This Archive : 2007年11月

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白夜

2007.11.28 *Wed
Белые Ночи
フョードル・ドストエフスキー 著
ロシア
小沼文彦 訳
角川書店

白夜のペテルブルグで出会った〈私〉とナースチェンカ。〈私〉はナースチェンカに一目で好意を持つ。二人は夜毎会うようになり、お互いの身の上話を語り合ううちにナースチェンカもまた〈私〉を慕うようになる。四度目の夜、二人の恋は転機を迎える。


サブタイトルが“感傷的ロマン―ある夢想家の思い出より―”。
なるほどまさにその通り。
なんというか、もう→ポカーン(゚д゚ )
こんなポカン具合はコクトー版『美女と野獣』以来ではないかしら。

主役の二人は私を置き去りにしてどこまでも行くよ な感じだった。
最終的には主人公も置き去りなんだけど
よく〈私〉のテンションについていけるなナースチェンカ。
語り部分が多いせいか感嘆詞もたくさんで戯曲読んでる気分になりました。

あれだねー人間頭良すぎても家に引きこもってばっかでもよくないね(結局そういう感想)
あ、でもドストエフスキーて結構面白い人なのねとわかってよかったかも。


ネタバレOKならここ読んでみてくださいな。
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どはんなり京都

2007.11.25 *Sun


燃ゆる都京都に行ってきました。
一年でも有数の混む日に行ってきました。
わかっちゃいたけど、なめてたね!何をするにも普段の倍時間がかかりました…
それでも紅の美しさには変え難く。


どっちゃり写真付きで続きます
CATEGORY : Trip
THEME : 京都旅行 / GENRE : 旅行
DATE : 2007/11/25 (Sun)
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帝都物語

2007.11.22 *Thu
帝都物語
荒俣宏 著
日本
角川書店

明治四十年、一人の鬼が帝都・東京に侵入した。目的は東京をその髄まで破壊しつくすこと。鬼の名は加藤保憲。鬼がある不幸な兄妹と出会ったとき、千五百年の怨念を背負った帝都破壊は開始された。
いつもにましててけとうv ジブンデヨンデネ!


Q1.この作品読むのに何ヶ月かかりましたか?→約4ヶ月ですテヘペロリ
Q2.どうしてそんなにかかったのですか?→通勤電車で寝まくっていたからです
Q3.なんで寝てしまうのでしょうね?→スケールでかすぎて脳のキャパシティーを超えてしまったからです

やっっっっっと終わった! て感じです。
上記のようになかなか進まない読書でしたが、終盤は「加藤との年越しは避けねばならぬ」の一念でがんがりました。
でも読んだはしから忘れていくし。

もう面白いかどうかとかそういう問題じゃなかったです。
無駄に ストーリーが壮大で登場人物も多すぎて。
明治~大正のお話だと思ってたのに最後2004年までくるとはね!

実在の人物や史実を絡めてあるのは大変臨場感をもたせますが、いかんせん登場する文豪達の作品は数本しか読んだことないわ近代日本史は(も)からきしだわで大変。
…そういやもうすぐ憂国忌ですね。なんともいえない気分。

恐怖を感じたのは昭和60~70年代の“開放”云々エピソード。
なんとなーく『20世紀少年』を読んだ時感じた空恐ろしさと通じるものがあるかも。
それ以前になるとわけがわからないのと時代が昔ということでちょっと遠い出来事という印象を持ってしまっています。
すでに読んだ記憶としても遠いしな(´-`)


一番心を動かされたのは学天則のエピソードかも。
それもこの話の感想としてはどうだろうというあたりで隠してつづくよネタバレよ

あ、新装版文庫読む方へアドバイス:
登場人物紹介とまえがきは各巻の冒頭にあるけれど軽くネタバレしてるから先に読まないほうがいいですよ
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戦場のアリア

2007.11.18 *Sun
Joyeux Noël
クリスチャン・カリオン 監督
2005年 フランス・ドイツ・イギリス 117min

1914年、第一次世界大戦下のフランス北部ではフランス・ドイツ・スコットランド軍のにらみ合いが続いていた。オペラ歌手・アナ(ダイアン・クルーガー)はテノール歌手で兵役に服している夫(ベンノ・フユルマン)に会いたい一心で戦地でのコンサートを申し出る。コンサート終了後、夫と共に最前線の塹壕へ赴くアナ。そこではクリスマス・イヴの奇跡が起こっていた。


