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映画とか本とかの感想をぺちゃぺちゃ書いておくところです
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コロー 光と追憶の変奏曲

►2008/06/24 

コロー 光と追憶の変奏曲
国立西洋美術館

コローさんて方を全く知らなかったのでポスターから勝手に人物画の巨匠とかかと思ってました。
風景画の権威?なんですね。

全体的に褪せたようなというかセピアっぽい色使いで、黄昏時の画家って感じ。
温かく柔らかなイメージでした。
『ヴィル=ダヴレー』て絵が好きでした。これは全然黄昏ではないけど。
ヴィル=ダヴレーを描いたのはいっぱいあるようなのでこれだけだと特定できねえよかもしれませんが…作品番号が多分31番のやつです。このへんからご覧ください
深い緑と大きなサイズで本当に森の中にいるような気になる。
このへんからご覧くださいとか書いといてなんなんですが実物とモニターじゃ相当違うなあ。

コローに影響を受けた画家の作品も並べてあるのが面白かったです。
アルフレッド・シスレー『アルジャントゥイユの大通り』、アンドレ・ドラン『アミアン』が影響云々関係なく好き。


でも、やっぱり人物画のほうが私には魅力的だったな。
特にポスターにもなってる『真珠の女』は本家モナリザより美人で好きかも。
すんなりした指がよいです。
額の花冠?の影を真珠と間違えたからこの名を付けられたってそれでいいのかよって感じですが。
その人物が(ハエと間違えた)私じゃなくて良かったね!

あと『エデ』もよかったな。まずタイトルで惹かれたんだけど(笑)
なんでポストカードなかったんだろう…(´・ω・`)

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薔薇空間

►2008/06/10 

ルドゥーテ生誕250年記念 薔薇空間 ―宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々
Bunkamura ザ・ミュージアム

私薔薇って漢字で書けますよ!えっへん!(ウザ
結構混んでました。
客層もマダムが主かと思いきや若い人とリーマンが多かったなあ。時間帯のせいかな。

内装凝ってる気がしたけれどプロジェクター丸出しだとかもう一歩な感じでした(苦笑)
バラの香りが漂ってるのはとてもよかったです。
ダマスク・クラシック&モダン、スパイシー、ティーと微妙に違う4種がどれもきつく漂うことはなくお上品でした。


今回のメインはサブタイトルにも冠されているピエール=ジョゼフ・ルドゥーテという、マリー・アントワネットやナポレオン皇妃ジョセフィーヌのもとでお仕事していたすごい画家さん。
彼による『バラ図譜』という本に収載されている銅版画たちがぎっしり展示されています。

観るその時まで銅版画なんてわからなくて、というか観てからも言われなきゃわからなくてどびっくりです。
なんて繊細!!
花びらというより薄様の布を重ねたような質感。
触ったらさらさら、ふわふわしてそう。

赤いバラのグラデーションはもちろん綺麗だし、黄色も可愛い。
白も浮かび上がる清楚さに威厳さえ感じる。
そんな単色バラたちもよかったけれど、しぼり柄の縦に縞の入ったようなのも可愛かったなあ。
苺のマーブルアイスみたいだった。


図譜というだけあって多くの品種を網羅しているので、一点一点似て非なるバラばかり。
花弁やら花序やら、茎、葉の形や量、棘とほへーこんなにあるんですねと素直に驚きです。
ききバラ、まったく出来る気がしないけれど。
もう現在は存在しない品種とか、○○家の紋章はおそらくこのバラ、とかロマン輝きますね!

一番びっくらこいたのはプロリフェラ咲きという花の中から花が咲く現象。
これ含めて、花ってよく見ると綺麗な反面グロテスクですね。


ルドゥーテの他にはアルフレッド・パーソンズのリトグラフ、二口義雄の水彩画がありました。
このお二方はルドゥーテより輪郭が強くて色みも濃かったです。
個人的な好みはルドゥーテだなあ。幻想的でよろしい。

ラストは齋門冨士男による写真。この方は普段は人物写真を生業としている方みたいです。
サイズでかいし敷き詰められてるしで迫力満点。
絵でもそうだったけれど、やっぱり多弁のが好きだな。
ふわり広がった外側もいいし、ぎゅっとくるくる詰まった中心部も見てて不思議な感覚になる。

絵でも写真でも、黒バラなかったな。これだけ数あるのに。
ぜひ観たかった。
あと、花びらの先が丸まった、いかにもバラ!て感じの上から見るととがってるようなバラがなかったのも少し残念。てこの説明でわかるかしら…



おまけー



太郎が繭劇場に駆けつけてたみたいです→おソース
最初本物だとは思わなかった。10年ぶりぐらいに見たなー。



さわやか。

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オールドノリタケと懐かしの洋食器

►2008/05/27 

世界に誇る和製テーブルウェア オールドノリタケと懐かしの洋食器
東京都庭園美術館

今回も順調にときめき!
でもウットリというよりは、キャー!ぜひ手もとに!というちょっとだけ軽めのノリでした。
重厚なのもたくさんあったのになぜでしょうかしら。
ガラス邪魔ですってぐらい、いつになくガン見してしまった。
繊細さ、金とかふんだんに使った贅沢さに幸せ気分。
レース風の加工してあるやつとかやっぱり好き。

エロ目の鳥と貧相にデフォルメされた龍のお皿が面白かったw
立体的に実を表現したやつも。


今回「ラスター」という金属のような光沢を放つ釉薬を初めて知りました。
微妙なところに説明がありましたけれど。最初に欲しかったぜ…
多彩な魅力があるね。陶磁器というまったく違う質感のものとの組合せが不思議な感じを出していて。
真珠様のラスターってちょっと螺鈿ぽい。

