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映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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とんでもナイト

►2008/07/03 

とんでもナイト
小坂理絵 著
日本
講談社

屋敷カンナは普通の女子高生だが父ムサシが超過保護なことに悩んでいた。ロボット工学の権威であるムサシは、カンナが恋をしていると知りボディガードヒューマノイドを完成させてしまう。小次郎と名付けられたそのロボットと共に生活するはめになったカンナだが…


この脱力感あふれるタイトルに感動を覚えメロメロなワタシ。
ダジャレとか、くだらないて言われるほど一度はまると抜け出せないんだよね。
小次郎の正式名称?が「パパ守って7号」であることは特筆しておきたい(なぜ)


いやあ可愛いカップル。
カンナかわいいよカンナ。
ツンデレという言葉があったのかなかったのかよくわからない時代に素敵なツンデレヒロイン。
2人の嫉妬がほほえましい。

ライバル美緒ちゃんもいいキャラだったなー。
いい子だ。「幸せになれるの?」と聞くシーンはぜひ欲しかったところで、よかった。


以下隠しておいたほうがいいかなー程度の微妙なネタバレ含みます

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3巻はカンナがバカな感じで、モデル展開に若干もにょりつつも、読み返すと切ない。
美緒が「不可能なことってやっぱりいっぱいある」と読者目線でいろいろ言ってくれることはすとんと納得。
どう考えても小次郎の悩みはモデルとか周りに評価されることで克服できることじゃないと思うけど、カンナはもう全くそういうこと考えてないんだよね。普通の恋人に対する考え。
きっとそういう彼女だからこそ、小次郎にとっても読者にとっても可愛いんだろうけど。
ミルキィちゃんに不安を感じるところも良所。
「歯止めになる」とわかっても、この怖さが小次郎から完全に消えることはないんだろうなあ。

カンナのみ老いることに関しては適当に父がマイナーチェンジでも加えるであろうと特に心配はしてないw
そのうち小次郎が自分でいじるようになるかもしれないし。
とか考えてみたところで、じゃあカンナが死んだら自分で自分の電源を落とすのかなあと無駄に切なくなってしまった。

…ここまで切なくならなくても気軽に面白いコメディだよ!
なんだか自分が痛々しいよ!


ムサシ28年前にうけました。
なんだかんだいってカンナはファザコンなんかね。

その他おまけも面白かった。
美緒幼妻ルックとかシズエさんが一番描きづらいとか。
あとサイトでの話になるけど、質問に対して「根性次第でどうにかなるのかも。ガンバレ合金」と丁寧なんだかなげやりなんだかよくわからない答えもよかったです。
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くるみと七人のこびとたち

►2008/07/01 

くるみと七人のこびとたち
高瀬綾 著
日本
講談社

13歳の少女くるみは親戚の絵本作家・ハルヒに淡い恋心を抱いている。ドイツ旅行から帰還してきたハルヒに会いにいくくるみだが、彼の家はもぬけの殻。その時一冊の絵本から2枚の肖像画、7人のこびとたちが飛び出してきた。彼らはくるみに「ハルヒは白雪姫と恋に落ちた」と告げる。


『VAMP!?』で少し書いた、探していた昔の漫画というのはこれです。
記憶が確かならこの作品第一回目が掲載されたやつがなかよしデビューな気がする。
92年か…うわあ…
ずっと忘れていたのにな。ほんとネットなんてするもんじゃねえな。


お話自体は結構タラッタララ〜♪のうちに進んでしまうのね。
レオの小芝居といい(あれじゃあくるみたちは騙せてもおおきなおねえさんたちは騙せまいw)まあモチーフの可愛さで読ませる感じ?
ほわほわいい感じなんだけどね。
第一狂った物語の修復ていうのが妙にツボだ。

カイル王子かっこいいね。
目でかいのにりりしく見えてびっくりです。
それにしてもメルヘンな絵柄でキスシーンされるとこっちが恥ずかしいもんなんだな(笑)


終盤の最後の戦いに挑む前、これまで出てきた人たち全員集合〜は苦笑に近いものを感じながらもウルウルしてしまった不思議。

そして、そしてラスト!くはー秀逸!
甘く切ない、て表現がぴったり。
とても悲しいのに幸福感に似たぬくもりを感じる。
こんなに清々しい禁断の恋があっていいのか(ノд`)
5巻の表紙が婚礼衣装にも見えてなお切ないやね。

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VAMP!?

