This Category : イギリス文学

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自負と偏見

2011.04.13 *Wed
Pride and Prejudice
ジェーン・オースティン 著
イギリス
中野好夫 訳
新潮社

イギリスの田舎町に住まうベネット家の近所へ青年紳士ビングリーが越してきた。金持ちで独身、人柄も良いビングリーへ五人娘の誰かを嫁入りさせたいとベネット夫人は躍起になる。聡明な次女のエリザベスはそんな母親を恥ずかしいと思うが、そのうち彼と美しい姉・ジェーンが惹かれ合っているのを感じ嬉しく思う。ある日ビングリーはロンドンから姉妹と友人ダーシーを連れてきた。ビングリーを凌ぐ財力と美貌を持ちながらも高慢な態度のダーシーはエリザベスに関しても軽んじるような態度をとり、エリザベスはダーシーに小さな反感を抱く。


きゃ~なんで今まで読まなかったんでしょ!
キャラクター造形、ストーリー展開これぞ王道。大好きです。
気付きたくないのに相手の魅力ばかり発見してしまうとかね。ニヤニヤするね。
とてもわかりやすいので読みやすく助かりました。


ほんとエリザベスのキャラクターが魅力的です。
キャサリン夫人に思いっきり反撃するところなんて痛快。
夫人、こんな仕打ちに遭ったのは人生で初めてでしょう。度胸あるなエリザベス。
ダーシーの不器用な愛だとか誠実さにも乙女心満足させられるし、ジェーン、叔父さん夫婦たちの描写は読んでて心地よい。

その反面チームおろかものの描写は容赦ないよな…
ママベネットとかリディアとかウィカムとかコリンズt(以下略)ほんと殴りたくなるw
潔いぐらいフォロー、ゼロ。


キーラ・ナイトレイの映画を昔観たので美しい脳内ビジュアルで楽しめました。
でもコリン・ファースのドラマが異常に支持高いですよね。観てみたい~。
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ジーヴスと封建精神

2011.01.12 *Wed
Jeeves and the Feudal Spirit
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『ジーヴスと恋の季節』

“小悪魔的な”変身を遂げたバーティーは、休暇を終えロンドンへ戻ってきたジーヴスと早速冷戦状態に入る。しかし因縁のフローレンス・クレイはバーティーの変身をすっかり気に入り、婚約者スティルトン・チーズライトと微妙な空気になってしまう。身の危険を感じるバーティーに、ブリンクレイ・コートの善良な叔母ダリアから助けを求める電報が届く。


ああ本当にバーティーは愛いやつです。
ジーヴスとの掛け合いはもちろん、今回はダリア叔母さんがたっぷり出てきて2人の会話もやっぱり楽しい。


以下一応ネタバレなので隠します
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ジーヴスと恋の季節

2010.05.28 *Fri
The Mating Season
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『ジーヴスと朝のよろこび』
シリーズ次作:『ジーヴスと封建精神』

幼馴染で女優のコーキーの頼みによりデヴリル・ホールへ赴くことになったバーティー。不幸な事件により自らを腐れ縁ガッシーとして潜入することになるが、そこではコーキーのフィアンセであるエズモンド・ハドックが当主でありながら5人のおばさんの中で小さくなっていた。彼の従姉妹であるガードルードはコーキーの兄キャッツミートと婚約中。しかし2組のカップルには保守派で役者嫌いのおばさん達が立ちふさがっている。なんとかジーヴスの智略を発揮して欲しいバーティーだが、なんとデヴリル・ホールではジーヴスの叔父シルヴァースミスが執事を務めていた。思うようにジーヴスと接触できないバーティーは、例のごとくスープに浸かることになる。


いーやー今回の人物関係こんがらがり度はひときわすごかったです。
よく相関図書かずに済んだな、むしろここまで混乱したくせによく書かなかったな自分。

今回もバーティーの献身ぶりが泣けます。
本当に紳士だわ彼は。


以下はネタバレですよ
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ジーヴスと朝のよろこび

2009.12.09 *Wed
Joy in the Morning
P・G・ウッドハウス 著
イギリス
森村たまき 訳
国書刊行会

シリーズ前作:『サンキュー、ジーヴス』
シリーズ次作:『ジーヴスと恋の季節』

ロンドンの街でかつての婚約者フローレンスと再会してしまったバーティー。彼女が旧友のスティルトンと婚約中であることを知り胸をなでおろすが、思わぬ好印象を与えてしまい怪しい雲行きのまま別れる。そんな折、バーティーはフローレンスの父・海運王パーシー伯父の商談のために協力を乞われる。固辞するバーティーだが友人ノビーとボコとの婚約に壁が立ちはだかっていると知り、彼らの集う鬼門スティープル・バンプレイに向かう決意をする。


またしても、いつものことながら、バーティーの周りの人々のフリーダムさには感銘を受けます。
周りの人々にはもちろんジーヴスも含みます。


以下、ネタバレで
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日の名残り

2009.10.07 *Wed
The Remains of the Day
カズオ・イシグロ 著
イギリス
土屋政雄 訳
早川書房

1956年、ダーリントン・ホールでは深刻な人手不足に悩まされていた。執事スティーブンスは主人ファラディ氏に氏の留守中の小旅行を勧められる。同じ頃かつて共に働いたミセス・ベンからの手紙が舞い込む。懐古の言葉と現在の悩みを綴られた手紙を見て彼はミセス・ベンへ職場復帰を勧めるため小旅行に出ることを決意する。旅の間、彼の思いはホールの前の主人であるダーリントン卿へ仕えていた頃―ミセス・ベンがミス・ケントンであった頃―へ何度もさまよう。


あまりにもちびちび読みすぎたせいか、淡々とした語り口のせいか感想っつってもフンワーとしています(苦笑)
だけどその淡々と語られる昔話は結構壮絶というか悲劇というか。
父の老い、全てを捧げた主人の失墜…「執事とはかくあるべき」講座には使用人独特の美学が匂いたち、うはうはするけど それをつぎ込んだ人生が否定されていることをもじわりじわりと噛み締めているのかな。
誇る気持ちと同じくらい。

ミス・ケントンとの関係はニヤニヤ通り越して「んもう!このにぶちんが!!」ですな。小学生男子並みの鈍さです。
バス停でのひとときはなぜか『マディソン群の橋』を思い出してしまった。


ラスト、川べりでの夕暮れはこちらまで夕日を見ている気分。
切なさと満足感でほぅとため息。


余談:“一流の執事の条件の一つは一流の主人(家)に雇われていること。一流の主人とは国家を動かすような人間でずっとクラブに入り浸っているような人間ではない”
つまりジーヴスはあれほどの能力がありながら一流でないということですねwなるほど。
と思えば丸谷才一の解説にジーヴスの名があってさっすがーでした。
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つらつらおぼえがきブログです。
鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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