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人間の証明

2008.07.17 *Thu
人間の証明
森村誠一 著
日本
角川書店

母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?


高級ホテルのエレベーターで外国人の死体が発見された。被害者はジョニー・ヘイワード。警察の調べで身元は割れたものの、容疑者や動機はもちろん来日の理由もつかめない。幼い頃受けたショックにより人間不信となっていた刑事の棟居は被害者が呟いていたらしい“ストウハ”という言葉に注目する。


昔観たドラマが面白くて、原作を読んでみたいとかねがね思っていた作品。
竹野内豊がかっこよかったよなあ…(´∀`*)
その反面、おもーくなるので中々読むのをためらっていました。

でも一度読んでみるとわりとさらさら読めた気がする。
核心に迫っていく過程が面白くてどんどん進めてしまう。
だけどその分なのか…何様て感じですが序盤は文体が拙いというか幼い印象受けたな。
特に情事に関する描写は違う意味で恥ずかしさを感じる…
話が進んでいくにしたがって気にならなくなったし、自然の情景描写は結構好きと思いましたけどね。

全然別の舞台が一つに収束していく様にはやっぱりぞくぞく。
ただ、結構飛躍というかこの程度の引っかかりで事件て解決できるもんなのかなとか思ってしまいましたけど(苦笑)
推理小説ってあまり読まないからよくわからない。
あと実際にここまで警察って動いてくれるのかなとか後ろ向きなつっこみ。


例の詩、ドラマを観ていたときは単なるモチーフにしか思えなかったし、登場する必然性をまっっったく感じませんでした。
なんて情緒のない自分!
そんな過去が嘘のように今回は染みた。
恭子陥落のシーンは涙目です。電車内で怪しい人だよ。
美しい詩ですね。やはり詩は声に出して読まれることで真価を発揮するのかな。
そんな私がこの詩を知ったのは本作ではなく『動物のお医者さん』でしたが…
謎解きで読み進めたけど読了後、そっちの印象はほとんど残っておらず、過ちだとか償いだとか赦しだとか、タイトルどおり人間が人間であることに言いようのない思いをはせてしまいます。


どうしてもドラマとの違いを(うろ覚えにも関わらず)意識してしまうけどどちらも良かったと思う。
棟居のトラウマシーンがドラマでは執拗に小出しで描かれていてこっちのトラウマになる勢いだったので小説では回数抑えてくれてほっとしました。それでも十分な衝撃でしたが。
そのわりには死体発見役にすぎない人たちの背景づけがすごいなと思ったけど。

陽子はドラマでえらくおいしい役に出世してたんですね。
腐りきった郡家の最後の希望的な扱いだったもんなー。

ケンをめぐるドラマ改変も、そんなに世界ってせまいのかよなつっこみ出来なくもないけどあれはあれで救いがあってよかった。
改変しなくてもこのつっこみは出来てしまうしね。
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鑑賞頻度はちびちびです。

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のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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