lair

映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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モディリアーニ展

►2008/04/27 

あの名作から、知られざる原点まで モディリアーニ展
国立新美術館

そんなに混んでなくてよかった。
年齢層は結構バラエティに富んでいた気がするけど。


プリミティヴィスム、カリアティットと今まで知らなかった彼の世界は興味深かった。
別人の作品みたい。
そこからいかにもモディリアーニ、と私がイメージする絵に移っていく過程をまるっと追えた気がして満足です。

私はやっぱりその「いかにもモディリアーニ」が好きかなー。
女の人、とりわけ妻ジャンヌを描いたものが。
彼のよく使う色…ジャンヌの瞳の色、あのくすんだような色、淡い青磁器のようなあの色がとても好き。
『大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ』、『肩をあらわにしたジャンヌ・エビュテルヌ』、ジャンヌではないけれど『珊瑚の首飾りの女』とか去年素敵だなあと思った絵たちに再会できたのもとても嬉しかった。

ジャンヌ以外の絵では『黒いドレスの女』、『マリー・ローランサン』、『若い娘の肖像』とかが好き。
タッチが違う絵では『嘆きの裸婦』がえもいわれぬ気迫を感じて気に入った。
そうそう、この人の裸婦って(嘆きの〜は除くけど)とてもエロティックだと思いました。
なんというか彩色が生々しい…


びっくりしたのはほとんどの絵が個人蔵だということ。
なんともうらやましいわね。

生まれて初めて美術展で図録を買ってしまいました。
いつも欲しくなるけれど、値段と「どうせ読まないから!」という自分への説得で見送っていたのに…ウフ!

そして心地よい重みを携え、いい陽気の六本木をフンフン歩いていたら「帰りに豆腐(絹)買ってきて」とメールが入り、突如現実に引き戻された一日だったのでした。

そういやモディリアーニ夫妻の映画、全然観れてないや…!

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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大いなる陰謀

►2008/04/26 

Lions for Lambs
ロバート・レッドフォード 監督
2007年 アメリカ 92min

CINECITTA' CINE2
129s SRD/DTS


ベテランジャーナリストのジャーニン・ロス(メリル・ストリープ)は、未来の大統領候補と目される上院議員アーヴィング(トム・クルーズ)から対テロ戦争の新作戦についてリークを受ける。その作戦はたった今始まったばかりだという。同じ時刻、カリフォルニア大学では歴史学のマレー教授(ロバート・レッドフォード)と優秀にも関わらず勉学がおろそかになっている学生トッド(アンドリュー・ガーフィールド)とが話をしていた。話題となっていたのはマレー教授の教え子だった2人の志願兵(マイケル・ペーニャ、デレル・ルーク)。2人はその頃戦いの最前線へと赴いていた。


おもろいイメージがつきまとうトム・クルーズですが、実は彼の作品を観たことがなかった私。
というわけで先入観は全て捨てて、一度ちゃんと観ようということでの鑑賞です。
その辺に関しては全然問題なく観られました。

が、寝落ち。

不覚…映画館で寝るのは『ダ・ヴィンチ・コード』に次いで2度目です。
そんなに長い時間ではなかったと思いたいんだけど、見事にさっぱりわけわからなくなっておりました。


ので、以下は話半分に読んでください。
たいしてネタバレしてません(できません)

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3つの舞台が交錯するわけでもなく収束するわけでもなく、最後まで独立したまま終わっていたので登場人物たちの温度差も変わらぬまま。
そのせいかドラマというよりはドキュメントとかニュース番組を観ている感覚にさせた。

彼らの言うことはそれぞれある程度の説得力を感じるのでどれが正しいとも言えず、やりきれなさを感じた。
冷めた学生というトッドの立場が今の自分は近いかなあ。
いけないと思う部分と、でも実感がないし結局生活するうえではこうなっちゃうんだよっていう開き直りの部分と。
誰もが加害者だな、とぼんやりとした意識の中で思いました。


ただ、それぞれの意見とか立場はそう目新しいものではないし、上記のように3場面最後まで独立し通し、お互いに触発したりされたりするわけでもないので「だから?」と思わなくもない。
温度差や不毛さだけを感じながら一筋の希望もなく終わっていたのが後味よくないかなー。
タイトルとかからミステリーサスペンス・ちょいアクションありみたいなのを無意識に期待していたようなので、肩透かし食らった気はする。
リアルさを失ってでももう少しトリッキーな部分とかあってもよかったんじゃないかな。

