2007.11.03 (Sat)
ジョゼと虎と魚たち
ジョゼと虎と魚たち犬童一心 監督
2003年 日本 116min
小説(原作):『ジョゼと虎と魚たち』
大学生の恒夫(妻夫木聡)は、明け方に目の前を急降下してきた乳母車を目撃する。中には包丁を振り回してくる女。それがジョゼ(池脇千鶴)との出会いだった。足が悪く、祖母(新屋英子)と二人で暮らしている彼女の家に恒夫は出入りするようになる。口が悪く高飛車だが物知りでどこか憎めないジョゼに恒夫は我知らず惹かれていく。
観た時点で原作はすでにうろでした。
再読してみたところ、微妙に違うところが結構多く驚いたぐらいでしたが、これまた驚くほど同じような空気感出せていたんじゃないかな。
映画のオリジナルキャラもうざいと思うことがほとんどな中、この作品のはいい味出てるのが多かった。
どちらにもそれぞれのよさがあるけど個人的には原作がどこかほっとできて好きかも。
原作はファンタジー・映画は無常観、て感じかなあっさり言えば。
脳に深く刻まれてしまったのは「やっぱり料理は女子の必須科目なのね」ということ。
家事コンプにはきつい現実です orz
それとなんで香苗が上野樹里やねんということ。。
今よりさらにイモ娘なのにマドンナ〜な役柄で始終違和感をおぼえてならなかったです。
こういう場合観客というのは自分の容姿を省みてませんからねご存知ですよねそんなこと
微妙にネタバレ
【More】
丸出しよりなにより一番エロティックだなあと思ってしまったのはノートの上で指が触れ合い・手を引っ込め・逃すまいと握るところ。
どきどきするね〜。はあはあ。
サガンて気になります。初めて知りました…
また積読が増える予感だよどうしよう!
号泣するぐらいなのに別れる、その弱さ、ずるさみたいなのはどこかわかる気がする。
するけどそのあと香苗の元に行くかあ?
どの種の未練。
福祉系の仕事を目指しておきながら自分の恋人が奪られれば「身障者のくせに」と言えてしまうライバル、という位置自体ステレオタイプというかウヘエ(´д`)なのに…
そんな女のところに戻ってしまうてのが現実なのかしら。
別れた後の描写自体は結構好きですけどね。
電動車椅子を駆り、もう一人で街へ飛び込めるジョゼ。
いつもどおり料理をするジョゼ。
号泣のシーンで終わっている、恋人を捨てた方のはずの恒夫。対照的だなあ…。
映画観たあとだと原作ラスト、「完全無欠な幸せ」(p204)と書いてあるくせに「恒夫はいつジョゼから去るか分からない」(p204)とさらりと書いてあることが妙に気になり、心憎い。
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