►2008/06/22 

VAMP!?
小坂理絵 著
日本
講談社

幼い頃両親と死別し、修道院に暮らす りお。“女地獄”の生活を送る日々だが、ある日行き倒れの美少年を発見。その場に放置するわけにもいかず連れ帰るがりおの部屋で目覚めた彼は…


昔の漫画を探してたらふと目に入った小坂理絵の文字。
あー『セキホクジャーナル』大好きだったなあとか懐古モードになってつい購入してしまいました。
7年前(!)の漫画だそうですがすでに『なかよし』は卒業してたので完全な新作気分。
どうでもいいけど妹がなかよし、私が『りぼん』担当でした。

そうだこの人ギャグが面白いんだよね〜と初めて読むのに懐かしさを覚えながら読んでた。
可愛らしい絵としゃべってる言葉のギャップが素晴らしい。
「いまの邪悪なツラを石膏で固めてシスターのまえに引きずりだしてやりたい!」(p44)過激ですw


微妙にネタバレしそうなので以下隠して

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同室かよ!吸血鬼以前の問題で非常識だろ!てのはご愛嬌かしらね。
きっとりおに指一本でも触れたら…という遠縁の娘システムなんだろう。きっと。
なかよしだからそういう展開になる心配もないし。きっと。
まあそこ言ったらなぜわざわざ女の園にって話だしね。ウフ!

ところでりおが修道院出て行ったのは徹が出て行った2年後なんでしょうか。
ラストの妹出現のところは4年後って書いてあるけど、徹が出て行った時点では「妹が来るのは6年後」て言ってるもんね。
それなら新米(多分)修道女たちがりおを修道女の鑑認定してるのもわかるし。昔を知らないってことで。
と認識してみるとスゲエ!純愛!!
りおはともかく徹は周りにたくさん異性がいるのに!お年頃なのに!少女漫画いいね(笑)!

ところで第2弾・羽純はなぜ修道女を志しているのだろう…
シスター・エリザベートが素敵だった。


くだらないことばかり書いてしまいましたが最終回はうっかり泣きそうでした。
別れのシーンがいくつもあったけどどれもよかった…!
好きだからすぐ追っちゃうよではなくて、それがお世話になった人を心ならずも裏切る行為になってしまうていう葛藤がじわんときますね。
徹との別れに関しても、一人部屋で泣くりおが純愛〜できゅんとしました。
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なんて素敵にジャパネスク 人妻編 1〜6巻

►2008/06/19 

なんて素敵にジャパネスク 人妻編
山内直実 著
氷室冴子 原作
日本
白泉社

小説(原作):『なんて素敵にジャパネスク』

紆余曲折を経、晴れて右近少将・高彬と結婚した内大臣家の瑠璃。大人しく平穏無事な人妻生活を送っていたが、帥の宮という公達が瑠璃にご執心という噂が立ち上り嫉妬する高彬との間がぎこちなくなってしまう。さらに吉野で会った峯男にそっくりな男が目の前に現れて…


原作者の氷室冴子さんが亡くなってしまいましたね。
私はジャパネスクと『碧の迷宮』という未完の作品を読んだぐらいですけど、それでも惜しい人を亡くしたなあというのはわかります。
新聞でたまたま追悼の記事を目にしてしんみり。
とにもかくにもお疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。


うってかわって漫画の感想。
まず帥の宮編の漫画化自体が待ち望まれていたことだったのでそれだけで嬉しい。
小説の感想のところでもちろっと書いたけど、2巻での高彬の狼藉描写が物足りねえなと思った以外は忠実な漫画化で楽しかった。
厳しいこといえば物足りないと思わせちゃいけない見せ場ではあったはずだけど。

ただ、今回刊行された6巻については、う〜ん…以降に期待?というところ。
仕方がないんだけど2話まるっと登場人物が座って話してるだけ、それを主役が身動ぎせず解説役にまわっている状態が続いているのはきつかったなあ。
絵としてはほとんど動きがなく、台詞・モノローグも長くて入り組んでるのでどうしてもホニャララーと流し読みに近い感じになってしまう。
展開知ってるから余計。

原作に忠実かつ漫画としても面白いって難しいねとつくづく。
次巻はいろいろ動きも起こるだろうし、ラストには変わらぬ期待を抱いています。

扉は27話のかき氷食べてるやつが可愛かったな。

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コーラス 2006年 11・12月号

►2008/06/06 

コーラス
日本
集英社

漫画雑誌なんて何年ぶりに買っただろう。
いやに軽くて、ああ大人になったんかな自分と思ってたらあれか、紙が変わったのか。

大半連載なのでわからないのも多かったけども、谷川史子の『プリズム』(これは読みきり)、石井まゆみ『キャリア こぎつね きんのもり』、河内遥『空の箱庭』がいい感じでした。
下吉田本郷『万福児』、伊藤理佐『ヒゲぴよ』もキライじゃないw