3場面のうち2場面は密室ミステリーてわけでもないのに座ったままの対話が延々続く。
ので別に映画じゃなくてもよかったんじゃないかしら。
小説で書かれていそうなことをいっぱいしゃべっていたなあ、という印象。


結局初トム様はベスト姿がかっこよかったです。
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それゆけ、ジーヴス

►2008/04/24 

Carry On, Jeeves
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『よしきた、ジーヴス』

二日酔いに苦しむバーティーの前に現れた新しい執事・ジーヴス。彼のとある発明に感銘を受けたバーティーは、即座に彼の雇用を決定する。この時バーティーは横顔の美しいフローレンス・クレイと婚約中であった――「ジーヴス登場」を含む短編全10編。


いやあ、面白かった。
長編より短編のが好きだな。
たくさんの事件と解決が詰まっててお得感。

3冊目にしてじわじわ中毒づいてきたようです。
ヘンテコな訳文含め病み付きになってる…!
“名残惜しさを感じながら読む”ことは今までにもあったけど、“出来るだけ進まないよう読む”経験ってもしかして初めてなんじゃないかしら。

とにかく、とにかく、

ジーヴス、黒!!


以下はネタバレ含んでなっげえです

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まずはジーヴスの初登場。
初仕事がご主人様の婚約破棄だなんて!
なんてミラクルな執事なのかしら。

そして前から気になっていたのがジーヴスのおめざ。どんなんよ。
バーティーの表現だと魅力的ではありますが、あまり健康によくなさそう。
一時の爽快感と引き換えに少しずつ寿命をすり減らしていそうな…
初めて入った家でいきなり作れるということは、そんなに珍しい材料は使ってないんだろう。それとも持ち歩いてるのか?


2〜9章もいちいちおかしかったです。
醜悪な赤子の肖像とか、歩けばウースター氏にぶつかるサー・グロソップとか。
あとがきでサー・グロソップはバーティーと仲良しになるとありましたのでその辺これからも楽しみ。
ていうかあとがきにそんなネタバレ書いていいんでしょうか(笑)
ジーヴスの策が個人的に一番痛快だったのは、「ジーヴスと招かれざる客」。悪い奴だなあ。

ジーヴスどんだけ親戚いるんだよとは思いましたがいいよもう世界各地にちらばっていなさいよ。
姪のこと、可愛がってる(少なくとも同情するほどには)けど美の殿堂で働くのはいいんですか…
自分の名前も忘れるアパパ卿に嫁入りするのはいいんですか…お金持ちだから愛し合ってるから、いいんですか。


そしてこのあたりで、気が付けばバートラム・ウースター氏がいとおしくてたまらなくなっていました。
今までジーヴスのいろいろな意味でお素敵なところばかり目が行ってたけども。
不憫な坊ちゃん。
でも不憫じゃないバーティーなんてバーティーじゃないよね!とにやにやが止まらない。

「僕は自分が、大まかに言って通常人が持つべき脳みその半分くらいしか持っちゃいないってことを完全によく理解してる。
それで普通人の容量の2倍くらい脳みそのある女の子がやってくると、そいつはあまりにしばしば目に恋の炎を燃やしながら僕のところに直進してくるんだ」
(p229)
…もう爆笑。これを直進されてゲンナリしながら真剣に言うんだもの。
これだけ自覚してて明るく生きられるあなたは輝いていますと言いたい。
そしてこれに対するジーヴスの答えが「種のバランスを維持せんとする大自然の采配かと拝察いたします」(p230)なのも、バーティーの脳みそへのフォローが皆無で素晴らしいです。

絶好調のファッションセンスに加えて、口髭を生やしてみたり養子が欲しいと言い出してみたりとほんと愛すべきお人です。
髭、 絶 対 似合わなそう。


それでも今回はジーヴス、1・2に比べてあまりひどいことしてないなあ…と思っていたらやってくれたよ第10章「バーティー考えを改める」!
なんてドSなの!
「雇用主は調教馬のごとし」「雇用主に脳みそは不要」素敵な語録がばんばん飛び出しているよ。
彼はご主人様の絶望された姿を見て心とろけそうになるということです…なんて危ない人なんだ。
そのくせ心がとろけるその瞬間だって無表情なんだろうな。
「最悪の試練」「痛々しい」お前が仕向けといてw
「これはまさしく見逃したらば後悔いたすような経験でございました。
ウースター様は、一言で申し上げれば、疑問の余地なく、ご自分の限界を超克し、更なる高みへと上られたのでございます」
(p340)
あまりの黒さにぞくぞくします。

