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映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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暗くなるまで待って

►2008/05/20 

Wait Until Dark
テレンス・ヤング 監督
1967年 アメリカ 109min

スージー(オードリー・ヘップバーン)の夫サム(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)が押し付けられるように預かってきた人形にはヘロインが隠されていた。人形を追う組織のリーダー・ロート(アラン・アーキン)はマイク(リチャード・クレンナ)、カルリーノ(ジャック・ウェストン)と共にスージーたちの部屋を家捜ししている最中、スージーが盲目であることを知る。彼らは一芝居打って人形を手中に収めようとするが…


おまえら人の家なんだと思ってるんだ!て感じですよね(そこ?)
何の落ち度もない夫婦が犯罪に巻き込まれるというところにまず恐怖を感じてしまった。
「私たちが何をしたっていうの!」 まったくだ(ノд`)


以下はロートの前髪ぱっつんが気になって仕方がなかった気持ちを抑えてネタバレ

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部屋の様子はわからないけれど何かがいつもと違う、と感じずにはいられないというのは恐怖もだけど相当気持ち悪いことだよなあ。
招かれざる客がいなくたって神経参ってしまいそう。
3人の犯罪者は殺人やヘロインと同様、1人の婦人を翻弄したことにも罪悪感をもっていただきたい(死んでるけど)。
リサ(サマンサ・ジョーンズ)の死体がバーンと存在感を放つ中カバンを選ぶスージーの画にとてもぞくぞくした。


次なるぞくぞくポイントはマイクに電話したあとの2コールだな。
わかっちゃいるのにものすごい恐怖だった。
見えない鎖とナイフにがんじがらめにされているような絶望、そんなスージーにもハラハラ。

ていうか、スージーとグロリア(ジュリー・ヘロッド)は険悪な関係なのかと思ってたよw
全然頼りになる子じゃないか、グロリア。
といいつつ、このままグロリア大活躍で終わるのもなあ…と思っていたら期待に沿うようにピンチ襲来。
スージーが電球破壊していくところはアドレナリン大放出だった。
決戦で時々真っ暗になるところはドキドキしますね。


マイクのあきらめっぷりはサスペンスにあるまじき行為だけど、スージーに対する敬意が清々しくてよかったでございます。
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テーマ : サスペンス - ジャンル : 映画

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ハンティング・パーティ

►2008/05/13 

The Hunting Party
リチャード・シェパード 監督
2007年 アメリカ 103min

CINECITTA' CINE2
129s SRD/DTS


ベテランカメラマンとしてNYで活躍しているダック(テレンス・ハワード)はレポーターのサイモン(リチャード・ギア)と再会する。二人はかつて共に戦火をくぐり、伝説的なレポートを送り続けていたパートナーだった。サイモンはダックに特ダネと称し戦争犯罪人フォックス(リュボミール・ケレケス)の情報をちらつかせる。そこにTV局副社長の息子ベン(ジェシー・アイゼンバーグ)も飛び込み、3人はフォックスを追うこととなった。


なんだか映画観るの久しぶり…今月初めてだもんなあ。
とりあえず寝なくてよかった。

マルヤナがダイアン・クルーガーだったことエンドロール観るまで気付かなかった私。
どうりで(無駄に)綺麗な人だなーと思ったわけだ。


『大いなる陰謀』同様、やりきれないものを感じるのは扱っているもののせいですね。
そういうものなのか、男たちのスリリングな珍道中(←?)をワクワクドキドキして観るものなのかいまいちわかりかねました。
まあ楽しく観られたかな。


以下、ネタバレ

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ビビリなので斧で殺されそうになるシーンは怖かった…!
サイモンは(キャスティング的に)死ぬわけないだろと思っていたけど、ベンに対してはそれほどとの自信が持てなかったので思わず目をつぶってしまったり。


微妙にもやもやを感じる箇所もいくつかあったものの、フォックスを捕らえられてよかった、と素直に思った。
あそこで捕らえることは出来ても無傷で脱出することなんか出来ないんじゃ…と思ったら負けよね、うん。
その後の処置も滑稽かつよかったのではないかなと思う。
少なくとも私にはあれより良案は思いつかないです。
でもそれって問題なんだよな。
悪いことをした人間を捕らえて然るべき刑罰を加える、という単純なシステムがなぜ機能しないのか。悔しいな。

本当、飛行場で「走れ!」で終わられたらどうしようとヒヤヒヤしましたw
その方がいい、捕物帳は蛇足て意見もありそうだけど、そうなったらどんな青春ものだよとつっこまずにはいられない。


