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映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

►2008/06/01 

相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
和泉聖治 監督
2008年 日本 117min

CINECITTA' CINE4
290s SRD/DTS/SRD-EX


ニュースキャスターが殺された上テレビ塔から吊るされるという事件が発生した。ほどなく衆議院議員片山雛子(木村佳乃)が脅迫され、特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が護衛に命ぜられる。爆弾で狙われた片山議員だったが特命係の活躍により無事に海外視察へ出立した。一見無関係な二つの事件だったが、右京は同一人物の犯行だと睨む。


次々と二転三転する状況に頭が翻弄されてハラハラドキドキしっぱなし。面白かったですー。
ただ終了後、「中々終わらなかったね」ていうのにも同意(笑)
解決したと思ったら次なる謎というか闇が出て来て。
そこがもちろんワクワクする場所ではあるんだけど多くてね。

水谷豊はかっこいいなあ。
小野田さん(岸部一徳)との密談シーンは何度観てもいいですね。
ってTVシリーズそんなに観ちゃいないんですけどね。
片山雛子せんせいもステキだ。
TV流し見してたとき、たまたま雛子が部下に自殺を暗に指示するシーンがありまして、それがめちゃくちゃ怖かったなあ…


以下はネタバレ

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重いなー。
犯行動機となる事件が、実際の事件をモデルにしたどころの話じゃないぐらいまんまで、これスムーズに製作できたのかなあと妙に勘ぐってしまった。
あまりにもスムーズにいってもそれはそれで問題な気もする。
当時もすごい重い気持ちになったんだよな。

自己責任ていう部分はもちろんあるけども、それは迷惑かけたことに対するあらゆる方面への謝罪だとか、莫大な費用を全額とはいかないまでも一生かけて返済するだとか、とにかく救助後に問われるものだと思うのです。
返済するため生涯ギリギリの生活だとかはそらしょうがない。
助けることない、てちらりそう考えてしまうのは無理ないけれど、それを盾にして国が何もやらないのはおかしいでしょう(水面下で何かやってたのかもしれないけど)。
家族とかがどうにか出来ることならともかく。
自己責任って言った時点で結果は決まってしまうんだからさ。

って、いかにもうざい文になってしまったわ…
もうちょっと賢くなっていかないといけないなあって自戒(いろんな意味で)

風化させることも罪と今回映画を観たことによってはっとした。
いちいち覚えてたら生きていけないてのも正しいと思うけど。
あ、あと映画観てると本当に日本全体で人を殺したんだなあという気持ちにさせられる。
このへんは描き方に因るところも多いと思いたい。
でも、当時映画のような世論というか報道になっていたのはまぎれもない事実。


右京さんが顔をぶるぶる震わせて、御厨さん(平幹二朗)あたりに怒ると思ってたけど今回あの怒りはなしでしたね。
Sファイル公開という解決?の段階までいくのって珍しい気がする。って前述の通りあまり観たことないんだけどさ。
雛子がどういうつもりでファイルを公開したのかはいまいちわからないけれど、あれでまだ救われた気持ち。
本当に父親の鎮魂なのでしょうか。

そういえば、右京さんの紅茶の入れ方って正しいのかしらん。高い位置からじょぼぼぼって。
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寝ずの番

►2008/05/25 

寝ずの番
マキノ雅彦 監督
2006年 日本 110min

臨終の時を迎えていた上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴(長門裕之)。最後にしたいことはないかと橋太(中井貴一)ら弟子たちに尋ねられ、願いをつぶやく。“悲願”が達せられた直後、彼は息を引き取った。橋鶴の通夜の席で橋太たちは故人の思い出話に花を咲かせる。


いやーなんて不謹慎な映画だろうw
死と下ネタの崇高なコラボレーション。死もネタ(全然うまいこといえてないよ)。
ぼそぼそ喋るなよ聞こえにくいよーと思ってボリューム上げると突然大声でHARENCHIに歌い上げるので油断なりません。
1人で気まずい思い。音漏れてたかしら…