同じ形でも違うデザインを施して全く別物に感じるものだとか、同じ柄を持つ和の茶器セット&洋のティーセットにも、こんなアプローチが!と驚きました。
薔薇モチーフの多様さにもびっくり。

モガっぽい文が入った煙草セットもおしゃれだったなあ。
煙草ケースに描かれた女の子の洋服と、ケースを載せてるお盆の色の合わせ具合が素敵。
説明文にも「(色を合わせているのが)心憎い」と書いてありました。
ツバメをモチーフにした別の展示品の説明ではカッコ書きで「ペンギンに見えなくもない」とか書いてあって、さりげなく主観混ぜちゃってるあたりw


展示品だけでなく建物もよかったです。
日本では建物そのものに味がある美術館てあまり行ったことがないのでセクション間移動するだけでドキドキしてしまった。
入り口、なぜだかラリック美術館を思い出すなあとぼんやりしてたら、なるほどラリック作のガラスレリーフがそこに!

階段とか窓とかも展示品となんとなく雰囲気合ってた。
レースのカーテン越しに見える庭園の薔薇とか…
さすが元宮家の住居。ってさっき知ったんですけどねウフ
昔一回だけ行ったことあるはずなんですけど気持ちいいぐらい記憶がない。
幼少期でなく学生時代のことなのに…

そして庭園はのんびりしつつも時期ですね、蚊柱ゆえにですね、比較的早歩きで。
気持ちよかったんですけどね。

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パリのカフェ展

►2008/05/06 

パリのカフェ展―カフェに集った芸術家たち
渋谷・東急本店

タイトルどおり、たくさんの芸術家たちがたまっていたあんなカフェこんなカフェ展です。
名前だけなら私でも知っている芸術家たちが続々、っていうかぞろぞろ。
こんな人たちが一同に会してたなんてすごいぞパリのカフェ。
しかも展示されていたそんな芸術家たちの写真はマン・レイ撮影。すごいぞパリのカフェ。

それぞれのカフェについての説明のほかにカップとかメニュー(現在のものぽいけど)が展示されていました。
もうかんわいいわあ〜欧州コンプにはたまらない!
ガラスのテーブルウェアっていうんですかね?も繊細でおされ。

ところで現在のメニューらしきものもありましたと書きましたが、ドゥ・マゴというカフェのメニューがありえなかった…一番安いので7ユーロってあなた!


芸術家たちが集まったとか、それ目当てに人が来たとかも面白いな。
世界は、ミーハーたちが、動かしている!と思わなくもない。

貧しい画家からは絵を、詩人からは詩を代金代わりに受け取ったとかちょっといい話。
だけど政治的とか騒がしくなったとかで環境が悪くなると“芸術家たちは○○へ移った”とかいう記述が何回か出てきて、うう、非情な。


当時のカフェの様子を写した写真も見たけれど、結構客がぎゅうぎゅう詰めに座っているショットとかもあってびっくり。
あれじゃくつろげねえよ…
ギャルソンたちを写したのもあって、かわいいおじさまたちにキュン。
ときめいて仕方ないです。
上からいけるページも下のほうにギャルソンのおじさま写っててきゅんとするのでぜひご覧ください。

カフェじゃないけどロートレックが描いたムーラン・ルージュのはじめ、おされポスターも数点観られました。
『ディヴァン・ジャポネ』のタンブラー買ったよ!会社で使うんだ。この間研修中砕けたカップの後継者として!

とりあえずカフェ、というかパリに行きたくなる展覧会でした。誰か連れて行ってください。


「すごい」「かわいい」「おされ」「きゅん」アホ丸出しワードばかりでこの記事構成しちまった…

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モディリアーニ展

►2008/04/27 

あの名作から、知られざる原点まで モディリアーニ展
国立新美術館

そんなに混んでなくてよかった。
年齢層は結構バラエティに富んでいた気がするけど。


プリミティヴィスム、カリアティットと今まで知らなかった彼の世界は興味深かった。
別人の作品みたい。
そこからいかにもモディリアーニ、と私がイメージする絵に移っていく過程をまるっと追えた気がして満足です。

私はやっぱりその「いかにもモディリアーニ」が好きかなー。
女の人、とりわけ妻ジャンヌを描いたものが。
彼のよく使う色…ジャンヌの瞳の色、あのくすんだような色、淡い青磁器のようなあの色がとても好き。
『大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ』、『肩をあらわにしたジャンヌ・エビュテルヌ』、ジャンヌではないけれど『珊瑚の首飾りの女』とか去年素敵だなあと思った絵たちに再会できたのもとても嬉しかった。

ジャンヌ以外の絵では『黒いドレスの女』、『マリー・ローランサン』、『若い娘の肖像』とかが好き。
タッチが違う絵では『嘆きの裸婦』がえもいわれぬ気迫を感じて気に入った。
そうそう、この人の裸婦って(嘆きの〜は除くけど)とてもエロティックだと思いました。
なんというか彩色が生々しい…


びっくりしたのはほとんどの絵が個人蔵だということ。
なんともうらやましいわね。

生まれて初めて美術展で図録を買ってしまいました。
いつも欲しくなるけれど、値段と「どうせ読まないから!」という自分への説得で見送っていたのに…ウフ!

そして心地よい重みを携え、いい陽気の六本木をフンフン歩いていたら「帰りに豆腐(絹)買ってきて」とメールが入り、突如現実に引き戻された一日だったのでした。

そういやモディリアーニ夫妻の映画、全然観れてないや…!

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映画とか本とかについての
つらつらおぼえがきブログです。
なにかひとこと(ツッコミ含)
いただけたらうれしいです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
興味持ったらなんでもこいですが
わりと少女趣味な気がします。

のぞみ: ペーペー/怠慢/逃避癖

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