月並みな意見だけど、本当戦争ってなんなんだろうなー。
フォックスは凶悪犯との認識が強いけれど、何らかの彼なりの信念ていうものがあるんだろうし。
力ない人を殺してまで貫く信念てどんなものなのかとかよくわからない。
映画の感想という他愛ないことでも、文章を発信するって自分の薄さをさらけだすことですね…今更だけど。

マスコミの功罪というのもテーマの一つですね。ちょっとだけ考えてしまう。
メディアリテラシーを豊かにしていかないといけないなあ。
ラストの事実?の列挙がもしかしたら一番面白かったかもしれない。
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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大いなる陰謀

►2008/04/26 

Lions for Lambs
ロバート・レッドフォード 監督
2007年 アメリカ 92min

CINECITTA' CINE2
129s SRD/DTS


ベテランジャーナリストのジャーニン・ロス(メリル・ストリープ)は、未来の大統領候補と目される上院議員アーヴィング(トム・クルーズ)から対テロ戦争の新作戦についてリークを受ける。その作戦はたった今始まったばかりだという。同じ時刻、カリフォルニア大学では歴史学のマレー教授(ロバート・レッドフォード)と優秀にも関わらず勉学がおろそかになっている学生トッド(アンドリュー・ガーフィールド)とが話をしていた。話題となっていたのはマレー教授の教え子だった2人の志願兵(マイケル・ペーニャ、デレル・ルーク)。2人はその頃戦いの最前線へと赴いていた。


おもろいイメージがつきまとうトム・クルーズですが、実は彼の作品を観たことがなかった私。
というわけで先入観は全て捨てて、一度ちゃんと観ようということでの鑑賞です。
その辺に関しては全然問題なく観られました。

が、寝落ち。

不覚…映画館で寝るのは『ダ・ヴィンチ・コード』に次いで2度目です。
そんなに長い時間ではなかったと思いたいんだけど、見事にさっぱりわけわからなくなっておりました。


ので、以下は話半分に読んでください。
たいしてネタバレしてません(できません)

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3つの舞台が交錯するわけでもなく収束するわけでもなく、最後まで独立したまま終わっていたので登場人物たちの温度差も変わらぬまま。
そのせいかドラマというよりはドキュメントとかニュース番組を観ている感覚にさせた。

彼らの言うことはそれぞれある程度の説得力を感じるのでどれが正しいとも言えず、やりきれなさを感じた。
冷めた学生というトッドの立場が今の自分は近いかなあ。
いけないと思う部分と、でも実感がないし結局生活するうえではこうなっちゃうんだよっていう開き直りの部分と。
誰もが加害者だな、とぼんやりとした意識の中で思いました。


ただ、それぞれの意見とか立場はそう目新しいものではないし、上記のように3場面最後まで独立し通し、お互いに触発したりされたりするわけでもないので「だから?」と思わなくもない。
温度差や不毛さだけを感じながら一筋の希望もなく終わっていたのが後味よくないかなー。
タイトルとかからミステリーサスペンス・ちょいアクションありみたいなのを無意識に期待していたようなので、肩透かし食らった気はする。
リアルさを失ってでももう少しトリッキーな部分とかあってもよかったんじゃないかな。

3場面のうち2場面は密室ミステリーてわけでもないのに座ったままの対話が延々続く。
ので別に映画じゃなくてもよかったんじゃないかしら。
小説で書かれていそうなことをいっぱいしゃべっていたなあ、という印象。


結局初トム様はベスト姿がかっこよかったです。
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1000日のアン

►2008/04/15 

Anne of the Thousand Days
チャールズ・ジャロット 監督
1969年 アメリカ 145min

1526年、イングランドのヘンリー8世(リチャード・バートン)は舞踏会で美しい娘アン・ブリン(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)を見初める。自分の愛人になるよう迫るが、左遷された婚約者(テレンス・ウィルトン)と王に身を任せ捨てられた姉メアリー(ヴァレリー・ギャロン)を見ていたアンは断固として従わない。長い攻防は続き、ついにアンは自分を王妃にするなら彼に従うとヘンリーに要求。そのためには王は正妻である王妃キャサリン(イレーネ・パパス)と離婚しなければならない。それは教会、スペイン、あらゆるものを敵に回す行為だった。



ナタリー・ポートマンの『The Other Boleyn Girl』の予習として観てみました。
アン・ブーリンはエリザベス1世のママンてことぐらいしか知らないからね…
そんな私でもとっても面白く観られました。

いやー、とにかく、凄まじい。
国は王の所有物なのね、とつくづく。
この時代に生まれてこなくてよかった…!


