2006.10.02 (Mon)
サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇
Salomé / Lady Windermere's Fanオスカー・ワイルド 著
イギリス
西村孝次 訳
新潮社
映画:『理想の女』
愛した男に受け入れられず、その男の首を求める『サロメ』。夫がとある夫人に執心と聞き心が千々に乱れているところへ、夫はその夫人を舞踏会に招くよう強要する『ウィンダミア卿夫人の扇』。他愛ない嘘が真になってゆく『まじめが肝心』の戯曲3編。
一言感想:
サロメ → え、え、これで終わり???(゚Д゚)ポカーン
ウィンダミア卿夫人の扇 → ウィンダミアの奥様可愛いなあでへへ(*´▽`)ノ
まじめが肝心 →
サロメは訳のせいか私の感性のせいか元々そうなのか、
すっごい淫乱女にしか見えなくてんー?みたいな。
もっと気が狂いそうに焦がれて焦がれて!みたいなものを想像していたので。
普通の小説として地の文でもっとそういう面が出ていたら個人的にはより楽しめたのかな。
あとセリフのリフレインが多!ミュージカルか!
まじめが肝心はね、本当一言感想以外書くことないかも。。
どんでん返し具合とかは面白いんですけどね。
もうちょっと男性陣には誠意が、女性陣にはたしなみというか落ち着き?があれば。
それで話として成立するのかは別として。
ウィンダミア卿夫人の扇、これが今回一番ヒット!
え、と、夫人が可愛いから(えー)
「なんでも男はみんなけだもので、恐ろしいとか……ああ!」(p149)
とかなんか世間知らずの若妻感ぐいぐい上がって可愛くないですか?(おっさんか)
帯に翻案映画『理想の女』の宣伝がしてあって、
それのスカーレット・ヨハンソンがまさにイメージぴったりです。
そして油断してたら愛情というものの成せる業にほろりさせられるのです。
サロメを読んでて、戯曲はやっぱり観るもの聞くものなのかしらと今更ながら思ったんですが
残り2編を読んでちょっと昼ドラ的要素の入った、ドタバタ劇には活字も合ってるかも、と思った次第。
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