バーティーも変な人に好かれたものだ。
でもそんな彼がいないと何も出来ないんだよね。
タイまで結んでもらうもんなんだね。いやはや。
これでバーティーが女子校演説のことをよしきた〜であんなに忌まわしげに言っていたのかがわかりました。ありゃトラウマになるわ。
なんだかもう、この箇所思い出すだけで心に春風が吹きます。つらいことも頑張ります(笑)

ところで、この章では私がかねてよりさりげなく望んでいた“タメ語ジーヴス”が見られるのです。
うはうはですが、ここよりむしろ「きわめて不快でございますな、旦那様!」(p155)の方が、彼にしては怒りをストレートに表現しててキュンとしました(M?)


話は全然変わりますが、ジーヴスの「はい?ご主人様」てセリフを読むと『相棒』の右京さんを思い出してならない。
ちょっと年は上だろうけど、イメージはいいところいってる気がします。チェス好き紅茶好きっていうし。
あと、今回はジーヴスが比較的表情豊かだし、外見の描写も入っていますね。
「突き出した後頭部」をやっと確認できてよかった。

無駄に長くて引用多くてテンション変ですいません。


(追記)
あたいジーヴスってファーストネームだと思ってたよ…あんれまあ…なんででしょ。
そうかだから Jeeves & Wooster シリーズなのか…
レジナルドさんとおっしゃるそうです。
Reginaldはリーダーズによると wise dominion から派生したそうでうけました。はまりすぎ。
そして発音記号によるとJeevesはジーヴズが正しそうだね。
以上、仕入れたての豆知識でした。
でももうJeevesじゃなくてJeeveSって書くべきだよね。


(080607追記(しすぎ))
ドラマ版のジーヴス初登場が素敵だったので自分用に貼っておきます

やっぱり、身体に悪そうだ。
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エマ 1巻

►2008/04/16 

エマ
森薫 著
日本
エンターブレイン

19世紀末イギリス。貿易商の子息ウィリアムはかつての家庭教師ケリーの元を訪ねる。彼女はメイドのエマと二人暮らしの静かな生活を送っていた。無口でそつなく対応する美しいエマにウィリアムは我知らず惹かれる。


なんとなく読んでみました。
漫喫で読んだんだけど目的が仮眠だったのでとろとろと。
その結果?しばらく声出なくなったのですが寝冷えによる風邪なのでしょうか…

今、自分の中で大英帝国はほんのり熱いしいい感じで読めたんですけどいかんせん上記のようなフワフワ読みなのでフンフンと通り過ぎてしまった。
続き読まないとなんともいえませんなあ。
でももうお外で寝るのは(出来るだけ)やめようと思いますゆえ、いつ読めるんだか。
メガネっ娘てあまり好きじゃないし。

ジーヴスフェアのせいでウィリアムがややバーティー仕様に見え、さらにエマの言葉遣いがやや馴れ馴れしいのでは?と感じる弊害あり。
…続き読まないといろいろな方面に失礼な気がしてきました。とりあえず読みました記録だけ。
怒られたらこっそり消そうと思います。小心者★

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1000日のアン

►2008/04/15 

Anne of the Thousand Days
チャールズ・ジャロット 監督
1969年 アメリカ 145min

1526年、イングランドのヘンリー8世(リチャード・バートン)は舞踏会で美しい娘アン・ブリン(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)を見初める。自分の愛人になるよう迫るが、左遷された婚約者(テレンス・ウィルトン)と王に身を任せ捨てられた姉メアリー(ヴァレリー・ギャロン)を見ていたアンは断固として従わない。長い攻防は続き、ついにアンは自分を王妃にするなら彼に従うとヘンリーに要求。そのためには王は正妻である王妃キャサリン(イレーネ・パパス)と離婚しなければならない。それは教会、スペイン、あらゆるものを敵に回す行為だった。



ナタリー・ポートマンの『The Other Boleyn Girl』の予習として観てみました。
アン・ブーリンはエリザベス1世のママンてことぐらいしか知らないからね…
そんな私でもとっても面白く観られました。

いやー、とにかく、凄まじい。
国は王の所有物なのね、とつくづく。
この時代に生まれてこなくてよかった…!


