This Archive : 2006年10月

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世界ふしぎ発見

2006.10.29 *Sun
今週の 世界ふしぎ発見! は
~ウィーン・ザルツブルク・プラハ モーツァルト 父と子の三都物語~
でした。

『アマデウス』を観たばっかりなのでげへげへ楽しんでました。
感想雑文を少々こちらに書きましたのでよろしければどうぞ。

以上Blog内誘導記事でした。
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CATEGORY : Note
DATE : 2006/10/29 (Sun)
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山猫

2006.10.28 *Sat
Il Gattopardo
ルキーノ・ヴィスコンティ 監督
1963年 イタリア・フランス 187min

テアトルタイムズスクエア
340s SR/SRD/DTS/SDDS/SRD-EX


小説(原作):『山猫』

1860年、統一戦争に揺れるイタリア。山猫の紋章を掲げるサリーナ公爵(バート・ランカスター)は堂々とした振る舞いを保ちつつも新時代の到来を感じていた。そんな中、才気溢れる公爵の甥タンクレディ(アラン・ドロン)と新興ブルジョアの娘アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)が出会い、恋に落ちる。公爵は2人の結婚を後押しする。
これあらすじ書くのすごい難しいですね…いつもにましてダメダメ文でごめんなさい OTZ


「ヴィスコンティ→なんだかすごい人」という知識(になってない)のみで行ってきました。
そもそもこの映画を知ったのも2004年版『オペラ座の怪人』でクリスティーヌが着ている衣装の参考になったものがこの中に出てるから、という本当無知っぷり…すみません。
第一印象を大事にしたいと思い、予習なし事前知識ゼロで観て来ましたよ。
予習めんどくさかったからじゃないですよ。

悲しいことに私の映画における集中力は150分が限界のようです。
『風と共に去りぬ』も『アマデウス』もすごくよかったけど先に疲労がきちゃったもんな。


予備知識ゼロの成果か、私この映画若い2人が主役だと思ってたんです。
戦争で引き裂かれつつも恋に落ちる、ロミオとジュリエット的な話もしくはドロドロかしらドンパチかしらとか思ってたんです。
まさか渋いおじさんの味わい系の話だとは。正直ちょっと拍子抜けた。

おじさんの悲哀にきゅん。
バート・ランカスターが渋くて本当にかっこいいです。とろけます。
でもこの辺の人生の深み?はもっと年を重ねないとちゃんとはわからないんだろうなあ。


お話を理解できなくても、ビジュアルに胸打たれることは出来ます!
女の人が基本つり目メイク風味でちょっと怖かったけど綺麗。

何より!クラウディア・カルディナーレ!超超超のつく美しさ!
麗しいです。お食事中に笑いすぎだけどね(笑)
(しかもそこまで面白い話でもないよな…)
ランカスターとのツーショットがうはうはもの。アラン・ドロンは比較的どうでもいいよ。

内装も素敵。お邸探検とか若い2人のはしゃぎっぷりと併せていいですね。
ここでのタンクレディの「君が欲しい、だが、結婚まではいけない」という貞淑ぷりにしびれた。
前日観た『薬指の標本』を思い出してしまい、「博士に言ってやって!」とか思ったのは秘密です(…)


それでもって大舞踏会ですよ!豪華絢爛。
基本的に舞踏会のシーンて大好き(『プライドと偏見』の舞踏会もよかったよなあ)ですが、そこからちょっと隠れてこそこそ何かする人たちの描写も好きなのでおいしいシーンでした。
ものっそい暑そうだけど…本気で。
死を意識する公爵と前途洋洋の若い2人。切ないやね。
舞踏会が終わる寂しげなシーン、こういうの観たことなかったので新鮮でよかった。切なさ増強。
かしましい女の子集団のシーン観て「私だったらこっちに入ってしまうんだろうか…」とか余計なことも考える。

