映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
変身
2006-10-10 Tue
Die Verwandlung
フランツ・カフカ 著
ドイツ
中井正文 訳
角川書店

Als Gregor Samsa eines Morgens aus unruhigen Träumen erwachte, fand er sich in seinem Bett zu einem ungeheueren Ungeziefer verwandelt.(ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気が付いた。(p6)


高校の国語の教科書に一部が載っていたのですが、この第一文のパンチ力は忘れられません。
なんでいきなり虫なの不安な夢って何だよグレゴールわりと冷静じゃんよ
とか、うん、不条理文学にもろ呑まれた。

でもこの冒頭を越えればあとは残酷なほどの現実、普通の日々。
「わかる」とはちょっと違うんだけど、なんだか拒めない。
読後感悪いけども嫌いではない。むしろ好きなのかもしれません。
何がいいとか全然うまく言えないんですけどね。

この訳者中井正文さんによる解説が的を射ているというか
私の抱いた感想をそのままわかりやすい文にしてくれています。
思わず身につまされ、なんだか胸の奥がひりひりするような寂しさ(p189) を感じてしまうんだよ。

Wikipediaで「ザムザ(Samsa)」が「カフカ(Kafka)」を暗示しているやも
というのを知り、ますますひりひりしました。


同時収録『ある戦いの描写』
これはもう、わからん。
何がどうわからないのかもわからない。
登場人物は何人なのか、場面はずっと同じなのか変わっているのか もよくわからない。
頭弱い子にはむずかしい…!
ので、何も書けません。。
何回も進み戻り進み戻りしたんですけどさっぱりだ。

再読すれば何かを発見、もしくは理解出来るのかもしれないけれど、
今のところそうしたいとまったく思えないのがポイントです。
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