This Category : 日本文学

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ローマ人の物語Ⅰ ―ローマは一日にして成らず

2011.02.07 *Mon
ローマ人の物語Ⅰ ―ローマは一日にして成らず
塩野七生 著
日本
新潮社

紀元前753年、ロムルスにより建国されたローマ。世襲ではない王政が7代続いたのち共和制へと移行する。優れたポリスから成るギリシアなど周辺国からの刺激を受けながら、ローマは独自の政治を発展させてゆく。


ついに手を出してしまいました。
文章自体は平易で思ったより読みやすくてヨカッタ。
ただ絶対最終巻どころかパート2読む頃には記憶消えてるだろうなすでに消えかけてるからなと前途多難です。
相関図、書くべきだろと思いながらもやらない私。


アイネイアス→ロムルスまでは怪しいものだけど(どこの国もそんなもんだろうけど)その方が楽しいのでよし。
予備知識としてトロイア戦争ダイジェストを見たりしたので知ってる名前出て楽しかったです。
多神教の神様って、ろくでもないね(愛をこめて)!親しみを感じるのは、日本もそうだからかな。

話を本編に戻して、まず王政、世襲じゃないのが画期的ですね。新鮮に思った。
「どのような政体を選ぶかは、どのような生き方を選ぶかにつながるのである」(上・p168)には、ふむふむ。
アテネ、スパルタそしてローマ…わりと近いのに三者三様かなり政治のスタイルが違っていて面白いです。
共和制に際しても、ギリシャ視察に行って、そこでうまくまわっているやり方を真似しないというのもすごい。
とりあえず猿真似してみちゃうよね。この箇所に限らないけどローマ人の考え方ややり方ってすごくユニークだ。

さてつい最近まで分裂してたイメージがあるイタリアですが、すでにローマ連合という形で一見ひとつになっているのね。
これからさらなる繁栄、そして滅亡があるわけで…ドラマチックなはずなのでがんばってついて行きたいと思います。
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CATEGORY : 日本文学
THEME : 歴史小説 / GENRE : 小説・文学
DATE : 2011/02/07 (Mon)
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黒蜥蜴

2010.04.15 *Thu
黒蜥蜴
三島由紀夫 著
江戸川乱歩 原作
日本
学習研究社

小説(原作)
映画

追われているつもりで追っているのか
 追っているつもりで追われているのか


宝石商・岩瀬庄兵衛のもとへ“黒蜥蜴”と名乗る賊から一人娘早苗の誘拐をほのめかす脅迫状が届くようになる。直ちに岩瀬は名探偵・明智小五郎に娘の護衛を依頼する。黒蜥蜴の目的が岩瀬の所有するダイヤモンド“エジプトの星”だと踏む明智は社交界の華と名高い緑川夫人と出会う。


原作がいまいち『仮面舞踏会』じゃなかったので戯曲も読んじゃおうの巻。
この人の紡ぐ文章、やっぱりうっとりします。酩酊作用あるよね。

ついつい引用したくなる文章が多いけど、有名と思われる上記の「追われているつもりで~」のところ、ここシーン全体が素敵ね!
舞台観てみたいです。
でも口絵の美輪さま、高嶋明智版だとやはり妖怪印象ばかり強い感じ。
口絵ラストの昭和の頃はとーっても美しいのだけど。
映画版の映像も美人。



以下ネタバレかも
CATEGORY : 日本文学
THEME : 読書メモ / GENRE : 本・雑誌
DATE : 2010/04/15 (Thu)
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黒蜥蜴

2010.03.30 *Tue
黒蜥蜴
江戸川乱歩 著
日本
角川書店

戯曲
映画

宝石商・岩瀬庄兵衛のもとへ“黒蜥蜴”と名乗る賊から一人娘早苗の誘拐をほのめかす脅迫状が届くようになる。直ちに岩瀬は名探偵・明智小五郎に娘の護衛を依頼する。黒蜥蜴の目的が岩瀬の所有するダイヤモンド“エジプトの星”だと踏む明智は社交界の華と名高い緑川夫人と出会う。


バンクーバー・世界選手権で真央ちゃんスゲー!→『仮面舞踏会』やっぱりいいなあ→美輪さまの舞台で使われているのね→原作読んだろか
な、流れで読んでみました。流れになってない気がしなくもない。