舞踏会での公爵とアンジェリカのワルツがこの映画の最大の見所でしょうか。
美しい!そりゃタンクレディも嫉妬するやね!
このシーンだけで幸せ。


テアトルタイムズスクエアって初めて行きました。
個人的につっこみどころが多い面白いところでしたけど劇場ぽい構造は雰囲気むんむんで今回のような映画にはぴったり。
ただ予告編やアナウンスで『ナチョ・リブレ 覆面の神様』をアピールしまくるのは勘弁して欲しい。全然ジャンル違うじゃないか。

プレスシートとポストカード買いました。お金ないのにね(T∀T )アハハ
有名なスリーショット(上の画像の真ん中のやつ)がすごい好きなんで嬉しい。
勢いあまって今携帯の待ち受けだぜ!やりすぎかもだぜ!
弱い頭と疲労で理解できなかった部分をプレスシートで補完して楽しいひととき過ごしてます。
もう一度観てみたいなー。
なんでレンタル廃盤なんだぜ(´;ω;`)(しょこたん)おしえてTタヤ…
著作権も伸びましたよね。廉価版も当分先かなあ(´д`)
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薬指の標本

2006.10.27 *Fri
L'Annulaire
ディアーヌ・ベルトラン 監督
2004年 フランス 100min

ユーロスペース1
92s SRD


小説(原作):『薬指の標本』

炭酸飲料の工場で働くイリス(オルガ・キュリレンコ)は作業中誤って左手薬指の先端を失ってしまう。事故を機に工場を辞めたイリスは“人々が遠ざけたいもの”を標本にする研究所で助手として働き始める。ミステリアスな雰囲気を持つ標本技術士(マルク・バルベ)に惹かれはじめた頃、彼女は彼から一足の靴をプレゼントされる。


全然気にしてなかったのですが家に帰って調べてみたらR-18でした。
実は18禁て観たことなかったのにはからずもデビューです。


冒頭の薬指切断のシーンがとてもよかったです。
桃色のソーダ(レモネードでしたけど桃色というより赤でしたけど)を実写で見れてぞくぞく。
『ブラック・ダリア』より怖くなっちゃった。
博士に薬指のことを話すとき、ここのシーンをフラッシュバックしてほしかったな。

えーと、博士がおじさん…
いや勝手なイメージだけどもっと若い人想像してたの。
日本人でいえば西島秀俊みたいな人がよかった。
直前に『海でのはなし。』の予告編観たからではありませんよたぶん(この2人、またやるのか…)
せめて主人公よりは背高くあってくれ…

しかも、変態くさい。
原作も十分変な人だったけどそれはフェチ臭が強いという意味での変な人。
映画はただの若い女の子好きのおっさん、に見えてしまったなあ。
気付けば画面左隅にいつもいて怖かったです。

オルガ・キュリレンコはネットで見ていた画像ではあまり期待していなかったのですがすごい可愛いです!
モデルなだけあって身体も綺麗な方でした。
この人のビジュアルと景色だなあ。映画化されてよかったって思えるの。
細かいところですがこのイリス、名前を出してほしくなかったです。〈わたし〉であってほしかったな。

性がすごい前面に押し出されています。
個人的にはしたかしてないか、もやっとさせてほしかったよ。
いやそらしただろって言われそうですけど、なんだろミもフタもない感じ。
いきなり「ズドン!」でちょっと笑いそうになった…


映画独自のキャラクターの存在意義がいまいちつかめず。
見出そうとするのが愚かなんでしょうか。
同室の男の人の「おれがばかだった」「もうおしまいだ」
いや始まってるかも相当怪しいよと思わずツッコミ。

あと、「ここに勤めて2~3週間になります」と話すシーンがあったんですが、
働き始め→シャツ+ニット着てる
話してる段階→透けそうなカットソー
…? うーん。


でもビジュアル素敵なんで映画単独としてはよかったかな。
むりやりじゃないよ本当綺麗だよ。
もっかい原作読んで脳内イメージ(妄想?)膨らませてみようかしら。


以下微妙なネタバレを含む自己反省
CATEGORY : フランス映画
THEME : 映画感想 / GENRE : 映画
DATE : 2006/10/27 (Fri)
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リア王

