スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT | 

憑神

2008.10.08 *Wed
憑神
浅田次郎 著
日本
新潮社

別所彦四郎は文武優れた武士であったが、婿入り先に離縁されてからは部屋住みのうだつのあがらない日々をいたずらに過ごしていた。ある夜、酔った彦四郎はふと目に付いた祠に戯れに願を掛ける。ほどなく彼の前に現れたのはなんと神様。それも、貧乏神だった。


人情コメディと思っていたので、いやそうだと思うんだけど、主人公のヘビーな境遇にたまげました。
なにこれから復讐劇でも始まるんですかってぐらい理不尽な。胸が痛む。
この理不尽さ、時代ゆえなのか普遍的なものなのか。
無意味とわかっていてもタラレバを考えてしまわずにはいられなかった。

その中で時々揺らめきながらも真っ直ぐに生きようとする彦四郎が眩しいやらもどかしいやら。
愚直ってやつですか。
小文吾のキャラもよかったです。

ラストは惚れ惚れするなー。
途中で読者に勘違いさせる描写があったけど、そのとおりのラストだと陳腐だよなと思いながら読んでいたので助かった。
漢っぷりに興奮、涙目ですよ。
ただ“脱走”てのがよくわからないのでこのへんもうちょっと詳しければな。残念だな自分。
すごく大事なところで強制ブレーキかけられてる気分でした。


文庫本表紙のイラストのイメージが強く残っていたので、彦四郎の美丈夫とまでは行かないけど中々凛々しそうな描写にちょっと「?」でした。
ら、表紙ってこれ九頭龍関だよね。あはは。
どうりでブッキーと結びつかないはずだ。
映画も観てみたいな。
CATEGORY : 日本文学
THEME : 時代小説 / GENRE : 小説・文学
DATE : 2008/10/08 (Wed)
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 

TRACKBACK

TrackBack List



Copyright © lair All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM
09
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
||| admin || NewEntry |||

I n f o

映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




Calendar

08 | 2017/09 | 10
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30




Recent Entries + Comments






Recent Trackbacks




てをつなごう






Search






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。