以下はネタバレ?か微妙ですが長いので隠します

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ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドがすごく可愛らしかった。
こんな人からエリザベスが生まれるのかしらと思ったほど。
今振り返ればとんでもない思い違いだった。

最初から気は強めだったけどどんどん強くしたたかに、孟母になっていったね。怖いよ。
言葉の切っ先が鋭かった。と思う。
女児を産んだことに対して「失敗だった」とまず言ったのはショッキングだった。
その後の母として娘を抱き微笑む図にはほっとしたけれど。
あと姉メアリーを指して pregnant foolish sister と言ってのけたり。
ヘンリー王も Spanish cow (キャサリン王妃を指してる)とか言うのでドキッとしてしまいますが。
いや、間違ってても私の耳が腐ってるだけだから笑って許して。嘲笑で。


蜜月終了後の舞踏会のシーンは、冒頭をもう一度観ているほどのリピートっぷりで痛々しい。
「人殺しも離婚も一度やれば同じこと」に妙に納得してしまった。

その荒技離婚のくだりも現代の感覚で見るとすごいよなあ。
普通に考えておかしいだろと全員が考えていながらの議会…
強引なわりにアンとの約束は守ろうとするヘンリー、純情なのかなんなのか。
法やら何やらが一人歩きして、王本人ですら手におえない権力なんだろうな王位って。


そして二人の恋はまるで闘い。
糖度なんて(あまり)ない。意地のぶつかり合いのようだった。
最後の二人のシーン、自分の妄念にとらわれたヘンリー8世がとてもよかったです。
対して一度は応えつつもすぐ突き放して彼に爪痕…彼女の印とでも言わんばかりに傷をつけるアンの豪傑さ。
執念のような二人の想いの衝突には目が釘付けでした。
「エリザベスを女王に!」語気にはもちろん、以降の史実を知っている分ずずんと圧倒されました。


ところでメアリーは地味〜でしたね。
Boleyn〜のスカーレット・メアリーは今回のギャロン・メアリーとは完全別人なんだろうな。
Wikipediaによるとアン→黒髪・色黒・小柄・痩せ型、メアリー→金髪・色白・豊満、らしいのでBoleyn〜の方が近そうです。
アンは今回のジュヌヴィエーヴにナタリーの面影をほんの少し感じることが数回あったので期待大。
トレーラー観る限りでも好みにかなりはまっていそうです。ああ楽しみ!

さすがにビデオスルーはないよね…?
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ハムレット

►2008/04/14 

Hamlet
ウィリアム・シェイクスピア 著
イギリス
福田恆存 訳
新潮社

To be or not to be, that is the question.


デンマーク王の急死により、王の弟クローディアスが新王となり、前王の妃ガートルードを娶った。父の死と母の早い再婚に心を痛めていた王子ハムレットは前王の亡霊と会い、クローディアスが兄王を毒殺したことを知らされる。復讐を誓うハムレットは狂気を装い、周りの者たちは彼の気がふれたと騒ぎ悲しむ。


ほんのりイギリスフェア中みたいです。微妙に。
いやまたすぐ変わるんだろうけど。


ハムレットに対しては、広辞苑の「ハムレット型」の記述からうじうじひきこもり男という思い込みが強かったんですけれど、別にそんなに。
普通に機が熟すのを待つ様子にも見えたのでこのボンクラがァとは思いませんでした。
復讐というとがむしゃらに敵を討つというより用意周到に策をめぐらせ徹底的に相手をひねり潰す図がイメージされてしまう頭なもので…

むしろパパンの亡霊のほうに、けしかけるだけでフォローも何もなしかよと言いたい(笑)
あなたが出てこなければそれなりに丸く収まっていたんですから、どうでしょうここは涙をのんで妻と息子を見守ったらどうですかとか進言差し上げたい。
せめて妃には姿見せてあげればいいのに。
ていうか直接弟のところ現れて怯え死ぬようにすればいいのに(悲劇になりません)

苦悩する弟王の方が人間くさくてむしろ好感度、てのも変だけど大。
思えばこの人の立場はマクベス的だなあ。
ということはハムレットが直接手を下さずとも、遅かれ早かれやっぱり自滅したんじゃないかしらね。


そういえばチャン・ツィイーの『女帝』はハムレットの翻案だったけれどまさに翻案というか。
性格が全然違うからなあ。皇太子の方がむしろハムレットよりハムレット型に思ったわ。
だからかあれだけシチュエーションがハムレットなのにそこまでハムレットらしさを感じなかったかな。
だけど観る時にすでに話を知っていたら毒入りの杯とかもっとハラハラに観られていたのかも。その辺はちょっと惜しいですね。