2006.10.27 *Fri
King Lear
ウィリアム・シェイクスピア 著
イギリス
福田恆存 訳
新潮社

ブリテン王リアは高齢のため退位するにあたって、娘3人に己に対する胸のうちを語らせる。甘言でリアを喜ばせる姉2人に対し、末娘コーディリアは率直な物言いをし彼を激怒させ、勘当同然の身でフランス王のもとへ嫁いでいった。姉2人に頼り余生を送ろうとするリアだが娘たちからの裏切りに遭い、怒り苦しみ、悔いながら破滅へと向かってゆく。


「お父様をお慕いする気持ちは、とても言葉では尽くせませぬ」(p12)という姉の言葉と
「心のうちを口に出す事が出来ませぬ。確かに父君をお慕い申し上げております」(p13)というコーディリアの言葉。
たいした違いないように思えるんですけど…
どんなにフォローされてもやっぱり「王がバカなんじゃん」と思わずにはいられません…

『マクベス』は燃え上がる野心とかそれでも消えないチキン心とかは、私なりにわかるつもりなんですが、こっちは無理やり感否めない。
姉たちの腹のうちは探れなくても、コーディリアの真心ぐらいくめないのかいとどうしても思ってしまいます。

それでもたたみかけるようなラストはマクベスより好きかな。
自分の愚かさを悔いながら、コーディリアに詫びながらの王の最期は壮絶で、素直に圧倒されました。

ただ王本人や姉2人はともかく、コーディリアやグロスター伯爵はかわいそうだ…(ノд`)つらい。
勧善懲悪というか因果応報が好みなので…


しっかしいくら誠実でも表に出さないと伝わらないもんだね。
そのへんはコーディリアも愚かだね。
それでも王のあの対応はどうかと(無限ループ)

道化の存在がかなりこの作品に何か深みを与えているらしいんですが、私にはさっっぱりわかりませんでしたよ…

 「リア王のあの振る舞いは認知症の症例」
 →姉たちのようになだめすかす対応がよろしく(裏切りは別として)
  コーディリアのように諫めるのはNG
という説?を見ましたWikipediaあたりで。おもしろいなあ。


ぜひ舞台を観てみたいと思いました。
難しいらしいんだけどね。ラストを肌で感じてみたい。
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Vフォー・ヴェンデッタ

2006.10.25 *Wed
V for Vendetta
ジェームズ・マクティーグ 監督
2005年 イギリス・ドイツ 132min

劇場でも観たお話。
「どちらかというと好き」程度だと思っていたのですが
気が付けばパンフ・サントラ・ノベライズは持ってるし
『モンテ・クリスト伯』を読んだりチャイコフスキーをちゃんと聞いたのもこれのせい。
エッグ・ベネディクトも作って食べてみてました。
…なんだ、好きなんじゃん自分。それもなかなか(笑)

舞台は近未来のイギリス。統率の名のもとに議長サトラー(ジョン・ハート)の独裁下にあったこの国でイヴィー(ナタリー・ポートマン)は“V”と名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィーヴィング)と出会う。ガイ・フォークスの仮面を着け国家への復讐を果たそうとするVにイヴィーは協力を申し出る。


いや、面白いですねこれ。って今更初めてのように思った。

不謹慎だとはわかっているんだけど、やっぱりクラシックとバイオレンスシーンの組み合わせって最高。ぞくぞくします。
特に最初と最後に登場する『1812 Overture』ね!
これは大砲を演奏に使う、元からなんだかすごいですねな逸品とのこと。
プラス花火。爆破。たまらん。

