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バジル氏の優雅な生活

2008.04.05 *Sat
バジル氏の優雅な生活
坂田靖子 著
日本
白泉社

ロンドン社交界一のプレイボーイであるバジル・ウォーレン卿。彼の周りには様々な人々が集い、事件が巻き起こる。バジル氏はある日人買いから逃げ出した少年ルイと出会う。人買いの手からルイを救い出したものの、彼はフランスから売り飛ばされており、帰る手段も場所もない。バジル氏はルイを自分の召使として雇うことに決める。


ジーヴス漫画を読みたいという欲求不満をこちらにぶつけてみました。
…それならもうジーヴス読みゃいいじゃんと結構時間経ってから思いました。


序盤はわりとフーンとさらさら読んでいたんだけど、じわじわと面白いね。
まったりと優しい。なおかつウィットとユーモアを感じて心地良い。
英国小説を読んだような読後感を覚えます。
ただ本国のものより温かみを感じる。救いの部分が柔らかく包んでくれる気がするんだ。
これは日本人の描いたものを日本人が読んでいるからかしら。
まあ英国モノそんなに読んだことないけどね!

どのお話も味があってよかった。
『ランスロットの遺産』、これ一番好きってわけじゃないのにすごく印象に残ってる。
「3人のうち少なくとも2人は幸福になったんだ 3人のうちの2人だよ!」(5巻・p158)。・゚・(ノд`)・゚・。
あとその次の章『フィッシング』のケイツ先生かわいかったなあ。
ごはんを作って食べるあのさりげないコマに胸キュン。
3巻の『写真屋』で失神したように眠っているハリー氏もよかったwこの話もじわじわくる。

格差婚ありすぎじゃね?とか貧民にこんなに優しいのかしらんとかも思うけどまあ、楽しく読めりゃいいわよね。


バジル氏がつくづくかっちいね!
ビクトリアとの友情とか、チャールズの不器用な感じとか、ウォールワース、アダムス、そして女好きのご主人をヤキモキして見てるあたりすでにおっさん感漂ってるルイとか、もう登場人物全てがいとおしい。
一回出てきた人物がのちちょくちょく顔出すのもにやりとする。

バジルV.S.ジーヴス、のち2人は知的友情を結ぶとか楽しそうだよな、と妄想。
もしかしたらバーティーのこと気に入りそうだよねバジル氏。ペットのように。


難を言うとすれば、どうせ発表順じゃないなら時系列わかりやすく収録してほしかったな~。
アーサー、現れてまもなく死亡と思ったらすぐ復活、長いこと登場し続けてたし。

絵についてはいかにも時代を感じていたけど、こなれていくのと見慣れていくのとで無問題だった。
4巻の表紙なんて麗しくて目を奪われたぐらい。
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鑑賞頻度はちびちびです。

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のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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