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2006-10-17 Tue
Macbethウィリアム・シェイクスピア 著 イギリス 福田恆存 訳 新潮社
無理矢理預言を事実にしてしまう、もはや預言が預言でない状態は 『源氏物語』の明石中宮のくだりを思い出しました。 振り回されてる… でも預言という形で約束されていないと行動を起こせない弱さ。 解説の「義務であるかのように」という表現はわかりやすいなあ。 王位を望んではいるくせに手を下す勇気はない。 そして王を殺害した後の後悔は良心の呵責というよりは復讐への怖れ。 最悪だ…(´д`) まあそれを責められるほど出来た人間ではありませんが。 むしろとっても人間臭くて、そこが魅力でもあるし近親憎悪的なものも感じる。 過分な願いは不幸の元と知れ って偶然読んでる新聞の運勢欄に発見しまして、ああなるほどって。 身につまされるというほどではないんだけど、なんだかむむむと考えてしまう。 それにしても「女から生まれた人間」云々のとんちはいまいち理解できませんでした。 “股”とか付いてたら別だけど原語にも付いてない…? 以下微妙なネタバレを含みますよ。 こんな旦那よりは行動力があって、そして夢遊病に冒され自分の手で散ってゆく夫人のほうが潔くてまだ気持ちよかったり。 『モンテ・クリスト伯』のヴィルフォール夫人、 彼女はマクベス夫人のエッセンスを含むとよく言われていますが個人的にはあまりしっくりこない。 家族のために自分の手を染め、果ては自害ていうところは共通項ですけど 最期に至るまでっていう大事な過程がそんなに似てるとは思えないなー。 だからなんだよってつっこみたくなるところでこの記事終わりたいと思います(逃) |
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