でも死者を笑顔で送るって素敵なことですよね。
まあ程度とか方向をこの映画と同じように是非!とは言わないけれど。
「自分は通夜通、残念なのは自分の通夜に出られないこと」ていうのが、笑い話ではあるんですがちょっとしみじみしてしまった。


ネタバレか微妙なところですが用心深く、隠します

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・遺影の顔デカ!!
・「5秒でネクタイ締めれるじゃないですか」
・カンカン…目が半開きだよォ!(((゚д゚;)))
・「昭和史を彩るゲンのなさ」
・左ストレート+「サー!」

以上、不覚にも爆笑ポイントでした。


喪服に白いエプロンor割烹着、裏方でのおしゃべりしつつの準備、三味線…
落語家の嫁たちに憧れ?めいたうふふな思い。なんかいいなあ。
自分にないものへの憧れでしょうか。
一応現代劇なのに少し懐古趣味なものを感じてしまった。
嫁入りの予定は未定ですけど(…)しなきゃいかんな花嫁修業。


中井貴一かっこいいな…
今まで彼の出演作はミキプルーンしか観たことなかった気がしますが。
すました顔してカオリちゃんとの思い出語るところもお腹よじれるかと思った。
カオリちゃんの方がいい!て意見じゃなくて本当によかった。

彼以外にもキャストとてつもなく豪華ですよね。
木村佳乃の茂子もよかったし、橋鶴の願いに対して妙にやる気の志津子ねえさん(富司純子)も素敵。
…と挙げていけばきりがないですが、とにかく橋鶴・橋弥(岸部一徳)親子が素晴らしかった!!
画面に映ってるだけで面白いなんて反則です。
方言も味になってた。

最後、社長(堺正章)も死んでしまうのかと思った。
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陽炎座

►2008/03/30 

陽炎座
鈴木清順 監督
1981年 日本 139min

三度びお会いして、四度目の逢瀬は恋になります。死なねばなりません。
それでもお会いしたいと思うのです。


1926年、東京。新派の劇作家・松崎春狐(松田優作)は奇妙な美女品子(大楠道代)と知り合う。偶然は続き三度目の逢瀬の後にそのことをパトロンである玉脇(中村嘉葎雄)に打ち明ける松崎だが、玉脇家の一室が品子と会った部屋に酷似していることに気付く。数日後、松崎は玉脇の家内と名乗る、品子と瓜二つの女イネ(楠田枝里子)と出会う。しかし玉脇によればイネは先日息を引き取ったという。それはちょうど松崎とイネが会う直前だった。


案の定、摩訶不思議…
『夢二』より、わけわからん度高いかも。
長めだし正直つらい部分もありました。


でもやはり印象的なシーン多いし女の人は綺麗。
着物を含め鮮やかな色彩は目を見張るものがあります。

加賀まり子、楠田枝里子なんて今の姿しか知らなかったからかなり驚いた!
イレーネの時の碧眼が人形のガラス眼のようで怖い。
あえてなのか当時の技術の問題なのか…


冒頭の品子の奇々怪々さ、イネとのコインのような関係の描写が好き。
少し百合くさいけどね。

原作:泉鏡花かあ。ほとんど読んだことないけどとっても納得。
夢と現を行き来していつの間にか魂吸われてたという感じですな。

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亀は意外と速く泳ぐ

►2008/03/23 

亀は意外と速く泳ぐ
三木聡 監督
2005年 日本 90min

片倉スズメ(上野樹里)はごくごく平凡な主婦。夫が単身赴任中である現在はペットの亀に餌をやるぐらいしかすることのない日々。平々凡々な生活と自分に嫌気がさしていたスズメはある日「スパイ募集」の貼紙を発見、思わず志願。事務所を訪れてみると某国のスパイを名乗るシズオ(岩松了)とエツコ(ふせえり)に「スパイにふさわしい平凡さ」と絶賛され、晴れてスパイとなることに。当面の指令は「具体的な動きがあるまで平凡にしていること」。しかしいざ実行しようとするとこれが難しく…