そして美意識が高いVのこだわりというかコレクションにもうへうへしてしまいます。
ロバート・ドーナット版『巌窟王』(これ観たいのに入手困難の様子…(ノд`))をイヴィーと鑑賞したり、
『マクベス』を始めとする名作からの引用。
冒頭のセリフ(これ好き!)、
"Remember, remember, the 5th of November, the gunpowder treason and plot. I know of no reason why the gunpowder treason, should ever be forgot."
というのもマザーグースからの一節だそうで。
そして“V”という文字に対する異常なこだわり。
口上を述べるように自己紹介する場面、すごいV尽くしみたいですね。
今度英字幕で確認してみよう。けへへ。
ここの台詞回しとか喋り方とかも好き。

ヒューゴ・ウィーヴィングすごいよな役者だよな~。
仮面に表情が出ている、との感想よく見かけますがほんとに。
声いいな。へへ。
仮面越しのキスがいいです。

ナタリーももちろん可愛い。
話題になった丸刈りは結構終盤なのでそれまでは普通にロングヘアナタリーをお楽しみいただけます。
ロリ服は驚いたけどね…メイド服と聞いてたのに(なんの苦情)
恐怖に震える演技が特にすごいと思ったな。


劇場で観た時は結構「?」なところもあったんですがノベライズがばっちり補完してくれました。
私の読解力の問題もありますが「どう考えてもこれ映画からじゃわかんないよ!」てところも(多分)ありますので気になる方にはぜひノベライズをおすすめしたいです。
ノベライズ(原作ではない)のくせに映画と若干異なる点があるのが意味わかんないですけど。

ただ、アクションシーンはともかく爆破シーンは家のTVだと魅力半減ですなあ。
ぜひ大画面で爆破を味わって欲しいですっていうか自分がもう一度味わいたいです。


ネタバレってほどではないけどこれから観る人は知らないほうがいいかもしれないセリフ。
ちょっと下に載せてしまいます。
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ブラック・ダリア

2006.10.18 *Wed
The Black Dahlia
ブライアン・デ・パルマ 監督
2006年 アメリカ 121min

CINECITTA' CINE4
290s SRD/DTS/SRD-EX


小説(原作):『ブラック・ダリア』

ロス市警のバッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)。名物コンビである彼らは、リーの同棲相手ケイ(スカーレット・ヨハンソン)と3人、微妙な三角関係をとりつつも平穏に過ごしていた。1947年1月15日、若い女性の惨殺死体が発見される。死体は全裸で、身体を腰から切断され、臓物を抜かれ、耳下まで口を裂かれていた。とり憑かれたように捜査に没頭するリーとそんな彼の様子に戸惑いを隠せないバッキー。やがて事件の核心に近付くに従い、たくさんの人間の闇が明らかになる…
あらすじ長くてごめそ…


わからんちん!

名探偵コナン並に頭が切れるバッキー。
一人で先に行かないでーーー
登場人物が多くて「○○だな!」とか言うたびに「誰だっけ…」
なんか頭の悪さ再認識祭でした。
友人と3人で観にいったのですがみんなわからんちん。
終了後、後ろの席からは「本を見ればわかるのかしら…」
そんな映画です。
とりあえずリーが事件に異様にのめりこむ理由だけでもきちんとわかりたかったぜ…

アーロン・エッカートが色っぺえです。けへへ。
スカーレット・ヨハンソンもやはり美しい。
あとあと、殺された女性エリザベス・ショート役のミア・カーシュナーがめんこいです!ちょう!
この映画の中で彼女が一番輝いていたと思う。

そんなエリザベスに瓜二つ(て設定)の令嬢マデリンを演じたヒラリー・スワンク。
ぶっちゃけこの役やるには歳取りすぎでは…ていうか、ごめんなさい顔がこわいの…
個人的にエリザベスに似ている、とまったく感じられなかったのが致命的。
瓜二つだからこそバッキーがマデリンにのめりこむことの異常さ、マデリンのマミーがすることの恐ろしさ異常さが浮き彫りになる。と考えてるんだけど違うんでしょうか…
ミアの二役でよかったと思うんだけど。ていうか二役よかったんだけど。

無駄にボクシングシーンが長かったのはスワンクへのオマージュなんでしょうか…なんて。
普通冒頭で死体でしょ!ウリなんだから!!

