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映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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花様年華 ―再上映鑑賞メモ

►2008/03/09 


スクリーンで観たいなあとお正月の日記で書いていましたが、思ってたよりずっと早く願いが叶いました。
ありがとう早稲田松竹(153s SRD)。
願望はどんな風にでも形にしておくといいみたいですね。結婚したいな(え)
パンフも欲しかったけどしょうがないね。


『夢二のテーマ』がいささか大音量すぎな気もしたけれど(音割れてたかも)重低音が全身に響き渡って、バイオリンの高音が耳をつんざいて至福のひとときでした。

あ、夢二カウントをしてみたところ、間違ってなければエンドロール除いて8回!!
そういえばDVDの夢二のテーマコーナーもやたら多かったなあ。
でも8回とはすごくないすか。
98分の映画で8回て。12〜3分に一度流れる計算ですよ。
2人の逢瀬だけでなく、それぞれ一人でいる場面でも結構使われてたんですね。


どんどこネタバレ

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チャン夫人のチャイナの美しさ(アイラインも可愛い)、とそのめまぐるしい変化が感じさせる時間の経過、屋台のすれ違いのシーンが記憶よりかなり多かったこと、同様にものを食べるシーンの多さが印象深い。
2人の食いっぷり(チャンも結構がっつり食ってるよね)がなんというか健康的な色気を漂わせているとさえ思ってしまうのは気のせいかな。

そういえばチャンがチャウに作ってあげた料理が「胡麻の水飴煮」になっててなんじゃそりゃ?になりました。
DVDでこんな知らない料理名出てきてたっけ?記憶違い?と思って調べてみたところ、珍しく私の記憶勝ちです。
DVDでは「黒胡麻汁粉」だったらしい。劇場版の方は英訳から和訳を起こしたための不可思議料理だそうです。
そりゃ字面的にお汁粉の方がおいしそうだよね…具合悪いなら特に。
あ、でもお粥は食べたくないんだっけ。よく考えたら変わった御仁。

ところで部屋から出られなくなったチャンのトイレが気になった無粋な私…部屋付き?


映像と切なさに目がくらむ。
以前格子ごしのカメラワークのこと書きましたが、鏡もすごく多用してますね。
観るたびに謎が解けるような、新たに生まれるような。
でも、あの、やったなてのはほぼ確信に近くなりました(…)
母親の目をしたチャンと、「可愛い男の子ですよ」の言葉に一人微笑むチャウ。
決定的に秘密を知ってしまった気がして、ものすごくどきどきした。

あと、シンガポールまで来てたっていうのも本編では初めて気付いたよこのにぶちんは。

携帯でない電話とか間借りとかが危うさを添えるね。
そう考えると今はなんて悪さしやすい時代なんでしょ。


本作品、ノベライズがあるみたいで、文章も美しいとか。
読んでみようと思ったのですが、子供の父親が断定されている上、チャウがアンコールで囁いた言葉がダメ男っぽいのでやめとく。
アンコールまで行ってそれはないよ、兄さん。
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グリーン・デスティニー

►2007/09/29 

臥虎藏龍
アン・リー 監督
2000年 中国・アメリカ 120min

だからワイヤーはもういいよ。

剣の名手リー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)。は血で血を洗う運命を厭い引退を決意する。同門の弟子であるシューリン(ミシェル・ヨー)に自身の名剣“青冥剣(グリーン・デスティニー)”を北京のティエ氏(ラン・シャン)に届けるよう頼みシューリンは無事にこれを届けるが、その晩青冥剣は何者かに盗まれてしまう。


ワイヤーアクション⇒(´д`)アヘァ になってしまってる私の頭では、たとえどんなに優れたストーリーもってこようがもう観る気になってないんですね。
公開当時にまっさらな状態で観られたらもっと好ましく思ってたかもしれない。
伊武さん ムーバイとシューリンのプラトニックラブとか碧眼狐狸(チェン・ペイペイ)のいらだち・執念とかは結構胸に迫るものがあったんだけどなあ…

結局どうしたいんだよなじゃじゃ馬娘イェン(チャン・ツィイー)の話とか別にどうでもいいよて感じ。
武侠に対する憧れも、櫛に対する愛着も根拠を感じる箇所がないように思ったのでいまいち心をだだ滑り。
どうでもいいですけど賊に襲われて行方不明になってた娘さんの縁談話なんてよくまとまったよなあ。