乱歩は短編集を一度読んだきりだけど、その時受けた衝撃の気持ち悪さ(褒め言葉)を期待するとちょっと肩透かしかも。
トリックも「子供だましをのうのうとやってのける」とあるように、これ実際出来るんですかいレベルはコナン並み(笑)
そして緊迫のはずの初対決も「いやいや2人もチェックの段階で講釈たれすぎだぜ!キング手にしてからえばりたまえよ」とつっこまずにはいられず、かっこよさはあまり堪能できませんでした。

その後まあミステリというより冒険ものみたいね~と思いながら読んで、通天閣の明智さんカコイイと少し思って、夫人が葉子に美術館を案内するところから薄気味悪さキタ━(・∀・)━!という感じ(笑)
やーどうかしてるよこの発想。THE倒錯耽美。
そして うひょーとラストまで駆け抜けたのでありました。


ラスト、夫人かわゆすな。
ただもーうちっと夫人の「社交界の華」な部分も見たかったな。
冒頭は華っていうより単なる見世物にも見えるよ。

とりあえず報告:この作品自体は別に「仮面舞踏会」が合うような気はしませんでした。
CATEGORY : 日本文学
THEME : ミステリ / GENRE : 小説・文学
DATE : 2010/03/30 (Tue)
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雷桜

2010.03.13 *Sat
雷桜
宇江佐真理 著
日本
角川書店

江戸から三日を要する山間に位置する瀬田村で、生後間もない庄屋の一人娘・遊が雷雨の晩に忽然と姿を消した。一家が失意のままに時は過ぎ、遊の二番目の兄・助次郎は江戸へ出、御三卿清水家へ奉公するようになる。ご用人榎戸に目をかけられるようになるが、仕える清水家の当主・斉道は心の病を抱え、屋敷の内外で狼藉を繰り返していた。奉公を続けるか迷う助次郎は、瀬田村から江戸へと戻る途中一人の少女と出会う。その少女こそ彼が生存を信じて疑わなかった妹、遊であった。


桜が悲しく美しいモチーフとしてこのうえなく活きてますね~。
とにかく読んでる間中、桜吹雪にとらわれるイメージが浮かんでくらくらめまいを覚えます。


以下は若干ネタバレでっす
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細雪

2010.03.04 *Thu
細雪
谷崎潤一郎 著
日本
中央公論新社

かつて隆盛を誇った大阪船場の蒔岡家。美しい四姉妹のうち上の鶴子と幸子はすでに結婚しそれぞれの家庭を持っていたが、三女雪子と四女妙子はいまだ独身のままであった。すでに三十路に差し掛かる雪子は美人であるのにもかかわらず妙に縁遠い。加えて妙子は駆け落ち騒ぎを起こすなど事件を起こすこと暇がなく、姉たち―とりわけ次女の幸子・貞之助夫婦をてこずらせていた。


「上方文化を優雅に描いた鮮やかな絵巻物」と聞いていたけどなるほどそのとおり。
谷崎潤一郎はこういう(普通っぽいもの)もお書きになるのね~。


…雪子、優雅ニートいいなあと思ってしまう自分がいやです。
本人もそれなりにつらい思いをしたり、谷崎が彼女に一番女性美を見出してたりするのかもしれないけど読んでてイラッとするのも否めないw
「何も言わないが最後には自分の思い通りにしないと気の済まない女」めーんどくせーー(…)
とりあえず感謝は形にしておかないといつかひどい目にあうよ!と言ってやりたくなっちまいました。

鶴子はあまり出番ないし、妙子は進歩的…が過ぎるのでやっぱり幸子さんに共感というか大変ですねェと思ってしまう。
妹2人、世話かけすぎだぜ~。
貞之助さん優しい…
雪子の見合い相手やら妙子の相手やら男の人もそれなりに数出てくる中、一番マトモで行動力も思いやりもおありになる。
こんな旦那さまほしい。


うーんなんの感想かよくわからなくなってしまいましたが、とても続きが気になるあっけない終わり方でした。
えっここで終わり?みたいな。
雪子の結婚生活がどちらに転ぶかもよくわからないしね~。
にしてもこの時代に行かず後家って今よりもっと肩身狭そうですね。

そんな苦労をしつつも京都への花見やら旧婚旅行やら、分家のセレブ生活は華やかで美しくうらやましく。
一番切なくなったのは幸子の流産~無理を押しての見合いですね。貞之助さんのイライラとあいまって苦しく悔しい(つд`)
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鑑賞頻度はちびちびです。

時代物、欧州とか舞台なのが今のところ好み。
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のぞみ: 怠慢/惰眠/逃避癖




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