以下はネタバレ?か微妙ですが長いので隠します

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ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドがすごく可愛らしかった。
こんな人からエリザベスが生まれるのかしらと思ったほど。
今振り返ればとんでもない思い違いだった。

最初から気は強めだったけどどんどん強くしたたかに、孟母になっていったね。怖いよ。
言葉の切っ先が鋭かった。と思う。
女児を産んだことに対して「失敗だった」とまず言ったのはショッキングだった。
その後の母として娘を抱き微笑む図にはほっとしたけれど。
あと姉メアリーを指して pregnant foolish sister と言ってのけたり。
ヘンリー王も Spanish cow (キャサリン王妃を指してる)とか言うのでドキッとしてしまいますが。
いや、間違ってても私の耳が腐ってるだけだから笑って許して。嘲笑で。


蜜月終了後の舞踏会のシーンは、冒頭をもう一度観ているほどのリピートっぷりで痛々しい。
「人殺しも離婚も一度やれば同じこと」に妙に納得してしまった。

その荒技離婚のくだりも現代の感覚で見るとすごいよなあ。
普通に考えておかしいだろと全員が考えていながらの議会…
強引なわりにアンとの約束は守ろうとするヘンリー、純情なのかなんなのか。
法やら何やらが一人歩きして、王本人ですら手におえない権力なんだろうな王位って。


そして二人の恋はまるで闘い。
糖度なんて(あまり)ない。意地のぶつかり合いのようだった。
最後の二人のシーン、自分の妄念にとらわれたヘンリー8世がとてもよかったです。
対して一度は応えつつもすぐ突き放して彼に爪痕…彼女の印とでも言わんばかりに傷をつけるアンの豪傑さ。
執念のような二人の想いの衝突には目が釘付けでした。
「エリザベスを女王に!」語気にはもちろん、以降の史実を知っている分ずずんと圧倒されました。


ところでメアリーは地味〜でしたね。
Boleyn〜のスカーレット・メアリーは今回のギャロン・メアリーとは完全別人なんだろうな。
Wikipediaによるとアン→黒髪・色黒・小柄・痩せ型、メアリー→金髪・色白・豊満、らしいのでBoleyn〜の方が近そうです。
アンは今回のジュヌヴィエーヴにナタリーの面影をほんの少し感じることが数回あったので期待大。
トレーラー観る限りでも好みにかなりはまっていそうです。ああ楽しみ!

さすがにビデオスルーはないよね…?
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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バンテージ・ポイント

►2008/04/11 

Vantage Point
ピート・トラヴィス 監督
2008年 アメリカ 90min

CINECITTA' CINE1
107s SRD/DTS


スペインのサラマンカにて(ウィリアム・ハート)アシュトン米大統領を護衛中のバーンズ(デニス・クエイド)。演説を始めるその瞬間、彼の目の前で大統領は狙撃された。次の瞬間には演壇が爆破され会場は大パニックに。バーンズは怪しい男エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)を捕獲するも逃亡されてしまう。それを旅行者のハワード(フォレスト・ウィテカー)が追う。ハワードのカメラには事件の一部始終が収められていた。


超面白かったす。
なぜか“いろいろな立場の目撃者の証言を照合→矛盾点発生→誰かが嘘をついている!→犯人の一味が中に!!”な展開を予想、室内で推理する頭脳派ストーリーかと思っていたら、うん、全然違ったね。
純然たるアクションと言っていいかしら。
それでも私の脳はフル回転でしたけれど。


以下たいしたバレではないネタバレ

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全く息をつく暇がなく、90分駆け抜けた感じ。
異なる視点から何度も事件の瞬間が描写されるんですが、新しい視点のドラマが展開される度に前の部分での謎・不自然に感じていた点が次々と解明されて閃きのような快感を覚える。
その繰り返しなのでとっても観応えというか満足感。
頭が常にいい具合に混乱して、翻弄されて観終わったあとはくったりしました。


その反面、登場人物への感情移入は難しいかな。
それぞれの人物達の映画に出ていない部分のドラマはちらちら垣間見られるんだけど思いをはせる段階にまではいきませんね。
まあそういう種類の作品じゃないし、ストーリーを追うので脳がいっぱいいっぱいなので全然問題はないです。
あ、バーンズと大統領の男の友情〜めいたものには少しほっこりさせられた。
親子愛とかもね。

どうでもいいこと:
銃(セミオート)これだけの死闘をしても表に出てくる・捕まる・死ぬのは末端(だろう)の人間だけで、黒幕的人物はかけらも出てこないのが怖いな。
 現実もそうなんだろうなあ。
 「末端て?」が最期の言葉なんてセツナス。

銃(セミオート)人混みでアイス食わせんなよ(そこか)
 最初あのカメ小ハワードにくっつけちゃったのかと勘違い。
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テーマ : 洋画 - ジャンル : 映画

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I n f o

映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
なにかひとこと(ツッコミ含)
いただけたらうれしいです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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