殺人などのシーンはチキンかつノワールも少し味わいたい私にちょうどいい感じ。
むしろ全編そういうテンションを期待して行ったんですけど想像より穏やかでした。

とにかく映像はスタイリッシュ、音楽もすごいかっこいい。
それだけでも劇場で観る価値はある映画だと思ってます。
原作読めたらDVDで再挑戦してみようかな。

でもケイの「BD」の傷はずるいと思う…!もろ宣伝用DA…!!


以下本編とは関係なし・私のチネチッタに対する愛つづり
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マクベス

2006.10.17 *Tue
Macbeth
ウィリアム・シェイクスピア 著
イギリス
福田恆存 訳
新潮社

スコットランドの武将マクベスは三人の魔女より「いずれ王になられるお方」と預言を受ける。彼の武勇を称えながらも我が子に王位を譲る国王ダンカンの発言に預言の実現を危ぶむマクベスは王をその手に掛ける。その日から彼の亡霊・寝返りに怯える日々が始まる…


無理矢理預言を事実にしてしまう、もはや預言が預言でない状態は
『源氏物語』の明石中宮のくだりを思い出しました。
振り回されてる…

でも預言という形で約束されていないと行動を起こせない弱さ。
解説の「義務であるかのように」という表現はわかりやすいなあ。

王位を望んではいるくせに手を下す勇気はない。
そして王を殺害した後の後悔は良心の呵責というよりは復讐への怖れ。

最悪だ…(´д`)
まあそれを責められるほど出来た人間ではありませんが。
むしろとっても人間臭くて、そこが魅力でもあるし近親憎悪的なものも感じる。

過分な願いは不幸の元と知れ って偶然読んでる新聞の運勢欄に発見しまして、ああなるほどって。


身につまされるというほどではないんだけど、なんだかむむむと考えてしまう。


それにしても「女から生まれた人間」云々のとんちはいまいち理解できませんでした。
“股”とか付いてたら別だけど原語にも付いてない…?

以下微妙なネタバレを含みますよ。
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オペラ座の怪人 ―再上映鑑賞メモ

2006.10.16 *Mon


2004年版『オペラ座の怪人』はありがたいことに再上映の機会が多く、結構観にいっちゃってて、そしてなんか書きたくなりまして、追記を重ねると記事が長くなるので、別記事を、作ってしまいましたとさ(長)
ちょっとしたオタク日記なんだと思います。


MOVIX橋本 シアター3(265s SRD/DTS)にて鑑賞。
先週だったら一番おおきなシアター8で観れたぽいんですけど
『アマデウス』が先週までだったんでそっち優先…(⊃Д`)

でもアマデウスを観れてよかった。
観たあとだとかなりモーツァルトの空気を取り入れようとしてるのかなあとか思ってしまいます。

ラスト、地下で水音がぴちょんぴちょん鳴ってるのに初めて気が付きました。
だからなんだよってわけじゃないけど、ちょっとうれしい。
何回も観てると小さな発見が楽しかったりします。
支配人の愛人二人の成り上がりっぷりとか、ちうの糸とか(痛)

豊洲のときと何が違うかわからないですけど
より音楽を全身で浴びられた気がする、今日は。

本記事で特に好きな音楽を書きましたけど、頻度的に一番聞くのは『Think of Me』。
ファンじゃない人に何聞かれてるか知られても恥ずかしくないし(笑)
結末を暗示しているあの歌詞を冒頭の何も知らないクリスティーヌに歌わせているのが心憎いです。
この曲がエンディングだったらまた違う印象だったんだろうな。