さて、今回のお目当ては前後編で収録の勝田文『林檎の樹の下で』。

華族制度が残る昭和10年代。伯爵令嬢の極子(きわこ)は池島侯爵との縁談が噂されていたが、彼の高慢さに反感を抱いていた。ある日友人“えん”の父親が主宰するサロンに出入りする貧乏画家・佐野と出会い、極子は彼に惹かれていく。

こんなお話です。
どうでもいいけど侯爵の侯と気候の候って字が違うの初めて知りました。


以下は林檎〜のみの感想。ネタバレで

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まずは扉絵堪能。
前編のカラーも綺麗だけど、後編のモノクロも素敵…
タイトルとか抜くとまた印象がガラリと変わりそうだなあ。
風がどっちから吹いてるのかが気になりますが。
集英社からの既刊の他に、他社から出てる『あのこにもらった音楽』も好評発売中!て書いてあって、太っ腹だなと思ったり(笑)
かと思えば、別にまるまる1ページ使って白泉社の雑誌『MELODY』の宣伝もしてるんだよね〜。不思議だ。


本編について:TOKIMEKI!
ああもうなんでこの人の時代ものってこんなときめくんでしょう。
ご自分の作品に対して照れがあるんだろうなあっていうのは他の作品にも感じてて、それがあの妙な味のある手書き台詞やらに出てるんだろうなって。
時代物になるとそういうのが一部解放されるのかな。
つっこみ手書きは相変わらずだけど。あの場面で「マゾかよっ」て入れるセンスがすごい

ファッションとか言葉遣いとか素敵だなあ。
亀田のご令嬢と口喧嘩するときもそこまで汚い言葉じゃないし。
「おコネ」と「おキー」に笑ったけど。
侯爵の悪口をいう時も「あの方ってば本当にひどいのよ?」今の感覚だと可愛らしくお上品に聞こえてしまう。
こんな時でも「あいつ」じゃなくて「あの方」というのが育ちの良さというか時代の常識というか。
あと、お姉様が極子のこと「きいちゃん」て呼んでるのもなんだかカワイイ。
このお姉様、ちょっと天然ぽいよね。


話に関してはつくりが甘いと言えなくもないけどまあ良し。勝田文だし。
佐野さんの化けの皮がわりとあっさりはがれてしまうのが むむ だけれど、本気で極子に惹かれ始めていて良心の呵責に…て好意的な推測をしてます。
ハンカチ握り締めた時のしょげた顔がいいな。
佐野・本性を現す で極子に襲いかからなかくて本当によかった(昼ドラ的イメージ)
そこからぐすぐす去った極子と侯爵が鉢合わせ→即仲直りとかじゃなくてよかった。
一度極子が「私 無力よ…」てなってくれて。

極子×侯爵はツンデレだな!たまりません。
「あなたをお慕いしていました」はもちろん、「いっそ爵位などなければよかったのに」にきゅんとしました。
ベッタベタな台詞だけど、こんなにムッツリした人が言っちゃうなんて!みたいな。
ああ、転がされている…
お慕いなんてフレーズ、きっと一生言われることないだろうな…言われてもギャグか罰ゲームだと思うよな…
ラスト、極子の来訪を知ってわたわたする侯爵が(・∀・)イイ!
「家令はなんでも知っている」もね、とてもいいです。
さりげなくそういうこと書く人がジーヴス描くっていうのが嬉しい。

悲しいことにお慕い〜の侯爵様のカンバセに印刷の汚れが…!よりによってここかよ…
カッターで慎重にホワイトニング。夜中に何やってんだろ…


ああ、昭和ロマン堪能いたしました。
この間行った庭園美術館、これ観てから行けばよかったかななんて。
まあ展覧会はともかく美術館は逃げないしね。また行きましょう。
あ、前編の扉は前から知ってたんですけど、そこに描いてあった金平糖型?のライトが館内にあったんですよ!発見した時は興奮したなあ。

スピンオフというかシリーズ化していただければ、その度にときめくことにやぶさかではありませんのよ(なんで上目線)
えんさん(この人にもおもしろセンスの魔の手が…フルネーム…)と変な髪形の画家さんとの平民同士だけど格差感じる間柄とかお姉様の若奥様としての生活とか。
主役2人の束の間の侯爵夫妻の生活とかも見たい〜。
ネタ元(多分)極子さんよろしく華族のドンに手籠めにされそうになって侯爵がぶっちぎれればいいのに!とか。ベタ好きな私。というかもはや勝田作品ではない。

それはともかく早く単行本になってほしいです。
他にも未収録作品あるようなのでページ数は足りてると思うんだけどな。
ジーヴスに関しては単行本刊行は結構楽観視してるんですけど、こちらに関してはちょっと心配。
ファンレターとか出して需要をアピールしてみようか。…ファンレターて何書けばいいの?
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I n f o

映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
なにかひとこと(ツッコミ含)
いただけたらうれしいです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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