「さようなら、私のいいひと!」(p147)
オフィーリアの狂乱の場面は哀れだけどとても美しいですね。だから余計に哀れなのか。
たくさんある水面のオフィーリアの絵(ミレーの、綺麗だけど薄目で怖いと思うのは私だけですか)にはBGMとして『Scarborough Fair』がとても似合うと思います。メロディーがね。
歌詞は私の脳にはよくわからないので…あ、 “He(She) once was a true love of mine” とかはぴったりかもよと無理くり。。

今回もとことん全滅しましたね〜。
四大悲劇ラスト『オセロ』の全滅っぷりはどうなのか、今から油断の許さない状況です。でもいつ読むかわかりません。

今回の解説はともかく「シェイクスピア劇の演出」は意味わからんかったなー。難しい…
でも「ハムレットの矛盾は人生の矛盾」ていうのはなんだか納得した。
だから読みが浅いだけかもしれないけど、私の目にはハムレットはそんな支離滅裂な人には見えなかったです。
物語にこの論理持ち出すのは反則だとは思うけど。

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つぐない

►2008/04/13 

Atonement
ジョー・ライト 監督
2007年 イギリス 123min

CINECITTA' CINE11
407s SRD/DTS/SRD-EX


1935年、第二次世界大戦直前のイングランド。政府官僚の娘ブライオニー(シアーシャ・ローナン)は美しい姉セシーリア(キーラ・ナイトレイ)と使用人の息子で幼なじみのロビー(ジェームズ・マカヴォイ)が噴水の前で二人きり、しかも姉は薄着でずぶ濡れのところを目撃する。その後も二人のただならぬ関係を意識する場面が連続し、ブライオニーはロビーに警戒心を抱く。ある夜、家庭の事情で預かっていた親戚のローラ(ジュノ・テンプル)が乱暴されてしまう。ブライオニーは「犯人を見た」と証言。彼女の言葉が二人の恋人同士を引き裂いてしまった。


服飾・調度、それらの色彩に音楽と作品を彩る全てが好み!
ストーリー、役者さんたち共にとてもよかったー。

そして、とっても怖い話。


以降つらっつらとネタバレ含んでべしゃります

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ブライオニーの思い込みというか悪意のなさがそのまま思春期の毒とも言えるのではないかしら。
自分をも侵していった毒。
姉のこともロビーのことも大好きだったからこその嫉妬と嫌悪感、噴水でのことも図書館でのこともものすごく汚らわしいことに見えたんだろうなあ。

ローラに「(姉さんが)襲われていたのを私が助けたの」なんて語ってるのが象徴的。
本気でそう思ってるんだか思いたいのかは判然としなかったけれど。
自分のやっていることをしっかり認識していながら、実はわかっていないその聡明さと未熟さがすごく怖かった。
愚かって言葉じゃ済まされないけどそうとしか言いようがない気もする。

ポイントだと思うのは、ブライオニーが決して特殊な子ではないということ。
なるほど同年代の子より少しばかり賢くて、想像力も豊かだったんだろう。
それでも他の子だって同じ状況下に置かれたら結構な確率で同じ過ちを犯すと思うよ?
ブライオニーが何も言わずとも、ローラ自身がロビーに襲われたって勘違いしない確率もゼロではない。
色情狂なんておぞましい事前情報があるんだから。ああ怖い。


そしてまさに一生を懸けても償えない過ちに発展していくことにも恐怖を覚えますね。
少しずつ綻んでいく様が。
彼女が書いた小説のように責められるのもつらいけど、そうしてくれたらどんなによかったか、て思いだったんだろうな。
「二人が失ったものを取り戻させたかった」というのがすごく頭に残ってる(ノД`゚)
「二人が失ったもの=私が奪ったもの」ていう思いもつきまとっていただろうし。
現実的でやりきれないラストだ。

諸悪の根源ポール氏(ベネディクト・カンバーバッチ)がしゃあしゃあと富豪になっているのもね〜。やりきれない。にくい!
天は無情だよ…とか思っちゃう。ローラとの結婚生活はどうなっていったのか。
お菓子噛めって言ったときのあのいやらしい「ぶぁいと」を聞いていたら絶対真犯人わかったろうにブライオニー。


報われなかったからこそ余計に美しく見えたのか、二人の愛情は。
素晴らしいね。正直あの状況であそこまで固く信じあうって難しいよなあ。
お互いへの想いに少しも揺らぎがなかったのがこの作品中の救いかな。


ロビーをどこかで見たなあと思ってたらタムナスさん(『ナルニア国物語』)だったのね!
あの時もロリコン疑惑出たんだよな(私の中で)
んもうあんな手紙綺麗にとっとくなよーバカバカ!

