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ブラック・ダリア

2007.07.05 *Thu
Black Dahlia
ジェイムズ・エルロイ 著
アメリカ
吉野美恵子 訳
文藝春秋

映画:『ブラック・ダリア』

ロス市警のバッキーとリー。彼らは仕事上のパートナーであり、プライベートでもリーの同棲相手ケイを交えた友人同士であった。1947年1月、若い女性の惨殺死体が発見され、事件は<ブラック・ダリア事件>と称される。リーは事件解決に没頭、初めは一歩退いた態度であったバッキーもまた、<ダリア>の虜になってゆくのであった。


映画版は正直結構忘れてたり。
今となってはなんでヒラリー・スワンクやねんと思ったことしか記憶にございません。
とりあえず忠実…というかいちいち克明に映像化してくれなくてよかったとまず思いました。
痛いシーンが多すぎる。


以下はネタバレで


犯人を知っているからその分自分内での盛り上がりには欠けたけれど、むしろ知っている人間をあそこまでドキドキさせるとは。

映画版ではリーが異常に見えたけれどこっちは完全にリー<<バッキーです。完勝です。
なぜか今回はリーの事件のめりこみは納得できました。映画版と変わらないのに。


でね、やはりこの話、エリザベスとマデリンが似てないと話にならないのだわ!!
登場人物たちの異常性の根拠も、犯人の犯行動機の根拠さえここにある。
“屍姦者”なんて端的で攻撃力の高い言葉。でもそんな感じに見えるよね。
映画だと単なる浮気者だよ…


ラストは無理矢理感ちょっと感じつつも救われました。
でもあの人々にはもっとそれなりの報復が欲しいよな~。
どうでもいいけどマーサというと「マーサの幸せレシピ」しか出て来ない私…
名前に関してもうひとつのたまうのならバッキーとリーの苗字、似すぎね!ワタシオボエラレナイヨ!


しかし、エリザベスもケイもかわいそうだ~(ノД`)・゚・。
特にエリザベス…
“尻軽”となったいきさつも苦しみと屈辱の最期も…
結局金持ちに貧民が負けたわけだ。
エルロイの母親は娼婦で、彼が幼いときに客に殺されたとのこと。
それでもってこの作品には母親に対して「この血塗られた書を告別の辞として捧げる」(p3)という献辞が添えられている。
彼は何を思ってこの作品を、そして献辞を書いたんだろうか。


しっかし、事件の核心に近付くまでがつらかった~。
中核はダリア事件だけどもあくまでもバッキー・ブライチャートのお話なのでサイドストーリー的なものがたっぷり。
後半加速できたけど、序盤は結構億劫で。
特にボクシングシーン。エルロイはボクシング好きらしいですが別にそうでもない人間には正直退屈だったわあ。

あとあれですね、本だといきつ戻りつ出来ていいですね!
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鑑賞頻度はちびちびです。

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