そして『Wandering Child』が今日の鑑賞では一番自分に響いたやも。
とことん二人のデュエット推す私…
なんというか、全体のストーリーの中でさりげなく置いてある感じなんですけど
ファントムとクリスティーヌ、お互いを求めてる感じは一番出ているといってもいいんじゃないだろうか。

「バレエもオペラ座の華」とマダム・ジリーは仰ってますが、
ぜひ『ハンニバル』と『イル・ムート』の群舞を観客の位置から観てみたい。
とくにハンニバルの方は手錠を使うことによって複雑&難しそう。
劇中劇ひとつひとつが気になるのもお得な感じだ~
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アマデウス ディレクターズ・カット

2006.10.13 *Fri
Amadeus: The Director's Cut
ミロス・フォアマン 監督
2002(オリジナル:1984)年 アメリカ 180min

MOVIX橋本 シアター9
225s SRD/DTS


MOVIX橋本、初めて行ったんですが職員の挨拶があるんですね…!
グループ全体なのかここだけなのかわからないけれど、とりあえずびっくりした。

1823年11月、一人の老人アントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)が赦しを乞いながら己が喉元を切った。助け出された彼は神父(リチャード・フランク)相手に、天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(トム・ハルス)に狂わされた音楽家としての人生、モーツァルトへの嫉妬、憎しみ、そして敬服の思いを語りだす。


とにかくサリエリの苦悩と葛藤に圧倒されます。
「よいこの伝記」(こんな本があるのか知らないけど)風味に書けば
サリエリが悪、と描かれるんでしょう。
でもあの感情を身につまされることなくすぱっと斬れるほどの聖人君子はそういないはず。

一番つらいのはサリエリ本人も語っている通り、モーツァルトの才能を彼が誰よりも認めていること。
「なぜ彼の才能を見抜く力だけをお与えになった?」(うろ)
彼の素行を憎みながらも才能には惹かれてやまない、
この感じがすごく伝わってきてこっちまで苦しくなってしまう。
絶対に実らない恋のよう。
F・マーリー・エイブラハムの演技はすごかったです…
そしてニコラス・ケイジに似てる気がします…
(ちなみにモーツァルト父(ロイ・ドトリス)が西郷輝彦に似てる気がします)


史実をちゃんと知って意図とか違いとかわかるようになったらもっと楽しいんだろうな。


モーツァルト役のトム・ハルスは劇中のピアノシーン、ほぼ全部自分で弾いているらしいです…!
すげえ!(@д@;)
いかにもダメ男ぽくてよし。

モーツァルト妻コンスタンツェ(エリザベス・ベリッジ)の
「凡人」ゆえの行動、愛ゆえの行動も胸きゅーとされる…
芸術家の奥さんは大変です。


クラシックほとんど知らない私でも聞いたことある曲がいっぱいで
さすがだなと思いました。
ドラマも骨太だけど、こういう曲を大音量で聞けたのもよかった。
大音量すぎて頭ぐらりときてたけど。
身体本調子じゃないとちょっときついかもしれないです。長いし。

嬉しかったのは『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』などのオペラをつまみぐいできたこと。
時間も長いしチケットも高いし敷居が高かったのでちろっとそういう雰囲気を味わえたのはお得な気分でした。
特にドン・ジョヴァンニはオペラ座の怪人好きにはたまらない…!
『勝利のドン・ファン』、かなりこれを意識して作ったんだね。

同時に複数の人間が喋る。芝居だと耳障り以外の何物でもないが
オペラなら美しいハーモニーとなる。

個人的になんか好きな箇所。
真っ先に思い出したのはやはりオペラ座の『Prima Donna』。


ところで、日本には便利な言葉がありますね。
   好きと嫌いは紙一重
   人を呪わば穴二つ
すごいわ日本人!(何)