そしてキーラは本っ当に綺麗だよなあ…ため息。
完璧だわね。芸術だわあ。
ひたすらロビーを信じ待つセシーリアはもちろん、冒頭の素直になれず彼のことを悪く言う彼女も可愛らしかった。


すごく気に入った作品だけどずずんと衝撃をくらうので再見つらいかもね。
とりあえず原作は読んでおきたい。

ところで余談ですが、どうやらこのブログを始めて、これが映画鑑賞100本目ぽいですよ。
単純に考えると私の場合、映画100本観るのに19ヶ月かかってしまうというわけであります。
そうなると一生で観られる映画…映画に限らずいろいろな物事との出会いなんて限られてるんだよなあと実感。
一期一会の精神で大事に過ごしていかないといけないですねえ、と一人しみじみ。
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バンテージ・ポイント

►2008/04/11 

Vantage Point
ピート・トラヴィス 監督
2008年 アメリカ 90min

CINECITTA' CINE1
107s SRD/DTS


スペインのサラマンカにて(ウィリアム・ハート)アシュトン米大統領を護衛中のバーンズ(デニス・クエイド)。演説を始めるその瞬間、彼の目の前で大統領は狙撃された。次の瞬間には演壇が爆破され会場は大パニックに。バーンズは怪しい男エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)を捕獲するも逃亡されてしまう。それを旅行者のハワード(フォレスト・ウィテカー)が追う。ハワードのカメラには事件の一部始終が収められていた。


超面白かったす。
なぜか“いろいろな立場の目撃者の証言を照合→矛盾点発生→誰かが嘘をついている!→犯人の一味が中に!!”な展開を予想、室内で推理する頭脳派ストーリーかと思っていたら、うん、全然違ったね。
純然たるアクションと言っていいかしら。
それでも私の脳はフル回転でしたけれど。


以下たいしたバレではないネタバレ

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全く息をつく暇がなく、90分駆け抜けた感じ。
異なる視点から何度も事件の瞬間が描写されるんですが、新しい視点のドラマが展開される度に前の部分での謎・不自然に感じていた点が次々と解明されて閃きのような快感を覚える。
その繰り返しなのでとっても観応えというか満足感。
頭が常にいい具合に混乱して、翻弄されて観終わったあとはくったりしました。


その反面、登場人物への感情移入は難しいかな。
それぞれの人物達の映画に出ていない部分のドラマはちらちら垣間見られるんだけど思いをはせる段階にまではいきませんね。
まあそういう種類の作品じゃないし、ストーリーを追うので脳がいっぱいいっぱいなので全然問題はないです。
あ、バーンズと大統領の男の友情〜めいたものには少しほっこりさせられた。
親子愛とかもね。

どうでもいいこと:
銃(セミオート)これだけの死闘をしても表に出てくる・捕まる・死ぬのは末端(だろう)の人間だけで、黒幕的人物はかけらも出てこないのが怖いな。
 現実もそうなんだろうなあ。
 「末端て?」が最期の言葉なんてセツナス。

銃(セミオート)人混みでアイス食わせんなよ(そこか)
 最初あのカメ小ハワードにくっつけちゃったのかと勘違い。
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テーマ : 洋画 - ジャンル : 映画

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大奥 1・2巻

►2008/04/08 

大奥
よしながふみ 著
日本
白泉社

3代将軍家光の御代に“赤面疱瘡”という病が日本中を襲う。若い男のみが罹る致死率の高いこの病により男の人口は女の1/4にまで減少。男子は大切に育てられ労働や家督などは一切女の仕切ることとなった。将軍職も女の継ぐものとなる――時は流れ7代将軍家継の御代、大奥に水野祐之進という男が奉公に上がり始める。彼は幼なじみとの身分違いの恋を諦めるため大奥入りを決意したのだった。間もなく家継は崩御、紀州の吉宗が8代将軍となる。


初めて知ったときはどんなイロモノと確かに思いましたが、評判に違わず、でした。
こんなトンデモ設定をうっかり納得させてしまうのはすごいなあ。今後もっと説得力が出てくるのでしょう。


パラレルワールド大奥〜な1巻もどす黒い2巻もそれぞれの味があった。
男女逆転した大奥というものが常識の時代と非常識の時代どちらも描いてあるのが面白いな。

1巻の時点でうわあなかなかの展開とか思っていたけれど2巻の読了後読み返すとまったりよね。
ハッピーエンドだし。水野も吉宗もかっちいい。お信もカワユス。
だけど将軍様おてんとさま出てるうちから!あれ怖いよ(笑)
実際の上様というかお館様たちもああだったのかしらね。

