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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2008.01.19 *Sat
Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
ティム・バートン 監督
2007年 アメリカ・イギリス 117min

CINECITTA' CINE12
488s SRD/DTS/SRD-EX/THX


薄暗いロンドンの街に降り立ったスウィーニー・トッド(ジョニー・デップ)。かつては理髪店を営む善良な市民であったが、美しい妻(ローラ・ミシェル・ケリー)に横恋慕した判事ターピン(アラン・リックマン)の策略によって無実の罪で投獄される。15年の時を経てロンドンへ戻ってきたトッドだったが、妻は毒を飲み、娘ジョアナ(ジェイン・ワイズナー)も幽閉同然の身となってしまっていた。彼に想いを寄せる貧しいパイ店主人のラベット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)をも巻き込み、復讐の時は近付いてきていた。


「ジョニデのミュージカル映画だって♪ 観に行こうょ」
とかの気持ちでカップルなんかで行った日にはヤケドしますね。
あらすじ読んで行ったのに、確かにその通りの映画なのに。
こんなトラウマ映画だとは('A`)

これブロードウェイミュージカルらしいですけど、たとえば海外旅行に行って、よくわかんないけどとりあえず何か観よう!てなってこれだったら多分泣きます。
オリジナルはどんな風なんでしょう。

首切りのシーンて普通はカメラに映さず、血しぶきを浴びる殺人者のみを映す、てのが多いのに執拗に…結構スプラッタ。

私が男の人だったらしばらく床屋行けなくなりそうです。
少なくとも髭剃り断るかも。
カミソリ首筋にあてがわれるのが恐ろしい!実はすごい信頼関係の上に成り立ってるんですねあの職業。
…間違いなくミートパイは普通に食べられそうな自分がちょっと嫌。

オープニング、『チャーリーとチョコレート工場』とかぶってません?
(ちなみに私チャリチョコで一番わくわくしたシーンはオープニングです)


ほんのりネタバレな気がするので


ここまで救いがないとは。
今年初の映画鑑賞とかじゃなくてよかった…とか思ってしまいます。


復讐鬼というよりはサブタイトルとおり悪魔て感じ。
大抵私は客観的に見たらとか考えず主役目線のまま話を追ってしまうタイプなんだけど、今回は一度目の失敗以降は共感できなかったわあ…

どうも自分の中で復讐譚は『モンテ・クリスト伯』がスタンダードになってしまっているようです。
主人公が陥れられた状況はかなり似ているけどね。
モンテ・クリスト伯がスタンダードだから、“スウィーニー・トッド”になる過程(幸せな過去・牢獄生活)についてもっと描写欲しかったとも思うのかな。

夫人もこええな。
彼への愛情が見せる可愛さと行動のギャップが切ないし怖いし。
未来の幸せな青写真を歌い上げるシーンはシュールすぎる…
慎ましくて可愛いんだけど、喰っといて語っちゃうんか夢。
トビー(エドワード・サンダー)に優しく歌いかける「Not While I'm Around」と下水溝での歌、同じはずなのに全く違って聞こえる。
この暖炉のシーンは数少ないハートウォーミングシーンで好きなんだけどな。
トビーの瞳が切ない。


お話にならないでしょと思いつつもアンソニー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)があの時来なければ、これほどの悲劇は起こらなかったのにと思わずにはいられない。
あと夫人がルーシーのこと話していれば、ともね。
恋心、そしてあの時代の精神病んだ人に対する風当たり考えると、私が夫人でも言わないだろうけど。

そして筋違いなつっこみとわかっているけれど
・ジョアナがひばりたちに「どうして歌えるの?」
   ←お前も歌ってるやん
・アホソニー、暴力から解放された直後に「君をさらうよ」
   ←また殴られるよ!今度は死ぬよ!
私てミュージカル嫌いなのかな。
そして首切られただけでなく頭から落ちてるのになぜ死なないのか判事よ

あ、でもパイ店から外を伺い「聖職者は味気ない」「役者は大抵くどい味」とか言ってるところはミュージカルならではの面白さですよね。
ブラックユーモアのうちブラックばかりを感じてしまった本作ですが、この箇所はまさに黒いユーモアを堪能。


救いはないけど、終わり方は良かったと思う。
因果応報を感じるし、抱きしめたルーシーにトッドの血が滴り落ちていくところが惨くて綺麗。
私は気付かなかったけど、トッドを殺すときトビーの顔は今までの普通のメイクから大人たちのような生気のないものになっているんですね。
そこから悲劇の連鎖という言葉を連想してしまう。

父と娘の感動の再会すらなかったね。
本当悲惨な生涯だよな娘。
若者2人のこれからも気になるけど、少年トビーの明日はどっちだ。
COMMENT (2)  TRACKBACK (4)  EDIT | 

COMMENT

こんばんはー。
あのラストでは見事な惨殺っぷりに釘付けで、すっかりトビーを忘れてしまいましたが、トビーの将来も気になりますね。トビーも第二のトッドになっちゃうんでしょうかね。
>・ジョアナがひばりたちに「どうして歌えるの?」
>   ←お前も歌ってるやん
>・アホソニー、暴力から解放された直後に「君をさら>うよ」
>   ←また殴られるよ!今度は死ぬよ!
笑いました!この二人はトッドたちとは別世界で一種のコメディをやってますよね。
2008/02/10(日) 00:45:10 | URL | リカ #- [Edit
>リカさん
こんばんは(・∀・)
かつての生活といい、やっと手に入れた生活の破綻といい、トビーを明るい世界へ導く要素がほとんどなくなってしまいましたよね。九割方ミニトッドになってしまう気がします…。ラベット夫人の最期を見てるならなおさらですよね。
もうお前ミュージカル観るなよって感想ですが(苦笑)確かにこの二人はもうコメディですよね~。どす黒い作品のトーンを少しだけ明るくしてくれて丁度いいのかも。
2008/02/11(月) 22:43:23 | URL | のぞみ #aEmTB4nk [Edit

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大好きな「スリーピー・ホロウ」のようなゴシック・テイストを期待して、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観に行く。期待は幻滅の母、とわかっていながら期待してしまうのは、人間の本性なのかしら。血まみれ臓物理髪店&パイ屋の凄惨振りは大変結構な.
2008/02/10(日) 00:39:40 | 気まぐれ映画日記 [Del
 今週4本目、そして今年10本目はスウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師でした。今年は映画館に行くペースが例年になくスローペースです。挽回できるのか?!
2008/02/17(日) 13:10:10 | よしなしごと [Del
 つと、バイトの終わりに棚を見た所、残っていたので借りて来た今作は、ジョニー・デップとティム・バートンという素敵タッグ四回目の作品...
2008/06/17(火) 02:41:47 | 黄昏ミニヨン想録堂 [Del
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2008/10/14(火) 14:13:17 | 映画、言いたい放題! [Del


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