いやー…ゆるい。
いやゆるくならないわけがないとは思ってたけど。

小ネタは意外となかったなあ。
あ、ここでの小ネタというのは「多め亭」の」メニューのような小ネタね。
本作における小ネタというのはみんな主張している、というかスズメによって言及されており、それもいいけど私は自力で気付かなきゃいけない小ネタも好きなので。
三木監督は時を経て、小ネタのさりげなさの美学を見出したのだろうか…なんて。

キャストがそうそうたるメンバー。キャナメww
伊武雅刀×嶋田久作の公安体操なんて夢のような映像よね。
ちりとてちんの父ちゃん(松重豊)もそこそこラーメンなんて作ってる場合じゃないだろう!みたいな。


そんなラーメン屋の最後のラーメンとか、ラストでうっかりしんみりしてしまった。不覚!
意識して平凡に暮らす、というのがおかしかった。
スパイをすることになったスズメに声で「何かいいことあった?」て聞いてくれる旦那とか、愛を感じるさりげない喜びの瞬間では。
適当に観て、適当に笑って、適当にしんみり。する分にはいい作品じゃないでしょうか。

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犬神家の一族

►2008/02/18 

犬神家の一族
市川崑 監督
2006年 日本 135min

信州の富豪・犬神佐兵衛(仲代達矢)が莫大な財産を残しこの世を去った。佐兵衛には腹違いの3人の娘(富司純子、松坂慶子、萬田久子)がいたが、財産はすべて佐兵衛の恩人の孫娘・珠世(松嶋菜々子)に譲渡すると遺言状に書かれていた。犬神家の顧問弁護士古館(中村敦夫)の助手・若林(嶋田豪)は何かが起こる気配を察知、探偵の金田一耕助を呼び寄せる。しかし金田一が信州入りする直前、若林は殺されてしまう。


小説、映画、ドラマ…
金田一に触れるのは実は初めて。
どうせなら昔のやつかトヨエツで触れたかったな〜。
フケ多いな〜。


松嶋菜々子はやっぱり綺麗ね。
“珠世”て名前も素敵です。
わりと本気で将来子供に名づけたい名前ランキング上位なんですけど、これにあやかるのは縁起悪いよね…(どうでもいい)
どうでもいいつながりでもうひとつ、どうして珠世さんはみんなが喪服着てるときも一人綺麗なお着物着ていらっしゃるのでしょうか…

深キョンはかわいいなあ。
でもどう見ても平成の娘さんだなあ。

大滝秀治が出てくると、いつ「つまらん!お前の話はつまらん!」て言い出すんだろうとドキドキしてしまう私はおかしいですか?


不気味な感じとかいかにもな設定は結構好み。
三姉妹が美しく凄まじい。

昭和20年代のお上品な人々が登場人物のせいか、舞台仕様、というか若干仰々しい感じの演技をする人が多い気がした。
作品のカラーに合ってるっちゃ合ってるのでそんなに違和感はなかったですけど。

事件の構成、というかミステリー部分自体は今となってはオーソドックスですな。
犯人の行く末なんて王道だし。かっこよいこわい。
おどろおどろしい雰囲気を楽しむ映画だね。

それにしても呪われた一族です…
じいさんももうちょっと事が穏便に進む遺言書けばいいのにね。

原作はさらにもう一秘密あるとかでまた気になりますね。
ってWikipediaでネタバレ読んじゃったんですけどよ orz
あ、『TRICK』で犬神家のパロディあったよね。また観たいなあ。



超なんとなく画像

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なにかひとこと(ツッコミ含)
いただけたらうれしいです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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