い、襲われるが、妖の力を借りすんでで逃げ出す。それは連続殺人事件の始まりの夜であった。


殺人事件、しかも結構残虐な手口を描写してるのに、全体の雰囲気としてはのんびり人情もの。
なんだかんだ言って身近な人は死んでないのもあるな。


ネタバレかどうか微妙だけど以下隠します


ミステリっぽい感じがあったので妖の仕業だったらそれ反則じゃん!と思いましたが、読んでるうちに気にならなくなっていき、ほほおと納得できましたのでよかった。
ほんのり切ないのう。
でもそれで殺されちゃった薬種屋の人たちはたまったもんじゃないな。

妖の面々が楽しい。愛嬌がありますね。
若だんなもなんだかっこいいじゃないか。

ただ、若だんなと手代、特に仁吉のキャラクター造形が誘い受け(笑)というか…
いかにも「こういうのうけるんだろうなー」という感じがしてしまいましたとさ。
男性に対する黒髪の乙女(『夜は短し歩けよ乙女』)に呼応するような。わかる方だけ汲み取ってください。
いや、好きなんだよ。掛け合いとか。


軽妙で良かったけど本当にさららーすぎてちょっと物足りないかな。
まあ楽しく読めましたので機会があれば是非続刊もいってみよう。
COMMENT (2)  TRACKBACK (1)  EDIT | 

COMMENT

おもしろかったですね。
ヘンな題名だな、と思いましたが、「娑婆っ気」と江戸っ子ふうに言えば、なるほどでした。一太郎と言えば、私の世代では「花子」を思い出します。某ソフトハウスとは無縁なお話なのですが(^o^)/
2009/03/06(金) 06:28:39 | URL | narkejp #flFdlPW. [Edit
>narkejpさん
そうですね、私も最初はそりゃなんぞや?という感じでしたが、妖より恐ろしい人間という展開を読んで納得。でも妖も十分怖いです(笑)
一太郎&花子、覚えはあります…!お世話になったことはないんですけど。父親のPC雑誌ででも目にしたんでしょうか。
2009/03/07(土) 22:50:32 | URL | のぞみ #aEmTB4nk [Edit

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新潮文庫で、畠中恵著『しゃばけ』を読みました。はじめは、ヘンな書名だなぁ、と思っておりました。山形弁で障子紙がやぶけることを「しゃばげる」と言いますが、どうもそういう意味でもなさそうですし、「娑婆気」というのを知って、ああ、成程、です。 第1章「暗夜」?...
2009/03/06(金) 06:25:42 | 電網郊外散歩道 [Del


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つらつらおぼえがきブログです。
鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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