以下微妙にネタバレですよ。(まだ続くのか…!)
CATEGORY : アメリカ映画
THEME : 映画感想 / GENRE : 映画
DATE : 2006/10/13 (Fri)
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オペラ座の怪人

2006.10.12 *Thu
The Phantom of the Opera
ジョエル・シュマッカー監督
2004年 イギリス・アメリカ 143min

ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン2
111s SRD/SRD-EX


小説(原作):『オペラ座の怪人』

ちょっとこれはねー、とても好きです。
何回観たか、いくら使ったか数えるのを放棄してます…

1919年、パリ。荒廃したオペラ座でかつての栄華を偲ぶ品々がオークションにかけられていた。シャンデリアが紹介されたとき、ラウル(パトリック・ウィルソン)とマダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)は1970年のオペラ座へと引き戻される。そこには“オペラ座の怪人(ジェラルド・バトラー)”と歌姫クリスティーヌ(エミー・ロッサム)が織りなす悲劇があった…アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルを本人自ら映画化。


ほんっとうにファンの目から観てもつっこみどころ満載の映画ではあるんです。
・怪人いくらなんでも変な人すぎませんか
・エミー・ロッサムがうつみ宮土理に似ている
・なぜ全員お胸の露出が激しいのか
書こうと思えば多分100箇所以上出る。

現に初めて観た時もつっこみというか茶々入れ目線でした。
それでもあの音楽たちが頭を回り続けてサントラを買ってしまい、流れで原作も…
そしてついつい2回目を劇場で観てからうっかり落下。。みたいな感じです。

惹かれる部分はいろいろありますが、何よりウェバーの音楽にやられた。
様々なカラーの音楽があって、そしてひとつひとつが確実に私の心をわしづかんでいく。
サントラ買ってこんなに捨て曲ないCD初めて~と思った。

たくさんの『オペラ座の怪人』がありますが、私が知ってるのはこれと原作、そしてウェバー版舞台。
それぞれ微妙な箇所が違ってそれぞれに魅力(と変なところ)がありますが、この映画版が一番好きだ…
ミーハーなので“怪人”といえども男前の方がいいし(笑)
加えてアレキサンドラ・バーンの衣装がとても素敵。
特にマスカレードは金・黒・白が交錯してるのが最高に好き。
その中に赤(ファントム)、白(クリスティーヌ)、青(ラウル)が浮かんでいるのがいいです。
フランス国旗の3色なのは偶然?

あと冒頭のシャンデリアがせり上がるところの豪華さとか、
オペラ座の舞台裏が観られるのも映画版ならではの好きなところです。
その場面にオーヴァーチュアが乗っているていうのがもう贅沢すぎ。

全編音楽鳴りまくり。静寂をすごく意識する。
この静寂こそまたひとつの音楽だったり。

曲本当に全部好きなんですけど、一番好きなのは
『The Point of No Return』と『The Phantom of the Opera』。
二人のデュエットが好きだ。
とくにPONRは色気のほかにどうしようもない絶望感、悲劇・破滅の予兆感がたまらない。

ストーリー的な面では、まあ単純と言われている通りな気がします。
それでもクリスティーヌ=Christ-ineという解釈が出来そうなラストシーンとか
彼女がファントムに示した愛はエロスかアガペーかとかが完全に判明しないところとか
そういうところすごく魅力的に感じます。
あいにくキリスト教には全然明るくないんですけど(キリスト教に限りませんけど)


DVDを一応持ってはいるのですが、あまり観ないですね…
それよりは今回みたいに再上映してる劇場で観てしまう。
大画面・大音量が原則!!
初見がDVDだったら適当に流してたかもだ。

この記事も後日加筆修正が激しそう…
CATEGORY : イギリス映画
THEME : 映画感想 / GENRE : 映画
DATE : 2006/10/12 (Thu)
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変身