2巻は…春日局怖い…
吉宗とは違った方向に女★傑。烈女と言った方が正しいかな。
もうお前が家光の子供産めばいいじゃんと思った(えー)
家光の血筋さえ継いでいれば、相手にどんな血が混じっててもいいんですね。
あと玉栄も怖かったな。

吉宗編で少しだけ語られていたいくつかのエピソードというか伏線が家光編ですっと開示されているのはお見事。
ご内証の方の由来を含めた家光の過去はもううひゃあとしか言えない…

3巻はどんな風なんですかしら。どう見ても悲劇になりそうなので怖いような楽しみなような。
ハッピーエンドになったらちょっと不満漏らしそう。


思ったんだけど将軍とか偉い人…跡目を継ぐのが女ならよその子を「上様の子です!」と騙すとかなくていいかもね、なんて。
すり替えとかの問題はありつつも基本文句のつけようがないでしょ。
どうでもいいけどこれってハチとかの世界と同じ?

それにしても定吉は恐ろしいものを持ち込んだものです。


カラミに関しては男の格好した男と女の格好した女がいちゃいちゃするのが好きです。
水野とお信のキスシーンすてき。切なくて。
そして髷は前髪のないのがいいです。

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よしきた、ジーヴス

►2008/04/07 

Right Ho, Jeeves
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『比類なきジーヴス』
シリーズ次作:『それゆけ、ジーヴス』


カンヌ旅行から戻ってきたバーティーに、ジーヴスは留守中フィンク=ノトルが頻繁に訪ねて来たことを告げる。古い仲だがここしばらく交流がなかった友人の訪問に驚くバーティーは、彼がジーヴスに恋の相談を持ちかけていることを知る。数日後、叔母のダリアから電報が届いた。それは彼女の娘でありバーティーの従姉妹でもあるアンジェラの婚約解消を伝えるものだった。


「よしきたホーだ」は果たして日本語なのかとの思いが始終脳裏をよぎったけれど面白かった。
バーティーのアホさとジーヴスの不遜…いやS度パワーアップ。
こわいよ、ジーヴス!
前作ではバカさより気の毒さのほうを強くバーティーに感じていたけれど、今回は堂々とバカだ。すごい。
このバカさとメスジャケットをめぐるやりとりは、またも私を電車内の変な人にさせる。
長ったらしーい表現もクセになってきた。

フィンク=ノトルことガッシーについて、バーティーが「自分の知っているガッシーは魚顔のやつだ」とジーヴスに尋ねるシーン。
ここで使用人たるもの、たとえすっげえ魚男と思っていてもご主人様のご友人に失礼な物言いは出来ない。
なのでジーヴスは「おそらく何かしら魚類との類似が認められたものと存じます」(p10)と答えます。
…全然オブラートにくるんでないし!
丁寧な分余計おかしいよ!
全編こんなことやられたら頬の筋肉がおかしくなってしまう。
あ、あとアヒルも見逃せないね!


以下はネタバレで

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さすがジーヴス、てことなのかもしれないけれど解決があまりにも鮮やかでページ少なく感じたなあ。
しっかし、あの計画をするならするで本来ならバーティーに無駄旅行するフリをさせればいいんだよね。
実際やらせてしまうのがサディストジーヴス。
こいつに演技は出来ないと考えたのかしら。
まあ絶対無能呼ばわりした意趣返しだと思うけど。

前作に続きまたもやバーティー株暴落よね(元々底値?)
結婚とか出来るんかな彼。

結婚といえば、ここにおける婚約というのは私たちが“おつきあい”と呼ぶものの感覚なのかしら?
あまりにも皆さん結んだりちょん切ったりがすごくて。

ダリア叔母さんはアガサ伯母さんよりずっとマイルド、ということらしいけど彼女も相当では…
本投げたり、甥っ子に死んで来いって言ったり疫病呼ばわりしたり…すごいよ、英国人。
アガサ伯母さんはまだそんなに登場話を読めてないんですがこれを凌駕するんじゃバーティーも恐れるよなあ。


ちなみにこれ、国書刊行会から出たジーヴスものとしては第2弾だけど、本来は比類なき〜との間にいくつかあるみたい。
同社が全部訳する気ないってことかしら…うーん全部出して欲しいなあ…
そしてガッシー×バセットの話がまだまだ続くらしいけど、正直この2人はどうでもいいような。
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バジル氏の優雅な生活

