2006.11.18 (Sat)
薬指の標本
薬指の標本小川洋子 著
日本
新潮社
映画:『薬指の標本』
映画を観たら原作読みたくなったので。
読み終わったらまた映画が観たくなっちゃいましたループ。
勤めていた工場で事故に遭い薬指の先端を失った〈わたし〉。新しく見つけた仕事場は標本作成所だった。それもただの標本ではなく、依頼者が封じ込めたいものを標本にする場所。ある日〈わたし〉は、標本技師の弟子丸氏に一足の靴をプレゼントされる。それは驚くほど〈わたし〉の足にぴったりで、まるで足を侵していくかのようだった。
正直昔読んだときにはラストに拍子抜けしたんだけども、映画では、そして今読んだ感じではすごくいいなあ。
結構原作でも変な人でした弟子丸氏。
原作の方が日本特有の湿度とかがあって個人的に好み。
あと薬指の描写が多いのがいい。
多分欠けてる、って言っても注視しないとわからない程度だと思うんで、映画だとそれが主人公にどこかアンバランスさをもたらすという表現がわかりにくい気はします。
それでも今こうして記憶の限り振り返ってみると 悪くないじゃん、映画版! という結果に落ち着きました。
むしろ原作の空気をかなり生かした佳作ではないか。
余計な部分はあったけども。
不満の大部分は技士が私の妄想とかけ離れていたところに収束される気がします(笑)
以下ねったばれー
【More】
ばら撒くのはやっぱり活字盤の方がいいですな…
というか彼が足を引っ掛けた気がするっていうのがポイントな気がするのに映画版はなんd
それよりも前の事務員さんたちが消えていく理由のところ。
映画のほうの記事でも書いたけどなんで初読の時バックレだと思ったのか!
こんなに思いっきり書いてあるのに!この節穴目!!
なんで主人公に冒頭で薬指欠けさせたんだろうって考えてたんだけど、「主人公にどこかアンバランスさをもたらすという表現」となるほどね。しっくりきた。
ミチヲ |
2006.12.03(Sun) 21:30 | URL |
【コメント編集】
まあ私の妄想で公式見解ではないけどね〜そんな感じかなって。自分の身体の一部が欠けてるってどんな感じなんだろうか(・ω・`)
想像しかできないもんね…
あと事務員さんたちが消えていく理由ってさ、いつのまにか地下室でデシマール・コレクションに加えられてたんだと思ってたんだけど、どうなの???地下室に広がる江戸川乱歩的世界。
あと事務員さんたちが消えていく理由ってさ、いつのまにか地下室でデシマール・コレクションに加えられてたんだと思ってたんだけど、どうなの???地下室に広がる江戸川乱歩的世界。
ミチヲ |
2006.12.04(Mon) 01:53 | URL |
【コメント編集】
多分コレクション入りだと思うんだけど…てことはあれだ、地下室では殿のご寵愛を得るために大奥並みの事務員バトルがあるんだろうか。それとも自分たちは「さしあげもの」という自覚があるから彼の思うがままなんだろうか。。
変な技師に耐えられなくなってバックレたっていう線もありだよw(まだ言うか)
変な技師に耐えられなくなってバックレたっていう線もありだよw(まだ言うか)
私はナチュラルにみんな標本にされてると思ってたw
チミ |
2006.12.07(Thu) 01:32 | URL |
【コメント編集】
ああそうか!そりゃそうかもね!
いやだわおにくまんじゅう的発想になってしまったよ(笑)
いやだわおにくまんじゅう的発想になってしまったよ(笑)
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薬指の標本小川 洋子 (1997/12)新潮社 この商品の詳細を見る満足度:★★☆☆☆この作者さん、『博士の愛した数式』の人だったんだ。こっちも読みたいナ。 『薬指の標本』は全体的に気持ちの悪い印象を受けた。
2006/12/03(日) 23:12:28 | ぱらのいあ
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