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2046

►2007/09/09 

2046
ウォン・カーウァイ 監督
2004年 香港・フランス 130min

かつて想い合うも結ばれなかった女性との記憶に囚われながら数多の女性たちと逢瀬を繰り返す男(トニー・レオン)。彼はSF小説『2046』を執筆し始める。永遠の愛を求め“2046”へと向かう登場人物たち、それはそのまま1960年代香港でもがく男とその周囲の人間たちであった…


これが『花様年華』の続編(ともいえる存在)というけれどSFぽいよ?アンドロイドって?と思っていたけれどなるほどこういうことですか。ちなみに花様年華とのリンクを一体どれだけの人が知っているんだろう。
いやあ、単に自分が知らなかっただけかもしれませんが。
キムタク目当て・予備知識なしで観た人絶対多いよなあ。気の毒だ…

花様年華を観てないとただの女たらしの話に見えそうです。
数々の女性と逢瀬を重ねるふとした時に、チャン夫人(マギー・チャン)との思い出が影を落としている感じが切なくてよかったです。
マギー自身は本当ちらっとしか出て来なかったけれど、その存在は苦しいほど全編に溢れていました。
モノローグが入っているせいか花様年華より大分わかりやすくなっていますね。
それがあの作品の寡黙さに惹かれた人にはややうるさく感じるかもしれない。


それにしてもキムタクはキムタクでしたね〜。
日本語しゃべってるのになぜかリスニング困難の不思議。
字幕出ない分タチが悪い…
トニー・レオン素敵だったけどやっぱり髭ない方がいいな。
今回は女性達が魅力的だった。


チャウ氏のその後を描きました、という視点としては中々の出来だと思う。
ただきつい言い方をすればこの映画の存在自体が蛇足にも感じる。

あのアンコールワットの前後、彼がどう暮らしていたのか…
ストイックに隠棲していたのか、映画のように奔放に生きていたのか。
これは明示されるよりも自分で思いをめぐらせていたかったかも。
花様年華本編の二人の関係も、そんなようにこちらでいろいろ考えてしまう、そしてはっきりした答えはわからない描かれ方だったから。

嫌いではないけどオナニー映画と言われても仕方ないかなとは思った。
リンクしている箇所に気付くのは楽しくて嬉しいですけどね。
カーウァイ監督の昔の作品『欲望の翼』ともリンクしてるらしいけど鑑賞予定は「機会があったら」といったところです。

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花様年華

►2007/08/27 

花様年華
ウォン・カーウァイ 監督
2000年 香港・フランス 98min

1962年香港、同じ日に隣同士に越してきたチャウ夫妻とチャン夫妻。それぞれの夫も妻も多忙で、すれ違いの生活を送っていた。ある日、チャウ氏(トニー・レオン)とチャン夫人(マギー・チャン)はそれぞれの伴侶が不倫の関係にあることを知る。そして彼らもまた共に過ごす時間が長くなり、次第に惹かれ合ってゆく。


とにかく映像が素敵。
久々に煙草かっくいい思いました。

トニー・レオンかっこいいよ!
マギー・チャンと背あまり変わらなかろうが
肩幅狭かろうが
たまに和泉元彌に見えてしまおうがかっこいい。
えーこんなに素敵だったっけかと動揺さえしそうです(〃д〃)

マギー・チャンも素敵だ。
好みの顔、てわけじゃないんだけど見入ってしまった。
切なげな顔に胸が締め付けられるよ。
艶っぽい、ってこういうのを言うんだろうな。
またチャイナが似合いますね。
2人の日常を無音で追っていくときの笑顔が印象的。
ほっとんど笑わないんだもの。


ネタバレか微妙な感じなので隠そうかと

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直接的なシーンは皆無。抱き合うシーンも一度きり。
なのに官能的。手の動き一つ一つにどきどきする。
本当にプラトニックなのかあ?と思ってしまうくらいよ。
踏み留まり続けたのは後ろめたさなのか、自分たちの関係にある種の幻想(?うまく言えないけど…)を持ち続けていたかったからなのか。

自分の冗談(ハンドバッグの話)で不倫を知るのもまた皮肉な話だよね。
恐ろしいのはそれぞれの相手ですw計算なのか天然なのか。
間借りしてる部屋でレッツ不倫っていうのもこれまた(((゚д゚;)))