►2008/04/05 

バジル氏の優雅な生活
坂田靖子 著
日本
白泉社

ロンドン社交界一のプレイボーイであるバジル・ウォーレン卿。彼の周りには様々な人々が集い、事件が巻き起こる。バジル氏はある日人買いから逃げ出した少年ルイと出会う。人買いの手からルイを救い出したものの、彼はフランスから売り飛ばされており、帰る手段も場所もない。バジル氏はルイを自分の召使として雇うことに決める。


ジーヴス漫画を読みたいという欲求不満をこちらにぶつけてみました。
…それならもうジーヴス読みゃいいじゃんと結構時間経ってから思いました。


序盤はわりとフーンとさらさら読んでいたんだけど、じわじわと面白いね。
まったりと優しい。なおかつウィットとユーモアを感じて心地良い。
英国小説を読んだような読後感を覚えます。
ただ本国のものより温かみを感じる。救いの部分が柔らかく包んでくれる気がするんだ。
これは日本人の描いたものを日本人が読んでいるからかしら。
まあ英国モノそんなに読んだことないけどね!

どのお話も味があってよかった。
『ランスロットの遺産』、これ一番好きってわけじゃないのにすごく印象に残ってる。
「3人のうち少なくとも2人は幸福になったんだ 3人のうちの2人だよ!」(5巻・p158)。・゚・(ノд`)・゚・。
あとその次の章『フィッシング』のケイツ先生かわいかったなあ。
ごはんを作って食べるあのさりげないコマに胸キュン。
3巻の『写真屋』で失神したように眠っているハリー氏もよかったwこの話もじわじわくる。

格差婚ありすぎじゃね?とか貧民にこんなに優しいのかしらんとかも思うけどまあ、楽しく読めりゃいいわよね。


バジル氏がつくづくかっちいね!
ビクトリアとの友情とか、チャールズの不器用な感じとか、ウォールワース、アダムス、そして女好きのご主人をヤキモキして見てるあたりすでにおっさん感漂ってるルイとか、もう登場人物全てがいとおしい。
一回出てきた人物がのちちょくちょく顔出すのもにやりとする。

バジルV.S.ジーヴス、のち2人は知的友情を結ぶとか楽しそうだよな、と妄想。
もしかしたらバーティーのこと気に入りそうだよねバジル氏。ペットのように。


難を言うとすれば、どうせ発表順じゃないなら時系列わかりやすく収録してほしかったな〜。
アーサー、現れてまもなく死亡と思ったらすぐ復活、長いこと登場し続けてたし。

絵についてはいかにも時代を感じていたけど、こなれていくのと見慣れていくのとで無問題だった。
4巻の表紙なんて麗しくて目を奪われたぐらい。

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スルース

►2008/04/01 

SLEUTH
ケネス・ブラナー 監督
2007年 アメリカ 89min

シネスイッチ銀座 シネスイッチ銀座1
273s DS/SR/SRD/DTS


有名推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の元へ、妻マギーの浮気相手マイロ(ジュード・ロウ)が訪ねてきた。マギーとの離婚を迫るマイロに、ワイクは自分の宝石を盗むよう提案する。「私には保険金、君には妻と宝石を」マイロはこの提案を承諾し、ワイクの指示するまま行動を始めるが…


やってるところ少ないなあ…おかげで新映画館開拓。
時間まで優雅にウインドウショッピングするつもりが、うっかりリサガスのスタンプラリーに一生懸命になってしまいましたが…


『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のジュードがとってもかっこよかったので期待してました。
また違う魅力がありますね。
美しさはこっちが上かな。妖艶というかなんというか。
いっちゃってるね!瞳に吸い込まれそうでした。
ただ惚れるのはジェレミーの方。

演技は両者お見事としか言いようがない。
全編ドキドキハラハラ、いろんな意味で怖かった。
観終わったあとでも、どこまでがゲームでどこからが本音か判然としない。


音楽が興奮と恐怖をそそる感じでまたよかった。
公式で流れてるのでぜひ聞いてみてくださいな。

元は舞台?らしくなるほどそういうセットだったな。
仕掛けも大掛かりだしころころ移動するのでまんま舞台風という感じではないんだけど。
生活感のない空間が余計に緊迫感を強めるね。
あんな家住みたくねえなあ!

“衣装:アレキサンドラ・バーン”にびっくり。
意外なところでお目にかかりました。
どことなく小品扱いだけどキャストといいスタッフといい何気にすごい人たちばかりだなあ。

テーマ : 映画館で観た映画 - ジャンル : 映画

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映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
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いただけたらうれしいです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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