一緒に観てたママンが「タイトルほどアリアじゃないじゃん」
…うん、私も思った…
原題が“Joyeux Noël = Merry Christmas”、ドのつくストレートさですがそういう内容なのでまんまでいいよねえ…
考えた人はうまいことやったとか思ってるんですかね。どうでもいいけど。
ついでに言えば予告編の字幕もやっぱり華麗に大嘘つきで笑えたよ。


さてさて、時代背景・状況等を例によって全く分かっていない状態で鑑賞、そして例によってちゃんとは把握できないままストーリー進行。
それでも戦争の理不尽さはずしんと重く感じた。それでいいよね。よね…

聖夜の奇跡、スコットランド軍が故郷の歌を合唱する時点でやられてしまった。まだ起きてないよ奇跡。
英独仏、3つの言語で「メリークリスマス」と言ったシーンがとても印象的。
話す言葉が違っても、同じ大事なものを持っている…あの共有感はものすごくうらやましいと思った。
キリスト教徒たちのクリスマスは私達の想像も出来ないほど崇高で大事なものだろうし。
一方「ユダヤ教徒だからクリスマスは無関係。でも今夜のことは忘れません」もよかったな。
夜明け、最後の曲が『蛍の光』でしたね。日本人にも染み入る切なさ。

実際彼らの思いだけで戦争を終わらせることは不可能で、触れ合ってしまった分その後の戦いの日々は余計つらくなってるのかもしれない。
それでも奇跡の一夜を後悔することはなくあってほしいですね。
あのミサは荘厳だったもん。


…それで確かにアナは嫌な女ですね(笑)
あのミサを経た後でよくあんな行動がとれるなあ…
SHI・TA・TA・KA!
CATEGORY : フランス映画
THEME : 映画感想 / GENRE : 映画
DATE : 2007/11/18 (Sun)
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転々

2007.11.10 *Sat
転々
三木聡 監督
2007年 日本 101min

アミューズCQN シアター1
200s SRD-EX


歩けばわかる、やさしくなれる


大学8年生、天涯孤独、抱えた借金84万円―どん底に生きる文哉(オダギリジョー)は借金返済期限を翌日に迎えたその日、借金取りの福原(三浦友和)から珍奇な提案を受ける。それは借金チャラ+報酬100万円の見返りに福原の散歩に付き合うこと。出発は井の頭公園、目的地は霞ヶ関。期限は福原の気が済むまで。不審に思いつつも他に選択肢のない文哉はその提案を受け、かくして二人の散歩は始まった。


「オダジョと三浦友和が変な髪形してお散歩する映画やるってさ!
監督は時効の脚本してた人だって!観る人!」

て招集かけたら食い付いてきてくれる友人達を心から愛しく思います。

しかも髪型には一切触れられずこっちもすぐに慣れてしまった。すげェ。


小ネタくるよということを「アフガニスタソ」まで完全に忘れていました。
笑うことに関しては、だるまからもう遠慮なくいくことにした。
靴下のシーンとかみんなシーンとしてるんだもん…(←シャレではない)

笑いの中にちょっとほっこりじんとくる、と謳われている通り。
「文哉は臆病だからなあ」
「少し大袈裟にしてみたくなった」に、ニヤニヤした。
気張らず観られて優しい気持ちになれて、いい映画だなあと思った。


舞台が東京だから見覚えあるところもちらりほらりあって嬉しかったな。
でもよく撮影できたよなー。騒ぎにならなかったんだろうか。

超カメオだけど三日月ちゃん(麻生久美子)もやっぱり嬉しかった!かんわいいな~。

ホーミーとふふみちゃん(吉高由里子)は強烈すぎw
麻紀子(小泉今日子)も綺麗な顔して…
スーパーの面々(岩松了、ふせえり、松重豊)、岸部一徳…
挙げたらキリなし。豪華すぎだからキャスト。


最後さよならを言いたくないがためのあの札束だったのかしら。
なんて考えてしまうと切ない。


終わった後カレー食べました。
今度チャツネ入れて作ってみたいと思います。オーギョーチも食べたい。
CATEGORY : 邦画
THEME : 邦画 / GENRE : 映画
DATE : 2007/11/10 (Sat)
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椿山課長の七日間

