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This Archive : 2006年11月22日

モンテ・クリスト-巌窟王-

2006.11.22 *Wed
The Count of Monte Cristo
ケヴィン・レイノルズ 監督
2002年 アメリカ・アイルランド 131min

小説(原作):『モンテ・クリスト伯』

近所のTタヤにVHSしかなくて見るたび歯噛みしてました。DVD新入荷らしくて早速。
今のところ一番手軽に観られる『モンテ・クリスト伯』ものなんでしょうか。
一番観たいロバート・ドーナット版、その次に観たいジェラール・ドパルデュー版を観れる日はいつだろう…(ノд`)

船乗りエドモン・ダンテス(ジム・カヴィーゼル)。彼には美しい婚約者メルセデス(ダグマーラ・ドミンスク)がおり、さらに船長への出世が決まった。しかし親友であるはずのフェルナン(ガイ・ピアース)たちの罠に落ち、牢獄生活を余儀なくされる。奇跡的に脱出に成功した彼は富と権力、計略でかつて自分を陥れた者達への復讐を開始する。

原作と比べるのは野暮だ。
映画には映画の面白さがあり、それさえあれば原作と同じである必要はどこにもない。
とはわかっているんだけれど。
全7巻の原作を2時間そこらでまとめるんだからてのもわかってるつもりだけれど。
復讐あっさりしすぎ!
大体131分のうち65分をイントロ-投獄-脱獄に使ってるのって。
あとアクション。
「やめて!時間を無駄にしないでー!」とこっちが止めたくなりました。

冒頭、ナポレオンとの接触を描いてくれたのはわかりやすくてよかったです。
あとメルセデスが美しくて素敵。個人的にイメージにもぴったりで嬉しかった。

でも裏切りが判明するの早すぎ。
信じていたからこそ憎しみも大きいわけで。

一本の映画としてみれば面白かったのかな。
“復讐劇”とみるのはちょっと無理があるとは思いますけれど。
復讐劇って葛藤がつきものだと思うんです。
敵全部討ってはい終わりハッピー♪というわけにはいかない。
でもこの作品はそんな感じです。
とりあえず原作のあの練りに練られた計画が少しずつ明るみになる、あのゾクゾク感を味わうことは無理でした。


以下うざいくらい原作を引き合いに出してしまいましたネタバレ
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