隙間から覗いているようだったり、格子越しであったりというカメラワークもよかった。
本当にいけない情事を覗き見ているような感じね。
余計に背徳的な匂いがぷんぷん。


観客に行間を読むのを強く要求している作品だと思います。
おかげで私の脳みそキャパ越え。
特典の“4つの謎”は作品を理解するうえでとても役立ったけどつくづくカットされててよかったなと思う。
これが入ってたらかなり安っぽくなってたよ。
特に喚く新カノとかな。あの役者さんには気の毒だけど。
「シンガポールの日々」とかはまあ入ってても素敵かなとは思った。

特典を観た後に再見しましたところ2回目のが断然面白かったです。
新しく知った情報と純粋に2回目だから気付くこと、というのがとても多くて(チャン夫人の嗚咽とかね…どれだけぼんやりしてるのか自分)興味深い。
「女がいるんでしょ」の練習シーン、チャン夫人はイエスという答えを誰から聞いた気になって涙が出たのかな。
他にも「子供は誰の子?」とか「最後までプラトニックだった?否ならいつから?」なありがちな邪推が止まりません。悶々。ずっとしていたいとも思える悶々。


映像の色彩も素敵だったし、音楽も好き〜。
濃い上等のお茶を飲んでいるような心地よさに浸れたよ。
(アマゾンでは“何年も寝かせた芳醇な銘酒”に例えてる人もいたなあ)
鑑賞1回目とか2回目以上にわけわかんなかったけどとりあえず酔いしれられたもの。
回数を重ねるたびに味わい深くなるんだろうなあと思います。
またあのラスト観たい…

音楽、特に『夢二のテーマ』秀逸!
2人が出会うといつもこの曲が流れて、メランコリックな気持ちになる。
そしてこの関係が決して胸を張れるものではない、ということを忘れさせてくれない。
早速サントラ借りてきた!明日は通勤時からメランコリーです(いいのか?)
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女帝[エンペラー]

►2007/06/06 

夜宴
フォン・シャオガン 監督
2006年 中国 131min

シネフロント
245s SRD/SRD-EX


憎しみにくちづけ、愛に刺しちがえる。


五代十国時代、皇帝の弟・リー(グォ・ヨウ)が兄を殺し帝位を奪い、皇太子ウールアン(ダニエル・ウー)をも抹殺しようとしていた。夫を殺された皇后ワン(チャン・ツィイー)は、秘かに心寄せていた義理の息子であるウールアンと己の身を守るため、新帝リーとの結婚に同意する。静かに復讐の炎は燃え上がり、時が満ちるのを待っていた。


キャッチコピーと、あらすじと。もうすっごいわくわくわくしてたんですよ。

んー、と、
ワイヤーアクションはもういいです。
最初のアクションシーンで(´д`)エーと思いつつも「まあ、ショーとしては見ごたえあるかな」ということにしてたんですがもういいよ。
アクションではなく、心理劇が観たかったの!どろっどろの!!
復讐譚て難しいのね。

皇太子がばかな子に見えたさ(苦笑)
最大の敵、憎くて憎くて卑劣なはずのリーが一番死に際かっこよかったのはなぜ。

ていうかリーはワンと皇太子の会話聞いてるようで聞いてなかったんですかね。んー。

チャン・ツィイーはじめビジュアルは綺麗だったけど、個人的に『HERO』や『LOVERS』ぐらい彩度あるほうが景気よくて好きなのでちょっと渋すぎたかなぁと思わなくもないです。
花風呂はいいと思います(・∀・)ちょっとアジエンスのCMくさかったけど。

あ、あと内侍監がカマくさかった気がします。


本作品は『ハムレット』の翻案ということですが読んだことないのでコメント不能。
やっぱり古典は読んでおかないとだめね…!
こういうとき、より楽しめますもんね〜。

最後にあの人を刺したのは誰、もしくは何なのでしょうね…?


あ、チャン・ツィイーの冷酷っぷりよかったyo!
もっと観たかったです…全編そんな感じでよろしくだったんだけどな。

たとえばさ とネタバレ含むので隠すよ

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「私はお前の心を温めたではないか」に「火傷しすぎたの」ではなく
「おめでたい方ね」と返して欲しかったとかそんな感じです(鬼ですか)。
ここでちょっとだけリーを愛してしまったようにもとれたんですが、最後ウールアンに「あなたのワンよ」とも言ってるしね。よくわからん。
「久しぶりにワンと呼ばれた」てところ素敵でした。
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時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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