2007.11.08 *Thu
椿山課長の七日間
河野圭太 監督
2006年 日本 118min

勤務中、脳出血により突然死した椿山課長(西田敏行)。気付けば天国と地獄との中間地点・中陰役所にいた。あまりにも急で、残してきた家族やローンの残った家など現世への未練は尽きない。初七日が終わるまで現世に戻ることを許された椿山だったが、かつての姿とはまるで正反対、美女(伊東美咲)の姿で生きることになってしまった。残り少ない現世での時間を送っていくうちに、椿山は生前知り得なかった事実、人々の思いに気付くのだった。


ものすごくどうでもいい感想:これって『椿山課長の 三 日 間 』じゃない??
原作だと七日間めいっぱい使ってるのかしらん?

浅田次郎は大分前に短編をいくつか読んだきり。
どちらかというと好きなんだけど、むずがゆいというかこそばゆいというかいかにもというか、うーん…
「そんなに優しくしないで…」と言いたくなるようなイメージ(笑)
苦手とまではいかない、それこそ好きなのよー。なんとも不思議な存在。


冒頭、オレの家族~てところでちょっとしんみり感じている時に「この人完全にメタボだね」と母。ママン…
「輪郭がもうあれだね、ウガンダ」と返す私もどうかと思いましたけど
和久井映見がよかったです。『動物のお医者さん』の菱沼さんのときに似た飄々としたテンション。
伊東美咲はきれいね~。しみじみ。


本当に笑と涙、という感じ。
いろいろなこと知らずに死んでいったのね。
でもさすがに初七日終わってないのに連れ込んでるのは恥知らずかと。子供もいるのに。
おじいちゃん(・∀・)イイ!

綿引勝彦→西田敏行のキスシーンよかったです。爆笑。


知子(余貴美子)との関係は切ない…!
陽介(須賀健太)とのラストは思い出すだけで泣きそう。
そのあとの陽介の嶋田(沢村一樹)への態度は椿山課長の視点から見るとちょっと寂しいものもあるのかもしれない。
だけどこれから生きていく人たちのことを考えたらきっとああ出来たほうが幸せなんだよねきっと。
だからこそ最後に課長は陽介をよろしくと言えたんだろうし。
そう思うと知子のこれからはしばらく酷なのかもしれない。


観終わってとても清々しい、いい気分になれました。
好きだなあ。
CATEGORY : 邦画
THEME : 邦画 / GENRE : 映画
DATE : 2007/11/08 (Thu)
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牧阿佐美の椿姫

2007.11.07 *Wed
Maki Asami's La Dame aux Camélias
新国立劇場バレエ団
新国立劇場

初バレエ鑑賞。
一度生で観てみたいと思っていて、今回安く観ることが出来たのでチャレンジしてみました。
やっぱり劇場は独特の空気があって入るだけでドキドキしてしまいますね。

ケチってC席をとったら4F席でものすごい角度。
身を乗り出さない限り見えないオケピット。
それでも悪い席ではなかったとは思うんだけどこういうのはケチっちゃだめですねー。
どんどん近くで観たくなる。


いきなり舞踏会のシーンから始まってテンション上がる上がる。
舞台が思いのほか広い。

すごいとしか書けない自分がつくづく憎いですが、やっぱりすごい。
優雅でダイナミック。
マルグリット×アルマンはもちろん、2人の恋の背景にすぎないはずの群舞にも圧倒された。
たくさんの男女ペアが一気にリフトしたときはぞくぞくしたなあ。

どうやってあんな動きをしてるんですかねー。
いとも簡単に軽やかにやってのけるから自分もついつい足を動かしたくなってしまう。
実際は脚をまっすぐ上げようとする時点で死ぬことはわかっていても。
とにかくしなやかな動きにうっとり。


でも距離のせいかお話にはいまいち入り込めなかったなあ。
アルマンはアホ二才にしか見えなかったし…
年に一、二度あるかないかの重い女子痛と、その日職場に遊びに来た元社員さんの赤ちゃんにめろめろになった記憶、眠気…
いろいろないまぜになりいまいち集中できませんでした(駄目)
休憩の時にガン寝して眠気はとりあえず払拭できたんですけど。
台詞もないのでストーリーをある程度頭に入れておかないといけないなあ。
知ってるお話でよかった。
無論何も考えず踊りを観るだけで楽しいんだけどね。


