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ヴァージン・スーサイズ

2007.05.20 *Sun
The Virgin Suicides
ソフィア・コッポラ 監督
1999年 アメリカ 97min

――彼女たちはもう大人で、僕たちはただ騒々しいだけのガキだった…


数学教師と敬虔なクリスチャンのリズボン夫妻(ジェームズ・ウッズ、キャスリン・ターナー)の間に生まれた美しき5人姉妹。ある日、末娘のセシリア(ハンナ・ハル)が聖母マリアの写真を胸に抱き手首を切る。一命は取り留めたものの、結局セシリアは自殺してしまう。そしてまたラックス(キルスティン・ダンスト)ら4人の姉も、自ら命を絶つのであった。


ブロンドの女の子が5人出てきた時点でやべえ名前覚えられるかしらと無粋かつ実用的な心配に陥りました。
実際はラックスさえ把握してれば問題なしでたすかた
個人的には次女メアリーを演じてたA・J・クックが一番可愛いと思う(・∀・)

うーん、ビジュアルが素敵!
そして「少女」がもはや自分の状態を表す単語のひとつではなく愛すべきモチーフになってしまったのだなとあらためて実感(ノ∀`゚)アハハ
すらりと伸びた四肢、スカート、さらさらのロングヘア…うっとり~。
小物も可愛いし、ぐちゃぐちゃに散らかった部屋ですらなんか自分の部屋とは違う…
木に登ってるセシリアの亡霊?がたまらなくかわいかった。


タイトルや冒頭のナレーションから、どう考えても明るい話じゃないとわかるのに、それでも無邪気な笑顔を見せる少女たち。
その楽しそうな様子が逆に不吉な感じ。
自殺に駆り立てる狂気は底にたまっているのか、それともスイッチのように突発的に切り替わったり、あるいは生まれるものなのか。
彼女たちが自殺する理由はわかるようなわからないようなという感じです。
思春期の私にはもっとわかんない気がするな~。ぼんやりのほほんと生きてたもんで…
答えは出ないのに、いろいろ考え、答えを出そうとしてみたくなる。4人の少年たちのように。

でも彼らも本当に答えを出そうとはしてないんだろうね。
少女が老いることなく美しいまま死んで、死が美化されたまま彼女らと共にどこか崇高な存在になってしまって、ていう甘美な毒にとらわれていたいという願望があるんじゃないかな。
仲間で集まって彼女たちの話をするときにある種の快感を覚えているんじゃないかと思ったりするのです。
秘密の共有というか。うまくいえないからここで投げるけど(えー)
「どんなにピースを並べても隙間が出来た」というのがなんとなく好きなフレーズ。

冒頭に置いたフレーズ、「彼女たちはもう大人で~」とありますが、彼女らの振る舞いはどう見ても大人というより少女そのもの。
このモノローグの主が少年たちなのか、成長した彼らなのかがちょっとわからなくて、ちょっと気になる。


両親が痛々しかった…明らかにやりすぎではあるけれど。
娘たちが家出ではなく死を選んだのは、親から物理的には逃げられても精神的には逃げられないと思ったからなのですかね。どうなのかね。

パンチを褒めてた男の子ポール(ロバート・シュワツマン)がなんでママンをちょっと誘惑っぽく見つめてたのかがよくわかりません…


このお話の原作者、男性なんですね!
なんか太宰治の『女生徒』読んだ時のような気持ちよ。
不可解な思春期、とか誰にも私の気持ちなんかわからない、とかよく言うけれど、見抜いてる人には見透かされてるものなのかもしれない。
COMMENT (2)  TRACKBACK (1)  EDIT | 

COMMENT

私もメアリーが一番かわいいと思いますー。ラックスはかわいいというよりコケティッシシュですもんね。
よくよく見ると顔はばらつきがあるんだけど、制服姿の金髪ストレートの女の子が5人も揃っちゃうと、なんか神々しいんですよね。
原作もいいですよー。原作読むとコッポラがいかにうまく映画化したのかがわかって、この人すごい~と思った覚えがあります。

2007/05/23(水) 23:18:25 | URL | リカ #- [Edit
>リカさん
そうですね、ラックスは顔立ちそのものより表情とかがキュートだったような気がします。キルスティン好演でしたね~。
原作興味津々です!!積読が激しくていつになるのかはわからないのですが、絶対読むぞと気合入りました!
あの神々しさ、日本の女子中高生で出そうとすると相当なオーディションが必要ですね(笑)
2007/05/24(木) 20:23:28 | URL | のぞみ #aEmTB4nk [Edit

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ヴァージン・スーサイズ 最近、「少女」について考えている。別に少女趣味というわけでもなく、自分を少女(もう20代だからね)だとも思っていないけれど、ともかく、「永遠の少女」が私の憧れ。故矢川澄子がまさに「永遠の少女」と言われていたけど、彼女の写真を見ている
2007/05/23(水) 23:10:34 | 気まぐれ映画日記 [Del


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鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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