2006.10.10 *Tue
Die Verwandlung
フランツ・カフカ 著
ドイツ
中井正文 訳
角川書店

Als Gregor Samsa eines Morgens aus unruhigen Träumen erwachte, fand er sich in seinem Bett zu einem ungeheueren Ungeziefer verwandelt.(ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気が付いた。(p6)


高校の国語の教科書に一部が載っていたのですが、この第一文のパンチ力は忘れられません。
なんでいきなり虫なの不安な夢って何だよグレゴールわりと冷静じゃんよ
とか、うん、不条理文学にもろ呑まれた。

でもこの冒頭を越えればあとは残酷なほどの現実、普通の日々。
「わかる」とはちょっと違うんだけど、なんだか拒めない。
読後感悪いけども嫌いではない。むしろ好きなのかもしれません。
何がいいとか全然うまく言えないんですけどね。

この訳者中井正文さんによる解説が的を射ているというか
私の抱いた感想をそのままわかりやすい文にしてくれています。
思わず身につまされ、なんだか胸の奥がひりひりするような寂しさ(p189) を感じてしまうんだよ。

Wikipediaで「ザムザ(Samsa)」が「カフカ(Kafka)」を暗示しているやも
というのを知り、ますますひりひりしました。


同時収録『ある戦いの描写』
これはもう、わからん。
何がどうわからないのかもわからない。
登場人物は何人なのか、場面はずっと同じなのか変わっているのか もよくわからない。
頭弱い子にはむずかしい…!
ので、何も書けません。。
何回も進み戻り進み戻りしたんですけどさっぱりだ。

再読すれば何かを発見、もしくは理解出来るのかもしれないけれど、
今のところそうしたいとまったく思えないのがポイントです。
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サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇

2006.10.02 *Mon
Salomé / Lady Windermere's Fan
オスカー・ワイルド 著
イギリス
西村孝次 訳
新潮社

映画:『理想の女』

愛した男に受け入れられず、その男の首を求める『サロメ』。夫がとある夫人に執心と聞き心が千々に乱れているところへ、夫はその夫人を舞踏会に招くよう強要する『ウィンダミア卿夫人の扇』。他愛ない嘘が真になってゆく『まじめが肝心』の戯曲3編。


一言感想:
サロメ → え、え、これで終わり???(゚Д゚)ポカーン
ウィンダミア卿夫人の扇 → ウィンダミアの奥様可愛いなあでへへ(*´▽`)ノ
まじめが肝心 → みんな頭悪げ…もう勝手にしなよあんたたち


サロメは訳のせいか私の感性のせいか元々そうなのか、
すっごい淫乱女にしか見えなくてんー?みたいな。
もっと気が狂いそうに焦がれて焦がれて!みたいなものを想像していたので。
普通の小説として地の文でもっとそういう面が出ていたら個人的にはより楽しめたのかな。
あとセリフのリフレインが多!ミュージカルか!

まじめが肝心はね、本当一言感想以外書くことないかも。。
どんでん返し具合とかは面白いんですけどね。
もうちょっと男性陣には誠意が、女性陣にはたしなみというか落ち着き?があれば。
それで話として成立するのかは別として。

ウィンダミア卿夫人の扇、これが今回一番ヒット!
え、と、夫人が可愛いから(えー)
「なんでも男はみんなけだもので、恐ろしいとか……ああ!」(p149)
とかなんか世間知らずの若妻感ぐいぐい上がって可愛くないですか?(おっさんか)
帯に翻案映画『理想の女』の宣伝がしてあって、
それのスカーレット・ヨハンソンがまさにイメージぴったりです。
そして油断してたら愛情というものの成せる業にほろりさせられるのです。


サロメを読んでて、戯曲はやっぱり観るもの聞くものなのかしらと今更ながら思ったんですが
残り2編を読んでちょっと昼ドラ的要素の入った、ドタバタ劇には活字も合ってるかも、と思った次第。
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映画とか本とかについての
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鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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