2000円ぐらいだったら記念にパンフレット買って行こうと思ったら1000円。
が、お財布の中には3桁しか入っていなかったという(゚Д゚)
多分劇場にいる人間で一番貧乏だったろうな、私。かわいそうに。

というわけで微妙に(私の存在が)残念な初鑑賞でしたが、行けてよかった。
次バレエを観る機会があったら、出来るだけいい席を選びたいと思います。
そしてお財布にも余裕をもっていきたいです。
『白鳥の湖』はいつかぜひ観てみたいなあ。
CATEGORY : Act
THEME : バレエ / GENRE : 学問・文化・芸術
DATE : 2007/11/07 (Wed)
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ジョゼと虎と魚たち

2007.11.03 *Sat
ジョゼと虎と魚たち
犬童一心 監督
2003年 日本 116min

小説(原作):『ジョゼと虎と魚たち』

大学生の恒夫(妻夫木聡)は、明け方に目の前を急降下してきた乳母車を目撃する。中には包丁を振り回してくる女。それがジョゼ(池脇千鶴)との出会いだった。足が悪く、祖母(新屋英子)と二人で暮らしている彼女の家に恒夫は出入りするようになる。口が悪く高飛車だが物知りでどこか憎めないジョゼに恒夫は我知らず惹かれていく。


観た時点で原作はすでにうろでした。
再読してみたところ、微妙に違うところが結構多く驚いたぐらいでしたが、これまた驚くほど同じような空気感出せていたんじゃないかな。
映画のオリジナルキャラもうざいと思うことがほとんどな中、この作品のはいい味出てるのが多かった。
どちらにもそれぞれのよさがあるけど個人的には原作がどこかほっとできて好きかも。
原作はファンタジー・映画は無常観、て感じかなあっさり言えば。


脳に深く刻まれてしまったのは「やっぱり料理は女子の必須科目なのね」ということ。
家事コンプにはきつい現実です orz

それとなんで香苗が上野樹里やねんということ。。
今よりさらにイモ娘なのにマドンナ~な役柄で始終違和感をおぼえてならなかったです。
こういう場合観客というのは自分の容姿を省みてませんからねご存知ですよねそんなこと


微妙にネタバレ
CATEGORY : 邦画
THEME : 映画感想 / GENRE : 映画
DATE : 2007/11/03 (Sat)
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ラブパック

2007.11.01 *Thu
ラブパック
大和和紀 著
日本
講談社

最近本の感想漫画ばっかりだな(・ω・`)
それもこれもカトーのせい。

時は平安、幼い少年と少女は菜の花畑で将来を誓い合うもお互いの名前も知らぬまま離れ離れになってしまう。時は流れ成長した少女はひょんなことから光る君と名高い源氏の世話係になる。昔の約束を胸に抱き彼の人を待ちながら…。折しもその頃都では“疾風(かぜ)”と名乗る夜盗が現れ、貴族達の悩みの種となっていた。


『あさきゆめみし』の原点かもとか言われているみたいですけど、あとがきで著者自身も語っている通りどちらかというと『はいからさんが通る』に近いと思う。
とびとびでしか(立ち)読んだことないけどあさきゆめみし。
長官なんてはいからさんの編集長そのものだよー。陶酔の世界入りがちなところも…

というか“『源氏物語』のパロディ”て思って読むと結構肩透かし食らうんじゃないかなー。
いや光源氏やその出生はそうだけどあとは結構違うんじゃ…
源氏物語のかほりを匂わせる部分はちらほら出てくるけど、考えてみりゃあれだけ長くてメロウ要素詰まった作品だ、どこかしらには何かのエッセンスが出てきますよね。
まあそのことが作品の価値と関係あるかというと別にそうではなく、結構面白かったです。
パラレルな平安物ですね。理系の私でさえ「んん?」と感じるところわりとあるので時代考証は甘めな気がする。あえてかは知らないけど。


以下はネタバレしながらつらつら
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Copyright © lair All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM
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映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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